へたくそ王子と深海魚

hetakuso ouji to shinkaigyo

へたくそ王子と深海魚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

80

レビュー数
9
得点
70
評価数
24
平均
3.3 / 5
神率
20.8%
著者
川琴ゆい華 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
緒花 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199010385

あらすじ

華やかな長身に、上品で清潔感のある横顔――癒しを求めて訪れたバーで、好みの年下イケメンと出会った、編集者の奏(そう)。価値観も話も合うし、この男となら最高の夜が過ごせると思ったのに…。アホみたいに腰振りやがって、このヘタクソ!! 二度目はないと心に誓った数日後――取材のため空港に赴いた奏は、密着する男性CAと対面し驚愕!! 極上の容姿に反してセックスが最悪なあの男・恒生(こうせい)で!?

表題作へたくそ王子と深海魚

日高恒生、大手航空会社のイケメンCA24
柚木野奏、出版社勤務のライター兼編集者28

その他の収録作品

  • 深海魚も恋に溺れる
  • あとがき

レビュー投稿数9

恋する気持ちに共感✧*。

タイトルが気になり購入。すごく面白かった!いいムードの出会いからの「へたくそ!」は笑いました。再会して互いの人柄を知り惹かれていく過程はリアルにキュンキュン♡共感する部分も多く、読んでて楽しかった。告白するシーンは最高。
お付き合いが始まり、ずっと好きでいてほしくて頑張る奏が可愛すぎた。対する恒生の不安も理解できるので、すれ違いは悲しかったな。言葉を尽くして想いを伝え合う2人は素敵でした。恋をする2人が可愛く甘く、幸せが溢れてた。臨場感溢れてて、一緒に恋してる気持ちになりました。オススメです✧*。

0

ニガテなタイプ

好きな作家様+緒花先生のイラストを拝みたくて予約購入しました。

大手航空会社でCAとして勤務するスーパーイケメンと、雑紙編集者をしているゲイのお話。今作は男女のラブストーリーとして読めてしまい、わたしにはちょっと合いませんでした。

主人公の受けは、理想的な男と出会ったのはいいがエッチがヘタなヤツとは付き合えない。しかも相手はノンケだし?とはいえ、性別にあまりこだわりがなさそうな攻めだったので、そこの葛藤は軽めにスルー。

合コンに行く行かないで揉めるとか、お洒落な洋風居酒屋で落ち合ったりとか、いい香りがする可愛らしいバスグッズのおみやげとか、女子目線のキュン要素が散りばめられていて、もう、途中から受けが女性にしか思えなくなってしまいました。

言ってしまえば、からだの相性に関する男女の生々しい本音をノンケ×ゲイ間に移し替えられただけでは?と意識し始めてから急速に萎えが…

攻めが女性の多い職場にいるマイノリティーとして描かれている意図もわかりやすく、逆差別としてのメッセージ性が含まれていると察してしまった途端、ガックリ。

ジェンダーやセクシュアリティ、セックスそのものを物語という形で大っぴらに表現できるのがBLの醍醐味だとは思うんです。性差に根差した社会通念に対する違和感とか、おしつけとか、~べき論からいったん離れて、純粋に萌えや性癖を刺激して楽しませてもらえるユートピアをBLに求めてを読んでいる者としては、作中に作者の主張、あるいは「おんな」としての気配を感じてしまうと一気に目が覚めてしまいます。

伝わりにくいかもしれないけれど、なぜBLを読んでいるかというと、女性作家さんの中の男性性に萌えたいっていう欲望がありまして。作品に女性キャラが出てくるのは全く問題ないんですが、受けに女性的な要素がみられるとなんか違うってなってしまうんです。それ、女性の女性的な思考や振る舞いまんまじゃないかな?と。

本作の、年下くんをメロメロにする決してビッチではない受けの魅力や、二人のエッチの変化に見出す萌えがどんな嗜好の方に好まれるのか、わたし的には難易度が高くて正直おすすめ対象がわからず…。ですが、もし個人的に合わなかった理由がご参考になるのでしたら↑のとおりです。

キャラ文庫は筆致の安定した作家様が多く、読み応えのあるストーリーが楽しめるので必ずチェックしているレーベルです。当然、中には合わないものもあり、全部が全部一読者の好みにハマるわけではないので、今回の先生の作品はたまたまにすぎません。

