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表題作恋愛偏差値回想録

楠井太一、(中学生→)30歳、現場施工者
千鶴和柊、(中学生→)30歳、花屋の社長

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

「十五年前の恋愛、一緒にやりなおそうか」

中学時代の級友たちと久々の同窓会。
昔話に花を咲かせる楠井だったが、ふと思い出してしまう存在がいた。
それは当時付き合っていた千鶴和という同級生。
小柄で笑顔が可愛くて自分にとっては初恋だった。
初めてできた恋人でもあり忘れようとしても忘れられない存在。
一人懐かしむ中、同級生がたまたま
職場で知り合い誘ったのだと千鶴和を連れてきて…!?

期待の新星・しなちゃそデビューコミックス!

作品情報

作品名
恋愛偏差値回想録
著者
しなちゃそ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062908
4.4

(7)

(4)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
31
評価数
7
平均
4.4 / 5
神率
57.1%

レビュー投稿数1

中学時代と現在の交差進行 15年経った恋の再燃にほのかなときめき 

楠井×千鶴和


臆病のゆえに何も成し遂げられなかった
中学時代の恋が、
15年が経過した今、再び訪れる。
ほのかなときめき感が広がる。


30歳の主人公の楠井が同窓会で再会するのは、
中学時代の恋人・千鶴和。
真面目な千鶴和だから、
過去の失敗を取り払うために、
お互いのことを知り合うことから
もう一度恋を始めることを切り出す。という始まり。

中学時代と現在を行き来しながら進行する展開で、
過去のピュアな心と
現在の純粋な気持ちが交錯して、
2人がデートなどの交流を重ねながら、
新たな関係が育まれていく過程に心が躍る。

その中で、
男前で天然だけど、
恋のことになるとちょっとヘタレとなる楠井。
見た目は地味だけど、
当時の純情が、見かけによらず
今の大胆な誘いっぷりになってきた千鶴和。

元々お互いに好きで、今になっても変わらない。
中学時代、楠井の純粋な告白で始まった2人。
楠井の弱気が原因で終わって、
今度は、大人になった千鶴和の成熟した行動が、
楠井の恋心をしっかり揺さぶって、
再び楠井からの素直な告白でリスタートするのが感動的!

エッチもして、
楠井の家族とももでほのぼのとした時間を過ごして
進化した2人の関係に幸せな気分になる。

中学のときに楠井が花と似合うという一言で、
鶴和が花屋になったのが最高に胸キュン!

当時の甘酸っぱい思い出と、
今の成長した感情が交じり合っている
2人の恋の再燃に微かなドキドキが膨らんでいました。

2

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