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表題作YELLOW(完全版)下

ゴウ
裏家業麻薬横取り屋・ゲイ
タキ
裏家業麻薬横取り屋・ヘテロ

あらすじ

お前の運命に、入り込んでやるからな…!!
ゲイのゴウとヘテロのタキ、二人の裏稼業は麻薬の横取り屋!! ある日“タキの育ての親”と名乗る奴らが現われてから、運命は狂い出す。謎に包まれたタキの過去を知るうち、二人の仲は急接近し、そしてついに……!? 再録を熱望された、貴重な単行本未収録作品をついに公開。強く結ばれた、ゴウ&タキの愛しい日常の風景とは──? さらに立野真琴が最後に語る、グランドフィナーレの後書きは必見。カラーイラストも多数収録した永久保存版、上下巻同時発売。
出版社より

作品情報

作品名
YELLOW(完全版)下
著者
立野真琴 
作画
立野真琴 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
シリーズ
Yellow
発売日
ISBN
9784757733664
4.6

(8)

(6)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
37
評価数
8
平均
4.6 / 5
神率
75%

レビュー投稿数2

かっこいい、しか語彙がなくなる

元のシリーズを紙の単行本で持っていますが、続編と合わせて電子で所有したくて完全版を購入しました。
カラーイラストが多数で眼福です。
さらに、元の単行本にはなかった短編も収録されています。

ゲイのゴウとヘテロのタキ、性癖以外はぴったり息の合った2人でしたが、徐々に、相棒以上の気持ちが芽生えてきたところで、タキの育ての親で訳ありの2人が現れ、周囲の人たちの命に危険が及びそうになります。

身体の関係はないだけでもうすっかり両想い、告白し合っていないだけで恋人同士のような2人が、相棒としてお仕事を続けています。
息の合った仕事ぶりは相変わらずだったのに、タキの育ての親の2人、片方はタキに強い愛情と執着を持っていて、話が一気に緊迫化、きな臭くなります。

切ない展開になりますが、かっこいい要素がたくさん。
謎があるけれど、種明かしされたあとが理解しやすく、わかりやすいのもかっこいいです。
暗号や謎がいちいちかっこいいです。
あれもこれも、どっちもそっちも愛なんだ、と感じさせられるのもかっこいいです。
ゴウとタキのやることなすことかっこいいのです。
上巻よりさらにかっこよく、あでやかに鮮やかに、スマートで情熱的でかっこいい男たちです。

ゴウとタキ、それぞれ愛しているから命を賭けるけれど、その命のかけ方が違います。命を賭けて覚悟をした男たちが再会したときのキスシーンが最高にかっこいいです。

警察が絡んでいるのに超法規的措置が使われて、しかも、それが、「漫画とはいえ、ありえないでしょ」とならない説得力があるのもかっこいいです。

どう考えても危険がいっぱい、かなり危うい状況下で、相手を挑発するゴウも、大事な人たちに危機が迫ってもゴウを信じて行動を共にするタキもかっこいいです。
痺れます。

かっこいい、を連呼してしまいましたが、本当にかっこいいので、おススメです。

0

最後の最後まで、男前

攻・ゴウ(バリバリのゲイ)
受・タキ(ガチガチのヘテロ)
職業・麻薬の横取り屋

謎の部分の多い2人の家業や、ゴウとタキの過去か次第に明らかに。
それぞれの過去と現実が旨く絡み合って、特にタキには色々な変化があります。

タキの育ての親は、実の父親の友人たち。
その一人がタキを愛するあまり「女」になって現われます。
タキがガチガチのヘテロだから、自分が女になれば…と。

タキにとって彼は育ててくれた親のようなもの。
いくら「女」の身体を手に入れたからといって、はいそうですかと恋愛対象に出来るわけは無いのです。
タキがガチガチのヘテロなのって、このあたりも影響してたんじゃないかなぁ?

軽く、飄々と生きているように見えて、実は繊細で臆病なんじゃないかな、タキ。
だからゴウの揺るがない芯に救われたんじゃないかと。

ゴウもタキも腕っ節は強く、決してナヨナヨしてません。
男前同士、対等のコンビが、全てを信頼しあった上でのラブ。
うっとりです。

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