ということで、これからも変わらず、作家様とキャラ文庫から刊行される新刊小説を楽しみにしています。

2

最悪が最愛になるまで

今回は大手航空会社のキャビンアテンダントと
出版社のライター兼編集者のお話です。 

受様が一夜の相手だった攻様と仕事で再会し恋仲になるまでと
恋人になってからのすれ違いを描いた続編を収録。

受様は出版社勤務のライター兼編集者ですが
仕事優先の日々で休日は寝て過ごしたい思ってしまい
恋人ができても長くは続かず、結果的にスパンが早くて
遊び人と誤解されてもいます。

今日の受様は蓄積した憂さを払いに
馴染みのゲイバーに足を運んでいました。

このバーはゲイ以外はお断りではありませんが
デープな界隈に有って同類が出会いを求めてはいるので
フィーリングが合えばその先の展開も有りな場所です。

受様はカウンター席で飲んでいましたが
入ってきた2人組の男性客の片方が華やかなイケメンで
思わず目を引かれてしまいます。
このイケメンこそが今回の攻様ですね♪

攻様はゲイの友人にお試しで連れてこられたようで
彼らは受様の隣のカウンターに通された上に
攻様達の話をきいたバーテンダーが
「受様と同じですね」と受様に話を振り
攻様と話が盛り上がることになります。

そしてその流れのまま
受様は攻様とのワンナイトを楽しむ事にしますが
残念なことに受様が盛り上がれたのは
攻様に押し倒されるまでだったのです Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

攻様は思い込みなのか、雑なのか
乱暴なくらいにガンガン突き上げられた受様は
攻様が極めた時にはやっと終割ったと
ホッとしてしまったほどでした。

受様は攻様のヘタクソぶりを罵り、
「ケツをガン掘りするとかマジでナイわ」と言われて
ようやく受様の言い分を理解した攻様が謝ってきて
言い過ぎたと思いながらも憤り過ぎていて
振り返らずに部屋を後にしてしまいます。

しかし、その翌週、
新しいテーマの取材対象者に会うために
向かった大手航空会社で引き合わされたのは
攻様その人だったのです!!

暴言を吐いた受様はかなり気まずいですが
ヘタクソと言われた攻様はそれ以上かと思われます。

果たして受様の取材は上手くいくのでしょうか!?

雑誌掲載作のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
受様が一夜の関係だったはずの攻様と
仕事で再会してしまう事で始まる恋物語になります。

仕事が多忙すぎて恋が長続きしない受様ですが
ヤリモクの誘いには乗らないし、いいなと思ったら誘うし、
やってみて合わなかったらワンナイトで終わりですが
イイ人とちゃんとお付き合いしたいとは思っているのです。

最悪な出会いの攻様と受様でしたが
攻様は編集部が取材対象としただけあって
仕事ぶりは真摯で受様が学ぶ面も多く、
仕事で会い続ける中で攻様に好意を示され、

受様もエッチ以外は理想的な王子さまに
ほだされると言うか、惹かれていくのですが
最悪だったエッチをどうやって乗り越えていくのか
ワクワク&ドキドキで楽しく読ませて頂きました♪

イケメン王子=エッチも上手い(だろう)的な
BLの定番イメージを覆す初期設定が面白く、
どう挽回してラブラブになるの!? と思いましたが

過去の恋では仕事を選択してきた2人が
互いにこの人との恋を手放したくないと
自分を変えて頑張るところが良かったです。

続編では今までの恋を振り返って
攻様を離れさせないためにがんばる受様の行為が
攻様の不安を煽っていく展開が面白かったです。

1

へたくそ返上!?( ☆∀☆)

攻め様たるもの、えっちは上手なもの、という意識があったので、へたくそなのか!へぇ〜〜なのでした。


受け様は、雑誌編集者の奏。
バーでエグいくらいのイケメンと出会い、いい雰囲気となり、そのままえっちと相成るも、こちらの状況を慮ってくれない独りよがりな行為は苦痛でしかなく。
「アホみたいにへたくそ」と言い放ってそそくさとその場を後にする。
もう会うことはないと思っていた、数日後。
取材相手の男性CAとして再会する。
このへたくそなCAが攻め様である恒星。

最悪な出会いだったけれど、仕事を通じて知った恒星の姿は好感の持てるもので。


お互いに仕事で神経も体力も使い果たし、プライベートでは脱力な2人。
恒星はセミの脱け殻、奏は深海魚、なんて歴代の付き合った相手に言われた似た者同士。

そんな2人が、この恋は諦めたくない、と自分から動く、頑張っちゃう。
にまにまと見守らせてもらいました。

恋人になってからのえっち。
初めてであんなこと言われた恒星はおっかなびっくり。
まぁ、そりゃそうだろうよね(^_^;)
奏からのレクチャーを受けながら慎重に事を進める恒星、かわいいなぁ。


