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表題作ふれるだけじゃたりない

久瀬龍之介,29歳,EC事業運営会社勤務,エンジニア
成末晴琉,26歳,EC事業運営会社勤務

その他の収録作品

  • きみにしか興味がない(書き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

晴琉が告白した久瀬から返されたのは「きみに興味がない」という一言。 でも拒絶されなかったから、ずっと好きでいる予定の晴琉だったが……?

作品情報

作品名
ふれるだけじゃたりない
著者
川琴ゆい華 
イラスト
スカーレット・ベリ子 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403524677
3.5

(97)

(30)

萌々

(35)

(10)

中立

(5)

趣味じゃない

(17)

レビュー数
13
得点
325
評価数
97
平均
3.5 / 5
神率
30.9%

レビュー投稿数13

攻めが受けを好きすぎて

読むまでは晴流が久瀬に一目惚れして、片思いの期間が長いのかと思っていました。
ところが晴流の友達ゲイの同僚がお道具エッチしてくれたら、晴流が諦めると嘘をついたのを間に受けて致してから意識してしまいます。
他人に無関心な久瀬からしたら、晴流は最初から特別だったんですよね。本人が気づいていないだけで。
晴流に避けられ出してから気持ちに気づいて必死になります。
両思いになってからの方がかなり長いです。
むしろ久瀬の方がデロデロに惚れてしまってます。
読んでて幸せな気持ちになります。

こう言うお話大好きなので文句なしの神でした。

2

展開が気持ち良い

再読です。
毎回作家買いをするほど、川琴先生の書かれるお話がとても好きで。
基本は甘く楽しい雰囲気だというのに、お仕事もスタンダードなものから珍しいものまで登場しますし、いったい先生の引き出しはいくつあるの…?というくらいバリエーションに富んだ作品が多くて、どの作品も読んでいてきゅんと癒されるというか。
中でも、こちらの「ふれるだけじゃたりない」は噛めば噛むほど良い味がすると言いますか…うーん、どうしようもなく好きなんだなあ。
このお題からこの展開に持っていくのかと、驚きと萌えでいっぱいになるんです。

「きみに興味がない」って、ある意味「嫌い」と言われるよりもきつい言葉なのではないでしょうか。
「どうでも良い」と同等の意味にも取れると思うんですよね。
好意をストレートに伝えたところ、そんな言葉を意中の同僚・久瀬から告げられてしまった晴琉。
しかし彼は「つまり嫌いではないということ=これから好きに変わるかもしれない」と、超がつくほど前向きな思考で押せ押せな好きアピールをしていく。
本当にすごいガッツとアピール。何がすごいって、久瀬が本当に嫌がりそうなラインは絶対に超えずに、なおかつするっと懐に入り込んでしまう晴琉のたくましさ。
相手も相手ですし、よほどの想いと根気強さが無ければ出来ませんよね。

そんな晴琉に、いつしか難攻不落のはずだった久瀬も心乱されていくんだな。
これは、あまり人に興味がない久瀬が相手じゃなかったら確実に引かれていると思う。
お相手となる久瀬という人は、晴琉だけにではなく誰にも興味がないんです。全員が無味無臭。
なんというのかなあ。
ごく普通に口にするお米って、どれも白いじゃないですか。
いつも通り何気なく食べていたら、するっと口に入って来た玄米っぽい歯ごたえのやつが居て、よく分からないけど美味いなと毎日食べていたら、ある日を境に突然その食感がなくなって、あれっ?美味いあいつはいったい…?と、気になって仕方がないみたいな。
いやね、お米に例えるのもどうかと思ったんですけど。

ここまで綺麗な、押してダメなら引いてみろってあんまりないですよね。
晴琉が、お節介な友人の言葉通りに引いてみた結果、ようやく自然と側に居た晴琉という存在を認識した久瀬。
彼が居なかったらこの2人はくっついてはいないはず。
膠着状態の2人に、雑誌掲載時のお題だった「お道具」をこう使うとは!と、川琴先生の発想力がすごい。
両視点で語られるので、この辺りから晴琉の長期スパンの一途な片想いが徐々に切ないものになっていくのも、久瀬の頭の中が晴琉だらけになって、どんどん脳内が初恋で混乱していく様子も映像で浮かぶかのようで。
もう、ここからの世界が一変するかのような立場の大逆転劇が本当に面白い。

誰に対しても塩を通り越して粗塩対応の、低温が定温とまで言われていた久瀬。
そんな彼が、晴琉との関わりによって、人間1年目もとい、"人間はじめました"状態から、徐々に成長しようとしていくのがなんとも愉快で。
いわゆる攻めざまぁという展開なのですけれど、言葉足らずさゆえに、いつも答えはYESだった晴琉の逆鱗に触れてしまって以来、自分の至らなさ・言葉の足りなさを猛省していく。
離れてようやく晴琉の愛情の深さと優しさに胡座をかいていたことに気付いて、これは恋なのではと目覚めてからの久瀬が、序盤のあなたは一体誰なの?というくらいの溺愛攻めに変化します。
受けへの気持ちにじたばたともがく攻め…と、最高に気持ちの良い展開でした。

