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表題作身代わりなんてお断り!

加々美 悟
天将の双子の弟の同級生,サラリーマン
榎 天将
ウェブデザイナー,双子の弟を溺愛するブラコン

その他の収録作品

  • あとがき
  • 特別特典描き下ろし:星周り(8P)

あらすじ

双子の弟、地大を溺愛する天将は、周囲がドン引きするほどのブラコン。
社内でも地大の自慢話をして写真を眺める日々。
ある日、海外へ長期出張中の地大から、自分になりすまして取引先へ謝罪に行ってほしいと頼まれる。
地大のフリをして向かった天将だったが、取引先付近で緊張のあまり動揺してしまう。
その時、地大の知り合いに声をかけられ身代わりがバレてないことに自信をもつ。

作品情報

作品名
身代わりなんてお断り!
著者
こいでみえこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一水社(光彩書房)
レーベル
光彩コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784864166898
3.5

(8)

(2)

萌々

(2)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
26
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

攻めがどんどん受けに溺れ、受けがどんどん可愛くなってく

正直、ちょっと色々ツッコミどころはある…ような気がするんですが、
すごく面白かった!!し、萌えました♡

初読み作家様の新刊。
表紙も口絵イラストなんかもとても綺麗で、しばらく見つめてしまった✨

話が進むにつれてどんどん天然っぷりな可愛さが加速していく受け君。
そして攻めの溺愛&すれ違いからの挽回しようと頑張る姿が良いです〜!!

以下、簡単なあらすじと感想を。

双子の弟・地大(ちひろ)の写真をデスクに飾ってしまうほどのブラコンである兄・天将(てんしょう・受け)。
ひょんなことから、弟の身代わりとして取引先に謝罪に行くことになります。

地大のフリをして取引先に向かった天将ですが、
取引先付近で緊張のあまり自信喪失、動揺していたところを
地大の知り合い・加々美(攻め)に声をかけられます。
その際に身代わりがバレなかったことで自信を持ち、無事謝罪は成功!
しかし、実は加々美には入れ替わりがバレていてー

と続きます。


緊急事態とはいえ、社会人になってからの”とりかへばや物語”は無理あるんじゃ、
なんてチラッと思いつつも。
大っっ好きな弟のために頑張ろうとするお兄ちゃんの姿、いいなあ。
自分に男兄弟がいないためか”お兄ちゃん”に対する憧れが強く、
体張ってくれるのを見ると嬉しくなってしまう…笑

で、入れ替わりがバレて、なんとか秘密にしてくれとジタバタ焦ってる天将を見て
「なんだこれは可愛い」と思い、そこからズブズブ沼にハマってく加々美〜!!

会うたびに頭の中を「かわいいかわいいかわいい」が駆け抜けていて笑ってしまった〜
いや、でも放っておけない天将の危うさ、庇護欲を掻き立てられる感じ、わかります。

入れ替わりの秘密をバラさないために…と代わりに要求された女装デートにも
割と素直に応えちゃう姿、読者のこっちも心配になるチョロさです。

で、面白いな〜と思ったのが、双子兄弟の入れ替わりが最初だけでなく、
終盤でも起こること。
弟・地大が天将に薬を飲ませ、拘束したのにはビックリ…
兄のことを心配してとはいえ、そんなことするほど加々美との仲は許せなかったかあ。

が、出会って秒で天将じゃないことを見抜いてた加々美、さすがです( ̄∀ ̄)グッ!

身代わりになって、それがバレて秘密を守ろうとデートして、
気持ちが近づいたと思いきや弟の牽制によりピンチが訪れて…と、
波のある展開にワクワクして楽しめるラブコメ♡

電子描き下ろし特典が8Pと、たくさん読めるのも嬉しい一冊でした☺︎

0

過去作も読んでみて!

こいでみえこ先生の作品を読むのは「好きだから嘘をつきました」以来でした。その時のレビューにも書きましたが、昔の作品の方がパンチがあって面白かったと思います。今の作品は良くも悪くもソフト過ぎると思いました。

先生の良さは表情の色っぽさと線のソフトさにあると思うんです。これは無二のものでこいでみえこ先生にしか出せない味であり、似たような絵には出会ったことがありません。

どちらかと言うとこいでみえこ先生の作品で好みなのは切ない系なんです。なので「理想の恋人届けます」とか、「フラチな兄貴」や「恋のツメアト」などちょっと毒のある作品が記憶に残ってます。

こちらの作品はそういう意味では印象に残らないというか切なさが皆無でした。せめて加々美が本当に地大(ちひろ)にずっと片思いしていた設定とかだったら良かったかもです。加々美が天将(てんしょう)に一途なので、安心して読みたい方には凄く好ましい作品だと思います。

でも、こいでみえこ先生の作品は優しい絵なのに少しの毒のあるストーリーが魅力だと思ってるので、今作品を気に入った方は過去作も是非読んでみて下さい!

2

双子の弟を溺愛するあまり、身代わりになったはいいけれど、、!

お久しぶりに読んだ、こいで先生の新刊。
実はまりあげはが、初めてBLレーベルで紙コミックスを購入したのが某原作ありきだった、こいで先生の作品。
なので、ついつい見かけると読みたくなってしまい、今回もポチリ! と。(時は流れて電子購入)


双子の弟のミスを身代わりになって、スポンサー企業へ謝罪に行くこととなった双子の兄が、そこで弟の知り合いっぽい男に助けられ、けれど身代わりになってしまった事実を知られてしまい、、、??
というお話。


全体的に優しいお話でした。

弟の身代わりになってしまったことを知られたことで、ユスられるわけですが、受けに惚れてしまった攻めは、案外あっさり本来の目的を忘れて溺愛モードに。


実は過去、弟の顔に惚れていた攻めで、ストー〇ーちっくに追い回してたことも明るみにされましたが、それでも受けは攻めを好きなまま、、という優しい世界。
弟は、なんとか兄と攻めとの関係を阻止しようと身代わりになってデートに行くが、結果、2人の関係を認めることとなる展開も優しくて。


本当に悪い人がいない、受けのほわっとした性格がこちらまで伝わってくれような、ほわっとした溺愛(弟も攻めも受けに対して!)身代わりBLでした!

0

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