恋人になるまでが雑誌掲載分で、その後の2人の書き下ろし。

書き下ろしでは、恒星にいつまでも好かれ続けるため、柄にもなく頑張る奏。
今まではありのままの自分に寄せてきて欲しいと思っていたのに、変われば変わるんだね。
これぞ恋だよなぁ(⌒‐⌒)

でも、会えない間にどんどんキレイになっていく奏の部屋と奏自身に、不安になってしまう恒星。

犬も喰わないようなすれ違いをかましてました┐(´~`;)┌


恋人になってからのえっちの時の奏が、なんだかとても気持ちよさげで、ドキドキしちゃいました。
そしてまた、恒星の攻め喘ぎが、余裕のなさが、慣れてない年下攻め様感を出してていい(///∇///)
へたくそを返上した訳ではなさそうだけど、有り余る愛で補ってるようです。


イラストは緒花先生。
表紙と口絵と、海と光の反射がとてもキレイだなぁ(*^^*)

5

どちらもヘタクソ王子だった

雑誌掲載分の男性CAである恒生と編集者の奏がくっ付くまでの「深海魚も恋をする」と、書き下ろしの恋人になってからのお互いの不安やすれ違いを書いた「深海魚も恋に溺れる」の二本立てになってました。

タイトルの「へたくそ王子と深海魚」なんですけど、これって深海魚にかけられた呪いの言葉に思えました。確かに出会いのセックスは恒生が独りよがりなんですよ。でも奏だって大概酷いんです。
あんな呪いの言葉を吐かれたら、男だったら誰でもショックで再起不能になるんじゃないかと思います。

そしてもう二度と会うことは無いと思ってた2人が仕事で再会するんですが、奏は恒生の真面目で頼り甲斐のある仕事ぶりと気さくで明るいプライベートで見せる素顔に、再び繋がりを持ちたいと思い始めるんです。

でもなかなか奏はそれを恋だと認めないし、好意を伝え続ける恒生がなんだか可哀想に思ってしまうんです。そして他の人に恒生を取られるかもと、危機を感じた時にやっと奏は動き出すんです。

男性CAとライター兼編集者のお仕事BLとしても面白かったです。

そして奏が放った呪いの言葉が「深海魚も恋に溺れる」になっても恒生を苦しめ続けるんですよね。
お互いにずっと一緒に居たい気持ちは同じなのに、どちらも圧倒的に言葉が足りないんです。恋をして夢中になって臆病になるんです。
特に「恋愛がヘタクソ」な奏の空回り具合が、読んでてフフッてなりました。恋する乙女状態です。自己満で相手(恒生)が見えてないんです。だから彼の不安に気づかないばかりが、イラってしてしまうんです。
私はそんな奏にイラっとしてしまいました。w

それでもお互いが大好きで歩み寄って、言葉を尽くし合う二人の関係がとても良かったです。

3

あぁ、へたくそってそっちかぁ

表紙買い。挿絵も神!文のほうは合いませんでした。

タイトルにもなってる「へたくそ王子」
えっちが下手ってことなんですが、これが可愛い下手くそじゃなーい。
自分本位で相手が痛いだけのやつ!
それ自体はあらすじで分かるけど、描写がここまで気持ち悪いとは…。

ストーリーは平坦で、くっつく前後も盛り上がりません。
恒生のえっちはあっさり変わってしまったので、その理由を心理的なところも含めて丁寧に書いて欲しかったです。じゃないと最初のドン引きが消えないままなんですよ。
ていうかここの変化の流れがテーマだと思ってました。

恒正はえっちのとき以外にも、イケメンだから許される行動を取っててメンドクサイです。
ついでに「ヘタクソ」自虐がネチネチしつこい!
奏は恋愛脳でガツガツしてて一人で空回ってチョロいなって印象。
口先だけの仕事最優先アピールいらなーい。
心理描写にぜんぜん男みがなかったですね。

甘々好きには良いのかな?

7

大人のラブコメ

仕事中心の生活をしすぎて恋愛がおろそかになっている20代の男性2人のラブストーリー。大手航空会社の男性CA24歳ノンケ×男性向けおしゃれ雑誌の編集兼ライター28歳ゲイのお話で、面白いのはもののはずみみたいに体の関係から始まった所。

そのセックスが最悪で受けは攻めに「ヘタクソ!」と罵声を浴びせて別れて数日後に仕事で再会。日本で少ない男性CAを受けの雑誌が取材するというもので、攻めが意地悪な女性先輩達に虐められながらも好きな仕事を頑張ってる姿が良かったです。育ちのいい王子様みたいなスパダリで性格もいいのにエッチだけどヘタ、という攻めのキャラが面白かった。