後半はすっごく甘い。そして久瀬が可愛い。
こんなの大好きに決まってるじゃないか…!
前半は、よく懐く犬のような晴琉が久瀬の周りをくるくるキャンキャン鳴きながらまわっているような印象があったんです。
後半は、恋愛に関しても人に対しても赤ちゃんレベルな不器用朴念仁犬・久瀬のリードを、小型犬の晴琉が咥えて引っ張って一緒に走っているような感覚に。
言葉がわからない赤ちゃんに優しく、こうだよ〜なんて教えてあげているように見える…
素直になった久瀬にバブみというものを感じてしまった。
受けが攻めに何かを教える図って良くないですか?

しかし、晴琉は本当に懐が深くて優しくて男前だなあ。
晴琉のことが好きすぎて、脳内が「可愛い」でいっぱいになる久瀬もおかしくって。
嫉妬をしたり、余裕がなくなったり、確実に晴琉が撒いた愛情の種がにょきにょきと久瀬の心の中で成長していっている様子が伺えます。
2人ともが「ふれるだけじゃたりなくて、きみにしか興味がない」になっていっているようで、好きだ幸せだと言い合う姿があまりにも可愛すぎますね。
過去に付き合っていた彼女達と全く同じ言葉を晴琉に言っていることに気付いて笑う久瀬がたまらないな。

ベッドシーンもやり取りがすっごく甘くて、こんなに好きがあふれているだなんて…どちら視点のものも萌えるしかなかった。
ピロートークも微笑ましくて、ずっといちゃいちゃしていてほしい気持ちでいっぱい。
これからもたくさん話して、寄り添う努力を欠かさずに、地球が終わる日まで隣で一緒に過ごしていける2人だと思います。
人を好きな気持ちって良いなと感じる、とても楽しくて良い読後感の可愛らしいお話でした。

2

立場逆転みたいな!!(*´▽`*)

これね、最初がとてつもなく取っ付きにくいのです。私だけかもしれないけど。
だって、ストーカー一歩手前の暑苦し過ぎる愛情を向ける受けと、全然理解不能の宇宙人みたいな攻め。
受けはともかく、攻めにイラついて仕方ない。
お前は何様だよ的に。

が、とあるエピソードをキッカケに、ガラッと様相が変わるのです。
立場逆転みたいな!
攻めザマァみたいな!!
ちょっと今回は合わなかったと思ってたのに、ここからひっくり返す作者さんの力量にビックリですよ。
そんなワケで、私と同じく序盤でつまずいた方も、その後に激烈な萌が(多分)待ってる事と思います。
ダメダメな攻めが受けにガツンとやられてしょぼくれる様を見たい方。
ぜひ、今作をご覧下さい。

内容ですが、超前向きで恋愛脳の受け・晴琉と、対人スキルが果てしなく低い無関心攻め・久瀬による、ほのぼの可愛いラブコメになります。
久瀬に惚れている晴琉が、彼に猛アタックしてるのが序盤。
そこからちょっとした手違いにより、お道具を使ったエッチをする二人。
このエッチを最後に久瀬の事を諦めるつもりで、彼との交流を絶つ晴琉。
しかし、晴琉とのエッチ経験した久瀬は、何故か晴琉の事が頭から離れず-・・・と言ったものになります。

と、こちら、序盤は一心に愛情を向ける晴琉に対して、冷たいと言うか傲慢過ぎる久瀬。
別に偉そうにしてるワケでは無いのです。
ただ、晴琉の溢れんばかりの愛情と優しさをですね、与えられて当然みたいに全然意識してないトコがイラッとくるんですよ。
何様だー!ヽ(`Д´#)ノ
いや、受け贔屓なもんで。

それがそれが、晴琉との一夜から激烈に変わる立場。
久瀬はですね~、驚くくらい人の感情というものに鈍いんですよ。
そして、言葉が不自由。
晴琉とエッチをした夜(お道具エッチで実際の挿入は無し)、初めて晴琉自身をしっかり見つめた-。
そして、やっと気付く自分の恋心。
鈍い! 鈍すぎるよ・・・!!
そうなるともう、今度は逆に晴琉に触れたくて触れたくて仕方ない。
で、思春期の高校生並みに晴琉を抱きたくて仕方なくなった久瀬は、「(エッチを)もう一回したい」と最悪な告白をする・・・。
そこで猛烈に怒った晴琉からキレられ呆然とし、その後はしょぼくれる、みたいな!!

