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執愛の果ての幸せな未来
小説
新たな未来を幸せに生きるために
今回は公爵家の嫡男と侯爵家の嫡男のお話です。
前世を思い出した受様が攻様とともにある未来を目指す本編
と後日談短編を収録。
受様は侯爵家嫡男ですが8才で前世を思い出し
この世界が前世の姉が描くBL世界で
自分が総受主人公だと知る事になります。
受様は成長すると設定どおりの美青年になり
受様は公爵家の嫡男で唯一受様に惚れな攻様に
気に入られる事で未来を変えようと思い立ちます。
狙いは成功したばりか攻様は受様にメロメロで
とても頼りになる素敵な恋人となり
学園を卒業した受様は治癒能力を活かして商会を立ち上げ
攻様との結婚式を間近に控えて充実した日々を送っています。
商会の主力であるポージョン売込みと情報収取のため
辺境伯領を訪れることになりますが
受様が馬車酔いと戦いながら辿り着いた辺境領では
呪いや怨念が溜まったとされる瘴気溜まりが起こっていて
関所を閉ざしていました。
瘴気が完全に消えるまでは外に出られないものの
入る事は可能だといわれた受様達は
見本として持ってきたポージョンを役立てるべく
門をくぐる道を選ぶのです。
果たして彼らの選択がもたらすものとは!?
既刊「だから、悪役令息の腰巾着！」の続刊で
BL漫画の総受主人公の受様と悪役予定だった攻様の
異世界転生ファンタジーになります♪
前巻にて受様は一匹狼の攻様に近づくことで
総受プラグを折った上に最強の恋人を手に入れますが
黒髪黒目で忌み嫌われる攻様のフラグを折るには
至りませんでした。
今回2人は商会の販路拡大で訪れた辺境領で
瘴気によって苦しむ人々のために尽力するものの
攻様が黒髪黒目だわかると瘴気をもたらしたのは
攻様にあると攻め立てる理不尽さには業腹でしたが
領主によって黒髪黒目の人が忌まれる原因が語られたことで
受様は更なるトラブルに巻き込まれるのですが
それを解決していく中で攻様のフラグも折られる
見事な大団円となっていて楽しく読ませて頂きました。
受様の言葉に一喜一憂して独占欲剥き出しな攻様と
攻様の言葉を無自覚の口説かれていると思う受様の未来は
幸せしかないと思います (^-^)/
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