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表題作おやすみ、なみだくん

佐波 祐
アパレル系勤務
阿知葉 柊弥
プロデュース会社勤務

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

泣いてる顔 世界一好きだな
だって僕の前でしか泣けないんだもんね

しごできサラリーマンの阿知葉は、
高校時代の"知り合い"である佐波に仕事で偶然再会――した途端に、
阿知葉の涙が止まらなくなってしまった!

あることから性格もひねくれて泣けなくなった阿知葉が、
本当に佐波を見るだけでいつどんなときでも涙が出てしまうのだ。
しかも佐波は飄々と阿知葉をからかいながら、
まるで阿知葉を口説くようなそぶりで…?

涙とともに、心と身体が溶かされていく。

最後は執着えっちで泣かせる♡
純愛リーマンBL

作品情報

作品名
おやすみ、なみだくん
著者
JANMN 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
発売日
電子発売日
ISBN
9784799771013
3.9

(34)

(19)

萌々

(5)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
7
得点
129
評価数
34
平均
3.9 / 5
神率
55.9%

レビュー投稿数7

初コミックスとは思えない完成度

初コミックスだそうです。
そうとは思えない漫画の完成度と絵のクオリティ。
絵がとにかく上手いです。顔や体のバランスもいいですし変な癖もない。万人受けする絵だと思います。
受けも攻めもめちゃくちゃ顔が良くて大好きです。
で内容ですが、受けは攻めの前でだけ涙が出るしそれを止めてくれるのも攻め、というちょっと不思議な話です。
でも受けである阿知葉くんの過去を知ると、納得できる点もありました。
受けが金持ち設定なのは珍しいですね。しかも金持ちのレベルが甚だしく他作品との差別化ができているなと感じました。
攻めの佐波くんは随分前から阿知葉くんを気に入ってたようですが、再会後の距離の詰め方が丁寧で好きでした。あくまで相手に選択を委ねる。雷の後に家でそういう雰囲気になった時も攻めすぎず、嫌われないように慎重に進めていくのが大変良かったです。相手に寄り添えるスパダリな年下攻め最高です。
えっちなシーンは少なめですが、一回の濃度が濃いめなので何も問題ないです。挿入無しでもとってもえっちなので楽しめると思います。
個人的にすごく気に入ったのでもっといろんな人に読んでほしい、、!
あと最後になりましたが表紙もおしゃれで好きです。デザイナーさんのセンスがいいですね。

0

甘やかし上手な攻めに沼る

才色兼備なスパダリで人気者の受けは自分の前でしか泣けない。そんな設定で始まる再会BLです。

こんな自分だけの特別感、恋が始まらないわけもないですよね〜!!多くの人に憧れられている彼の弱った姿を独占できる優越感とか、自分だけが見られる綺麗で可愛い泣き顔とか、自分にだけ心を許してくれている雰囲気とか。攻めが受けに落ちてしまうには十分だなと。

対する受けも意地張ってなかなか素直にならないものの無自覚に攻めに心を許している発言をしてくるのがズルいです。そしてそんな意地っ張りな受けをとことん甘やかす攻め。良い。

受けが愛おしくてたまらないという目をした攻めと攻めの前では外面を保てない受け、どちらも可愛くてすごくよかったです!

0

【もう、俺のもんになってよ(佐波)】


エロス度★★★

おやおや。しごできリーマンの泣き顔、かわいいですね。

佐波と阿知葉が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

仕事を完璧にこなす姿と佐波の前でだけ見せる素の姿・・・・・・阿知葉のギャップさが可愛くて萌えまくりでした。

泣くことができなかった阿知葉が情けない姿ばかり見られてきた佐波の前でだけ涙を無意識に流せるパブロフの犬状態もツボで、涙を止めるのも佐波がスイッチになっているのがたまりません。  

佐波の執着や一途さ、佐波の気持ちに揺れ動いていく阿知葉の心・・・・・・涙が全てを浄化する恋模様、素晴らしいですね。

0

良い!

とても仕事が出来る育ちも良い阿知葉くん、高校時代の知り合い佐波の顔を見ると涙が出てしまう…不思議なお話しだなぁと思い読み進めると、同じ高校生でも学校も学年も違うお知り合い。自分(阿知葉)の素性も知らない相手(佐波)だからこそ抑えていた感情を出せたのだろう。
2人の高校時代のやり取りも社会人になって偶然の再会をしてからのやり取りも、キラキラはしてないけれど独特の温度感で言葉に出来ない良さがジワジワ来る。
個人的な趣味で佐波の拗らせた愛情や表情やセリフがツボでした☆

0

美しい涙

自他ともに認める"しごでき"リーマンの阿知葉と、その仕事相手である佐波とのお話。

表紙でも阿知葉は涙を流しているし、
顔合わせ時に佐波の顔を見るなりボロボロ泣き出したりしているので、
ツラい展開になるのも覚悟しましたが。
ツラい記憶と繋がってはいるけれどもものすごく重たい感じではなかったので
苦しくなることなく読み進められました。

佐波の存在が感情を刺激するスイッチとなって、
涙が出たり引っ込んだり。
どんなシチュエーションでもお構い無しに涙が出てしまうので大変なこともあるけれど、
色々なことを背負いすぎている阿知葉にとって
その時間がなければリセットできないモノがたくさんあったのがわかります。
佐波と過ごしていくうちに少しずつ自分にも
佐波に対しても素直になっていき、
ツラさが和らいでいくのを見ることができて
本当に嬉しかったです。

偶然の再会がこんな素敵なものになるなんて
思いもよらなかったと思いますが
それぞれにとって幸せな結末になってくれて
本当に良かったなと思いました。

0

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