私は攻めザマァが好きなんですよね。
あと、こういう立場逆転も萌えて仕方ない!!

その後はまぁ当然、二人は結ばれるワケですが。

私は攻めザマァが好きなのですが、攻めがガツンとやられるのに萌えると共に、そんなちょいダメダメな攻めを、それでも受けが選ぶ所に更に萌えるんですよね。
愛だなー!!(*´▽`*)
いやもう、思いが通じ合った二人の、あまりの甘さに悶絶しましたよ。
久瀬がすっかりワンコみたいになってるし!!


と、ここまでが雑誌掲載作で、この後に書き下ろしがあります。
こっちはもう完全な痴話喧嘩。
くっついてる二人のイチャラブはいいですな、と言った感じです。

そんな感じの、個人的に超好みの作品でした。
あと久瀬をけちょんけちょんに言ってしまいましたが、実は一本筋が通っていて、そこまでダメダメではありません。
どうようもなく鈍くて言葉が不自由なだけです。

7

興味がない≒嫌われていない≒好きになってくれるかも!?

今回はシステムグループサブチーフと
フルフィルメントグループ社員のお話です。

受様よりで
ノンケな攻様への恋心が実るまでと
攻様よりで
受様への恋心に戸惑う後日談を収録。

受様は衣料品のネッ販売の運営会社に就職、
新卒で有明の運営管理部に配属されますが
1年前に新橋の本社に異動になります。

所属初日に閉まりかけたエレベーターを
開けてくれた親切だがそっけない男性社員に
胸をときめかせてしまいます。

この男性社員こそ今回の攻様になります♪

受様は社内でもゲイである事を
カミングアウトしていて
思い立ったら即行動を信条としています。

攻様は同じEC事業部の隣接部署
システムグループのサブチーフで
フルフィルメントグループに
異動だった受様は

部内研修の担当でもあった攻様に
積極的に声を掛けてお近づきになり
出会って3日目には告白します。

「攻様のことが好きだから仲良くなりたくて」
と言う軽い言い方をした故か攻様には
単純な好意と解釈されてしまうのです(笑)

その後も受様は
攻様とのランチを日常化し
しれっと終業後の約束を取り付け
ぬるっと休日のお宅にお邪魔した上
ごねてお泊りまで決行します。

いくら受様に押し切られたとは言え
好意をアピールしてくるゲイを
平気な顔で家に泊めるのは
あまりにも無防備すぎるのでは!?と

そこで受様はやっと
自分の想いが攻様には全く伝わらず
意識もされていない事に気づき

改めて真剣に恋愛感情があると
意識してもらえるように
告白をするのですが

攻様は表情も変えずに返した答えは
「きみに興味がない」でした。

受様は胸に風穴が空いた様になりますが
攻様は低温が定温の粗塩対応で有名で
女性社員にも難攻不落な観賞用と
評判の男だったのです。

ポジティブで前向きな受様は
嫌いや無理という決定的な拒絶ではなく
「興味がない」なら
まだ自分にもチャンスはあると
何かにつけて攻様に愛を叫び続けます。

攻様にとって聴く気のない言葉は
BGMの如く流されている様ですが
受様が誘うと時間さえ合えば
受様に付き合ってくれるのです。

そんな受様と攻様の微妙な関係は
1年と2ケ月ほども続いていて
受様は押したり引いたりで少しづつ
攻様を懐柔しつつあったのですが

受様の同僚であるゲイ友には
常に歯がゆい関係と写っていて
攻様に腹を立てていた彼は攻様に

受様がお道具でもいいから
1回エッチしてくれたら攻様を諦める

と言っているという投げやりな嘘を
ついてしまうのです!!

攻様は驚きながらも
受様に了解の返事をしてきて
受様はどうせふられるなら1回だけでも
攻様とエッチをしたいと思うのです。

そうして2人はラブホで
お道具エッチを果すのですが…

受様視点よりの雑誌掲載作のタイトル作に
攻視点よりの続編をプラスして文庫化した本作は
自分に興味がないは眼中にも入らない攻様と
ポジティブで積極的な受様とのラブコメです。

川琴先生はシリアスからラブコメまで
色々書かれていますが
明るいラブコメはMYツボ押しまくりなので
発売を楽しみにしていた1冊です♪

表題作は基本的に受様視点が主体ですが
攻様視点が挟み込まれているので

受様の積極的な言動に隠れた
切なさにドキドキし
興味がない事はしなくないはずの攻様が
受様の言動は無自覚に受け入れてる様に
ニマニマしつつ一気読みでした♪

攻様は目端が利いて仕事もできるイケメンで
女性にもモテますが
興味がない事はしたくないタイプな為に
粗塩対応でお付き合いも長続きしません。

ゲイの受様はそもそも恋が実りにくく
また積極的にアピールしつつも
いつでも相手との一定の距離をもって
引き際を抑えています。

そんな受様の気持ちをわかりつつも
攻様の元カノが大学の先輩だったゲイ友には
攻様相手では受様が幸せになれるとは思えず
攻様に受様から手を引かせようとして
ある嘘を吐いてしまいます。

