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  • 開いてるドアから失礼しますよ

開いてるドアから失礼しますよ

aiteru door kara shitsurei shimasuyo

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表題作開いてるドアから失礼しますよ

本田俊二(27) 奔放な弟
本田正一(29) 税務官の兄

同時収録作品小間使いの日記

「彼」
若旦那

その他の収録作品

  • 開いてるドアから失礼しますよ・おまけ

あらすじ

税務署に勤めるマジメ青年・本田正一は、弟の俊二と、仕事先で10年ぶりに再会する。二人は、10代の頃、たった一度だけ体を重ねた。17才だった俊二はそれからすぐに家を出たのだ…。ジリジリと身を灼く、本田兄弟の家庭内恋愛。描き下ろしオマケ付き!

作品情報

作品名
開いてるドアから失礼しますよ
著者
山田ユギ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
シリーズ
最後のドアを閉めろ!
発売日
ISBN
9784835214085
4.2

(20)

(10)

萌々

(5)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
83
評価数
20
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数7

兄さんw

兄弟恋愛というところでしょうか。
とは言っても、兄の方は赤ん坊の頃両親を亡くしておりまして、叔母夫婦の家に引き取られた~という生い立ちらしいです。
だから、下の2人とは血がつながっていないのですね。

で、何故にもめているのかと言いますのが、お互いに惹かれる部分はある。でも、兄弟で居なければいけない!という気持ちが兄の方に強すぎたんですね。自分も惹かれている。そして弟からの熱い視線の意味もわかっている・・・でも・・・
みたいなね。
カワイイ奴なんです。
マジメな兄に、正反対な弟。という組み合わせ。
お兄ちゃん受なのがタマリマセンね。
『餞別』

兄さんが、餞別だといいながらキスしてやるシーンなんですが、その後の、兄さんの回想がやたら面白いww笑っちゃいけませんが・・・。
というかさ、弟攻めだと弟が健気にアプローチし、スキスキ光線を送っているわけで、攻めだとわかっているのに可愛く見えてしまう。
シッポを振りまくる犬のようです。
兄さんを動けないように拘束して差し出してみたい(酷いなww


『一人H』

10代の頃の話。
まだ、お互いがどう思っているかしらない時の話ですな。いや・・兄さんは気づいてたのかな・・・??
弟は、兄さんへの気持ちを紛らわす為に、女遊びに勤しんでいたわけですが、そんなさなか・・・・・隣の部屋で、自分の名前をよびながら、一人勤しんでいるではないですか!!?
そりゃ・・・弟も辛抱たまらんわ!風呂場だろうと襲いたくなるわな。
兄さんカワイスギル!

『兄ちゃんという役目』

まぁ、貰われっ子っていうレッテルを貼られていた更に過去のはなし。
弟クンに、兄ちゃんって呼ばれることで、居場所を見つけた。だから、兄ちゃんで居る事が自分の役目。みたいなね。
だから、どんなに想っていても、兄弟で居なくちゃいけないんだ。っていうキュンな話なんだけどさ。


切ないですよ。どうなんだよ。
で、1回ヤラセテやるから、自分の前から消えろって・・・兄さん・・本当にそれでいいの!??
切ないな~

『眠れないんだ、あの家にひとりだと・・眠れない・・眠らせてくれ、頼むから』

兄さん!!!!!
か・・・カワイイヽ(●´w`○)ノ
もうね、ココのシーンは一番好きかも。
兄弟とか、世間体とか通り越して好きなんだよって言ってんじゃん!!
いいな~~苦悩の末に結びつく~ってのもなかなか好きですよ。
お互い想ってるのにくっつかない。いつくっつくんだよ!!
とね~~気張ったあとに結局はくっつくみたいな(笑
あっさりしすぎるのもつまらないものね。

3

不法侵入

いやー…だからダメなんですよ。
ユギさん病、継続中。甘くなるから辛目の評価でね自分!だった筈なんですけど。
何せストーリーも絵柄も何もかんもツボだったら、自然と「神」押しますよ、うん仕方ない。

本田家ご兄弟。
税務署に勤める品行方正風な真面目青年の長男・正一と、ふらっふらふらっふらして無精髭似合ってるワイルドな風貌のチャランポラン次男・俊二とのお話。
仕事柄訪れたお店に正一が向かった際、そこの留守番役をしていた俊二と10年ぶりに再会する所から進んでいきます。

