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その気がなかった香種の花嫁

sonoki ga nakatta koushu no hanayome

  • 電子専門
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あらすじ

中華ファンタジーオメガバース。無自覚香種と貴族の貴種の初恋物語。
裕福な商家の息子、陸青覽は店にやって来た貴族の男、張宏宣に「お前は香種(こうしゅ)の男子だ」と突然告げられ、「発香期が始まれば街中では危険だ」と説得され、宏宣の館に行くことになる。
しかも嫁として? そもそも男なのに嫁なんて無理だろ?
香種を知らない青覧が疑問に思いつつ館に行ってみれば、貴族の生活は驚くことばかり。外出も仕事もしたらダメってつまらない。暇を持て余す青覧に宏宣は楽器や子犬を与えて青覧の機嫌を取る。
そんなある日、観月の宴が開かれて、青覧は庭で貴種と思われるある男と出会うが……。
アルファ=貴種、オメガ=香種、フェロモン=香気、発情期=発香期など中華風に表記しています。
2023年なお書房発行版に番外編を追加したものになります。重複購入にご注意ください。

作品情報

作品名
その気がなかった香種の花嫁
著者
ゆまはなお 
媒体
小説
出版社
クロスフォリオ出版(旧ブリック出版)
レーベル
BLIC-Novels
電子発売日
5

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
10
評価数
2
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数2

可愛くて美しくて楽しい中華ファンタジー

身分差ある二人ですが怖気付くことなく天真爛漫に振る舞う香種の姿がとてもよかったです。素直でサバサバしている一方で可愛らしい一面もあり魅力溢れる香種。貴族である貴種は振り回されながらもすごく楽しそうでどんどん惹かれていくのを感じました。ほんとにお似合いの二人。テンポのよく一気に読み進めました。香種の美しさが目に浮かび二人の仲睦まじい様子が微笑ましかったです。読後感も良く二人のお話をもっと読みたくなりました。

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中華オメガバース、世界観が素敵!!

アルファを貴種、オメガを香種、発情期が発香期など、漢字のオメガバースの雰囲気が素敵でした。
唐くらいの時代設定なのですが、受けの青覧がいかにも庶民で元気でかわいくて、貴族社会に驚く姿がすごくかわいかったです。
攻めの宏宣もかっこよくて、でも青覧に振り回されている雰囲気もあって、楽しく読めました。
宴で出会う皇太子もいい感じの貴種で、もっと絡んで欲しかったです。
二人の結婚後を読みたいので続きがあったらいいなと思いました。

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