その嘘がきっかけで
受様と攻様は一夜を過ごすのですが
その結果変わったのは攻様のほうという
結果オーライな展開に(笑)

そんな2人の誤解とすれ違いが解消されて
めでたく恋が実るまで楽しく読めました。

続く書き下ろしの続編は
表題作とは逆バージョーンで
基本的に攻様視点が主体で
受様視点が挟み込まれているので

恋を知った攻様のヤキモキに主体が置かれていて
攻様が甘々なダーリンになっているのが
とっても面白かったです♡

フェア店ペーパーは
受様のゲイ友視点のお話なのですが
ぜひ彼の恋バナも読んでみたいです (^O^)/

今回は川琴先生の既刊から
『あべこべな僕らの恋デイズ』を
おすすめしたいです。
MYツボ刺激しまくられた1作です♪

7

ポジティブな受けはお好きですか?

ベリ子さんの挿絵につられて購入。

もう、とにかく可愛いお話でした。可愛いんだけど、それだけでもない。萌えもぎゅぎゅんと滾りました。

という事で、レビューを。
すみません、ネタバレ含んでいます。ご注意ください。









主人公はリーマン・晴流。
彼には好きな人がいる。同じ会社に勤務する久瀬くんだ。社内で出会って一目ぼれ。以来、久瀬くんにまとわりつき、「好き」を連発し、夕食にも誘い、久瀬くんの家にだってお泊りもしちゃう。

が、久瀬くんのほうはいたってクール。
晴流が家に押しかけてこようと、「好き」コールを連発しようと何ら動揺することはない。恋愛、食事、日々の生活。彼はそういったものに執着することがない性格だからだ。

だから晴流の恋心は昇華されることはなく、何も起こらない。でも、晴流はそれで良しとしている。久瀬くんのそばにいられればいい、と思っているから。

そんな晴流にしびれを切らしたのが、同じく会社の同僚で晴流のゲイ友でもある高木くん。晴流に唐変木の久瀬くんへの想いを吹っ切らせるために、久瀬くんに「一回で良い、お道具エッチをしてくれたら諦めると晴流が言っている」とうそをついてしまい…。


晴流という青年が、めちゃめちゃポジティブです。
普通の人なら心が折れそうな出来事が起きたとしても、へこたれない。
初めはあまりのポジティブさにちょっと萎えつつ読み進めたのですが、もうね、めっちゃ可愛いです。

むやみやたらに久瀬くんに愛を押し付けているのかと思いきや、そんなことはない。
久瀬くんの全てを観察し、考察し、彼が嫌がることは決してしない。
何かアクシデントが起きても、責任転嫁することなく常にポジティブに考える。

子犬がしっぽを振って甘えるような彼のしぐさに、胸をズッキューンと撃ち抜かれました。

そして一方の久瀬くん。
鈍感というのか、物事に固執しないというのか、興味のないことにはまったく無関心というのか。
常に体温が低そうな言動をとる。
が、それなのに、時々見せる紳士の態度がカッコいいんだ、これが。

常に押せ押せの晴流に流されるように行動するけれど、自分の気持ちにすら鈍感で、そこがまた可愛い。彼は晴流とともに行動するようになって、人として、成長したような気がします。

序盤は久瀬くんが自身の気持ちに気づいていないこともあって晴流に対する言動が冷たいこともありますが、後半は一転、めちゃ甘です。

そして濡れ場がエロい!

ベリ子さんの挿絵効果もあるのかな。
甘いし、エロいし、最高なんです。

晴流のポジティブさは、=彼の強さ、でもある。
そして、そんな晴流のポジティブさに影響されて人として成長した久瀬くんの強さも良かった。

しみじみ、カッコいいなと思いました。

この作品のキーパーソンは、晴流の友人である高木くん。
彼はいなくてはこの作品は成り立たなかっただろうというくらいのナイスアシストさを発揮しています。
高木くんもゲイだし、ぜひとも彼のスピンオフ作品を書いてほしいな。

ベリ子さんの挿絵は言うに及ばず。
めっちゃ綺麗だし、エロかった。
表紙の、晴流が持っているピンク色の物って…、

あれかな。「お道具」かな。

と思ったら、思わず爆笑してしまいました。

可愛くって、元気が出て。
そして萌えもたっぷりあって。

非常に可愛らしい作品でした。

6

この作品が収納されている本棚

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