バリ兄弟!?と思いつつ、正一は養母の兄の息子。つまり正一と俊二は従兄弟。
気が付けばお互いがお互いを「そういう目」で見ている。
10年前に一度だけ関係を持ったけれど、正一は俊二を突き放し、そして再会、やはりお互いの気持ちに飲まれる。
けれど、正一は、一番下の弟や育ててくれた養父母、即ち家族に知られる事が怖い。
だからこそ、自分の気持ちを押し殺して俊二には冷たい態度で通すけれど--と進んでいきます。

単なる強がって俊二を拒否する、というだけかと思って居たのに。
「家族に知られる」事が怖い恐怖感、ましてや自分だけはしっかり血のつながった家族じゃないのに、分け隔てなく育ててくれた養父母。
ずっと甘え慕ってくれる三男・賢三。
考えに考えて、きっと苦悩してずっと育ってきたんでしょうね。
いけ好かないヤツになるかと思ったけれど、全く持って正一に肩入れしそうになります。

そしてそんな正一を離れて居てもずっと思って居た俊二。
彼は彼で何て切ないんでしょうね。
正一の気持ちを最大限に汲み取ってやる、それは自分がこの家を出て正一の気持ちを守られるのならいくらでも出ていく。
そんな強い意志を感じましたね、10年前の俊二に。

何が良かったって、正一が自分の気持ちに素直になる所。
「…ずっと?」と言って俊二のマフラーをくいっと引っ張る所なんてもうもう…
……誰ですかあの赤面っ子は!そうですか正一さんでしたか可愛いなチクショウ!
と興奮したのであります(笑)

もうどうしよう本当に繋がっちゃったよーなんて、致した後に悩んじゃう正一も彼らしいですが、「愛してるよ」なんて告白は不意打ち過ぎて悶えます。
そして、弟の賢三の口から出た「彼氏」という単語に吹き出す正一さん(笑)
結局、三男坊も一緒でしたね、ある意味心強いではないか。

優しさ溢れる俊二にビンゴでしたが、徐々に自分の気持ちに素直になっていく正一も可愛くて仕方ありませんでした♪

3

せ、切ない…

ああ、山田ユギさん、やっぱ最高っす。
正直山田ユギさんの絵ってあんまり好きじゃないんです。なのにこんなに毎度のようにやられるのは、心底からこの漫画家さんの作る物語が好きなんだと思う。
兄と弟の恋物語です。といっても近親相姦ではないです。お兄さんが養子なので。
兄の正一は、ゲイであることに悩むというより、築いてきた家族を壊すことに悩んでる。
10年前、たった一度だけセックスした二人。その後すぐに弟の俊二が家を出る。
この二人が再会するところから物語ははじまります。
とにかく切なかったです。

2

本田家 自由人次男×真面目長男

「最後のドアを閉めろ!」では、本田家 三男賢三がメインでしたが、
今回は本田家の次男(俊二)と長男(正一)の兄弟ラブのお話です。
とはいっても、正一は叔父さんの子どもで本当は従兄弟ですが。

正一は、俊二のことを意識しているのですが、
幼い頃交通事故で亡くなった両親の代わりに育ててくれた両親への罪悪感と、兄弟の関係が壊れてしまうことへの不安から、悶々として、一歩踏み込めない。
一方の俊二は、本当の兄弟と知る前から正一のことを思っているのですが、
日に日に思いが強くなって、押さえきれない!って感じが萌えます。
我慢しようとがんばってるけど、所々、たががはずれて暴走してしまう。
というか、俊二をおかずにひとりHしちゃう正一の声を聞いちゃった日には、
そりゃあ、暴走もしちゃうよなぁー、と思うのです。しかも、俊二を意識して、いちいち可愛い反応を見せる正一は、ある意味、無自覚誘い受けですよね。

正一のために家を出る俊二。
正一を目の前に、ラーメンをすすりながら、心の中で「正一」と連呼する俊二。眠れない正一のため(?)に、毎晩部屋へ通い(おさわり、フェ○止まり)、眠れるまで見守る俊二。
…萌える!

エンディングに向けて、二人の(主に正一の)気持ちが吹っ切れる過程に、
萌え爆発!エンディング(おまけ含む)の正一のかわいさはハンパないです!

2

お兄ちゃん

実の兄弟ではありません。
家族愛がベースとなっております。
長男は 受け。
次男は 攻め。
お互いが本当に好きってわかります。
キュンキュンドッキュンがずーーーーーっと続きます。
止まりません。
このドキドキを アナタに届けたい!
お兄ちゃんが 自分の気持ちに蓋をして心を殺します。
弟が好きで好きでどうしようもないのに。
もうたまりませんよ~。
セツナイ恋心。
数年たっても この話はやっぱりいいね!
山田ユギ作品信者の私が 胸を張ってお勧めいたします。

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