セックス以外の相性は最高の2人が仕切り直してめでたくカップルになってからのお話はわりと穏やかだったのでもう一波乱あっても良かったかな?と思いました。

川琴先生のお仕事BL、クスッと笑えるような箇所もたくさんあって楽しめました。

3

へたくそ

表紙買い。へたくそって、もちろんアレですアレ。キラキラ王子なのにへたくそ。なんだか、どっかその辺にいそうな感じだなあと楽しかったので萌2より萌にしました。雑誌掲載分130Pほど+その続き130P超+あとがき。CAと編集者さんの恋話が楽しめると思います。

二か月ぶりに馴染みの店に顔を出した奏。恋人ができても仕事優先になりがちで、あまり続きません。恋をしたいんだけどなあと思っていたら、カップルに連れられたノンケのキラキラ王子が店にやってきて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの同僚少々、外波(受けの取材相手)ぐらいかな。二人であーだこーだいちゃついている時間が長い気がします。にまにま。

++良かったところ

攻めがきらっきら王子なくせに、あれが下手というところが面白かったです。最初イタしたとき、受けはあまりの苦痛にブチ切れてましたもん、面白い~男同士ならではという感じがします。「えぐいイケメン」なのに、なんだかどこか自信なさそうなところもギャップ萌え。年下だからかなあ、受けの事が好きでヘタレってるワンコみたいに感じるところもありました。可愛いよう。下手なのはヤだけど。(ちゃんと学習なさいます!)

受けはお仕事一生懸命な男前さん。「ああ分かるわ、仕事でプライベートもへったくれも無くなるよね、うんうん!」とめっちゃシンクロしました。その方が今回の攻めの方は「欲しい!」と頑張るのです。なんだか微笑ましい。女々しいところ一切感じなくて、ほんとにその辺りにいそうなリーマン!と思いました。

攻めが可愛く感じられたし受けは男前で好きだったし、恋話も「ふふっ」と萌えられたので、読んで良かったなあと思った一冊でした。

6

斬新な出だしに心鷲掴み。

あらすじに惹かれて手に取りました。

BLって大体攻めさんがめっちゃお上手で、受けさん初っ端から中イキしちゃう、みたいな流れって割と定番ですよね?それが受けさんに「へたくそ」って言われちゃうって…、どんな攻めさん?

とか思ってですね。
何しろタイトルにも「へたくそ王子」ってありますしね。
うんうん、どんなお話かなー?と。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




雑誌の編集者の奏はゲイ。
遊び相手、ではなくきちんと恋人になれる人との出会いを求めているが仕事が忙しいこともあって上手くいかない。
そんなある日、久しぶりに訪れたバーで一人のイケメンに出会う。恒生と名乗るそのイケメンさんと良い雰囲気になって、そのまま身体の関係へとなだれ込むが、いざ寝てみたらとにかくへたくそ。

こちらの快楽はお構いなし、ガツガツ攻めてくるだけの行為にがっかりした奏は、そのまま「へたくそ!」と暴言を吐きそのまま帰ってきてしまう。

が、その後、男性CAに取材するという仕事で、奏は恒生と再会してしまい―?

というお話。

設定は凄く面白いんですよね。
出会いが最悪、というストーリーはあれど、セックスがへたくそ、ってなかなかない。その最悪な出会いから、恋人同士になっていく、その過程がどんな感じで進むのかなー、と思いつつ読み進めたのですが。

思っていたよりもあっさりくっついてしまったな、という感想を持ちました。
いや、それが悪いわけでは決してなくってですね、痛い展開になることはありませんし終始ほのぼので優しい展開なんですね。なので、こういう言い方が正しいかどうかわかりませんが万人受けするっていうのかな。こういったお話がお好きな方は多い気がします。

出会いが最悪だったからこそお互いに忌憚のない意見を言い合うことができたし、飾らない素の自分をさらけ出すことができた。そこから二人が信頼関係を築いていくことができたのだろうと。

個人的にもう少し捻りがあるというか波乱があった方が好き、という完全に好みの問題です。はい。

これ、あとがきで川琴先生も書かれているのですが、初めて身体の関係を持った時にへたくそといわれてしまった恒生ですが、最後まで奏に「上手」といわれることはありません。ないのですが、セックスにおいて技巧ってさほど重要なものではないのかな。

それよりも大切なのはお互いを想う気持ちとか、大切にしたい、気持ちよくしてあげたい。それは愛しているからこそ。

そんな想いが一番大切な部分なんだなーと、心がほっこりとする作品でした。

7

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