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表題作純真にもほどがある!

茅野和明 インポートショップ店長
瀬戸光流 インポートショップマネージャー

その他の収録作品

  • 強情にもほどがある!
  • あとがき

あらすじ

茅野和明は「燃えあがるような恋をしてみたい」が口癖で恋愛依存症。ある日茅野は、共同経営者で幼いころからの友人である瀬戸光流と酔った勢いで関係を持ってしまうのだが、翌朝思わず「なんでおまえなの!?」と叫んでしまう。対して一見冷静な茅野だったが!?

作品情報

作品名
純真にもほどがある!
著者
崎谷はるひ 
イラスト
山田ユギ 
媒体
小説
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
発売日
ISBN
9784835217406
3

(9)

(0)

萌々

(2)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
25
評価数
9
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

崎谷はるひ というより 山田ユギ

茅野と瀬戸は、幼馴染。
自由奔放野性味あふれるモテ男の攻めは
いわゆる“当て馬”タイプの男で
恋愛する相手は、自分をきっかけに【自分以外の男】と本気の恋に落ちていくw
そして、また“当て馬”的な恋愛が終わりを告げたとき。
酒におぼれて目が覚めたら、隣に幼馴染が裸で寝てた!
不覚にも情事の記憶はないw

生真面目で繊細な美人受けとは
一緒にバーと雑貨のショップを経営してるんですよ。
ふたりは職場も住居も一緒。
ずっと家族や兄弟のようなポジションにいた男を抱いてしまった日に
攻めは、はっ!と、気づくわけですよ。
どんだけ自分好みの男が隣にずっといたかを!
でも、どうしていいのかわからないw
“純真にもほどがある!”のは
はたして、受けのことなのか攻めのことなのか?
そのあたりを楽しんで読むといいかもv


そんで、率直な感想・・・
こ・れ・は!
はっきりいって、崎谷さんの本というよりも
ユギさんの本に近いかなぁ~。
崎谷さん、ユギさんに挿絵お願いできるということが念頭にありすぎて
シナリオが、まんま“山田ユギ”っぽいと思うのだが?
面白い面白くないというよりも、崎谷さんの味が薄い。

※ビブロス倒産により、現在この本は文庫版になって
幻冬舎より出版されています。
が!挿絵は、佐々成美さんに変更されております。

2

ガサツな攻めが好きw

崎谷さんの描くガサツな攻めが好きです。
で、そんな攻めにはたいがいクールビューティーな受けが用意されているんですが
そんな180℃性格の違うもの同士が
お互いを受け入れて行くのにたまらなく萌えますw

『純真にもほどがある!』は茅野視点で語られていて
酔っていたとはいえ、20年来の親友に手を出してしまって
しかもそのことをすっかり忘れてしまったという事態に
混乱しつつオタオタしながら
それでも、その行動の根底にあった本心に気付いていくんですが
茅野の混乱具合と、瀬戸の落ち着き具合が対照的で
この先、どうやってこの二人が歩み寄るのか
ワクワクしながら読み進めました。

『強情にもほどがある!』は瀬戸視点。
長年の親友から恋人になったことで
夢を追いかける茅野を支える、という自分の立ち位置が変わってしまって
その事を受け入れられない瀬戸。

守るべき存在だった茅野が
瀬戸への恋愛感情を自覚する事で
瀬戸を守るべき存在だと考えた。。。と瀬戸が思い込んでたのも
瀬戸が居心地の悪さを感じてしまった要因だったんでしょうね。

プライドが邪魔して素直になれない瀬戸と
そんな瀬戸の態度にどう対処していいかわからない茅野の溝は
深まるばかり。。。

そんな、こじれにこじれた二人の関係を修復したのは
茅野の瀬戸に向ける愛情。。。じゃなくて
アツミだった気がするのは私だけではないはずww

何だかんだいって。。。アツミGJ!


この作品は、後に書き下ろしが追加されて文庫化されてますが
この旧版では、イラストを山田ユギさんが担当してます。
ユギさんファンとしては、その辺もポイント高かったかな~。

崎谷さんの、しっとりとした作品も好きですが
こういうコメディタッチの作品も、テンポよくて大好きです!

1

ヘタレわんこ責め?

崎谷はるひさん&山田ユギさん
と、いうことで、1も2もなく、速攻買いました。

でも、今回のこの作品。ヘタレだけれども、
大型わんこ攻め&素直になれない受けということで、
大好物なシチュエーションなはずなんですが、
茅野のはっきりしないヘタレ具合に終始じりじりいらいらさせられました(泣)
酔った勢いで、付き合い20年の親友幼なじみ瀬戸とやっちゃった茅野の
「なんでおまえなのよ!?」って台詞…。しかも、やっちゃうに至るまでの過程を、ほとんど覚えていない。(瀬戸と一緒になって衝撃を受けました。)
なんだよ、それ!あまりにもひどいじゃないかー!
結局の結局は、茅野は瀬戸に無意識メロメロで、
無自覚の自覚につながるんですが、
途中まで、本気でイライラしました。
瀬戸の茅野への愛情も薄めでわかりにくく見えるし…

結局、後編の茅野視点の「強情にもほどがある」で
瀬戸と茅野の小学生時代が紹介され、
なんだ、瀬戸も茅野のことが結構好きなんじゃん!
と、安心しましたが、
ここでも、瀬戸の素直になりきれない様子に
イライラさせられました

好きなシチュエーション、萌えポイント満載、崎谷はるひ&山田ユギというゴールデンコンビにもかかわらず、萌え止まりなのは、ほんとうに惜しいです…。終始じれったくて、押しが今ひとつ足りないんだよなぁ。

でも、相変わらずエロはエロイ…。

0

うーん…

29歳同士、20年来の幼馴染みカップルの恋のお話です。
茅野は、恋してはフラれる恋愛体質。
フラれたショックでお酒に逃避し、朝目覚めたら、親友の瀬戸と同じベッドで裸で寝ていた。
あいまいな記憶を辿ると、切れ切れに蘇る昨夜の記憶。
一夜の過ちだと忘れようとしたけど、そうすればするほど瀬戸が気になって…みたいな話です。

幼馴染みは私の萌えポイントなんだけど、微妙に肩透かしくらった気分です。
なんでかな。
セックスシーンで冷めてしまったっていうのが一番大きいかなぁ。
受が喋りすぎ。しかもセックス経験が少ないのに、相手の劣情を煽るセリフをガンガン吐くから不自然っていうか。
計算してない煽り言葉には萌えますが、「計算してないのにこんだけ言えるのは変じゃないか?」と一度思うと不自然さばかりが目についてもうダメでした。

0

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