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愛をやめたαは愛になりたいΩを拾う 1

ai wo yameta α ha ai ni naritai Ω wo hirou

  • 電子単行本
  • 電子書籍【PR】

あらすじ

アルファでありながらオメガを粛清する社会に反感を抱く後藤。変わらない世の中にうんざりしつつも、助けてしまったオメガの碧と生活することになる。理不尽な境遇に遭ってきたにもかかわらず不平も不満も漏らさない碧を愛しく思うものの…。過去から抜け出せずにいる後藤の前に、元恋人を連れ去ったアルファが現れてーー。

『オメガのそら音』後藤のスピンオフ。世の中に失望するアルファと、誰かに愛されることを求めるオメガの物語。

《収録内容》
◆『愛をやめたαは愛になりたいΩを拾う』1~5話
◆描きおろしおまけマンガ 3P

作品情報

作品名
愛をやめたαは愛になりたいΩを拾う 1
著者
小渕 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コンパス
レーベル
Caro
電子発売日
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

愛情深い二人

虐げられ生きてきたΩ・碧が、良識あるα・英明に救われ、人間としての尊厳を取り戻して真の愛を掴むという、わりと王道な展開のオメガバース作品です。

αの英明は過去に他のΩ・要を愛し、番になる約束もしていましたが、要が「運命の番」と出会い、本能に抗えず身体の関係だけ持ってしまった事で、関係は破綻してしまいました。
心は英明にあるのに、身体は運命の番を求めてしまう。
矛盾した心と身体を抱え、要も辛かったと思います。
だけど気持ちが英明にあるのなら、物理的に運命の番から離れるなどして欲しかった。
肉体的に何度も裏切られ続けた英明もキツかっただろうし、要に酷い言葉をぶつけてしまうのも仕方なかったと思います。

結果的に要は自死を選び、その事が英明を深く苦しめるのだけど、碧の前向きで頑張りやな性格に英明が少しずつ救われてくれて良かった。
碧も英明に出会う前はαから散々嫌な目に遭わされたけど、ようやく英明という信頼のおけるαに出会えたし、トラウマによってキツく当たってきた英明を包み込む優しさを持った碧は本当に愛情深いなと思いました。

最終的に英明と碧は番になり、ラブラブなところもたくさん見られて満足♪
英明も愛が深くて執着しがちなαでした(笑)

オメガバにありがちな悲惨なシーンはほぼ無く、初心者さんでも読みやすいオメガバ作品かなと思います。

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