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表題作オンリー・トーク

飯田 彰良
人気漫才コンビ「他人の不幸」のボケ担当
小峰 塔
漫才コンビ「駅徒歩5分」のボケ担当

その他の収録作品

  • あとがき(一穂ミチ先生/志村貴子先生)

あらすじ

超豪華タッグでおくる、先輩芸人×後輩芸人BL!!全てに低体温な若手お笑い芸人・小峰塔は、先輩芸人・飯田彰良の隠れ激烈ファン。推しに近づきたくて芸人になった小峰は生の飯田と言葉を交わしただけで舞い上がってしまうが、想いは胸に秘めたままで逆に塩対応気味。一方の飯田はなぜか自分に冷たい小峰に対して興味がわき始める―。

作品情報

作品名
オンリー・トーク
作画
志村貴子 
原作
一穂ミチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396786021
4.7

(139)

(113)

萌々

(22)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
23
得点
659
評価数
139
平均
4.7 / 5
神率
81.3%

レビュー投稿数23

これスゲーなー!!って声にでてた

先輩芸人×後輩芸人BLです!!

評価高いので、気にはなっていました。
芸人BLはいくつか読んでいますが、ハズレはないですよねー!
この人生を抱く感じが良い!!
憧れと恋心って紙一重なんだなって改めて思い知らされました。
もう、終盤の畳み掛けるところが最高すぎでした。

飯田ターンがいままでの低体温な感じから一気に熱を帯びて言葉のひとつひとつが「え、えー」ってそれ欲しかった言葉です!!
って雷落ちた。
ただ、どこからが恋ごころになったのかの描写がいまいち分からず萌え切れなかったかな。

小峰君のド執着振りもぶっ飛んでてうちに秘めた野望とのギャップがエモい奴でした!

続編てあるのかなぁ?
あったら買うし、続編は星5にする予定(笑)

0

ヒューマンドラマとして良し。

お笑い界を舞台とした、歳の離れた先輩と後輩の話としてはとても良かったです。
人気者ゆえに外野からあれこれ言われがちな飯田の、飄々としているようでいろいろ飲み込んでいるのが垣間見えてくるところとか。
「情熱はない」と言い切ってしまう小峰の、そうは言いつつ静かなパッションが確かにあるところとか。
二人がだんだん親しくなって、心を通わせて、お互いの存在が支えになっていくところとか。
とても良いんだけど……ラブストーリーとしては、あまりハマらなかったです。
キャラクターがあまり好みじゃなかったせいもあってか、この二人がどうしてお互い恋愛感情を抱くようになったか、よくわからなかった。普通に信頼とか敬愛の関係なら、よくわかるんだけど。
飯田が小峰にタバコをあげるシーンは絶妙な色っぽさが漂って、ここからどういう風に恋が芽生えていくのか楽しみだったんだけど、そのあとが一足飛びに進展してしまって置いてきぼり。最後なんて十足ぐらい飛んでしまった気が……

漫画としての読み応えならもっと高得点だけど、“萌え”で判定するなら個人的には【萌0】でした。

0

芸に、推しに、情熱をもって切磋琢磨する姿が胸熱でした

一穂先生の作品が好きで、作者様買いです。
ストーリーがとにかく面白かったです。お笑いのネタ部分の完成度が素晴らしかったです。
そして、美人でもイケメンでもない、普通にいる人たちを描く志村先生の作画が素晴らしいっ!てなりました。
喜怒哀楽が薄かったり、特に特徴のないその他大勢の人たちの作画が自然で、ふとした表情にも唸りました。


メガネの小峰のキャラが立っていて、面白くて魅力的でした。
先輩芸人の飯田は、小峰の憧れの存在だった。
飯田の吸い殻を採集したり??、飯田のポスターと隣ってことでめちゃくちゃ喜んだり、角膜のくだりとか、好きオーラ全開でかわいい。本人には塩対応なのに。
憧れていた人が自分の手の届くところにいる。

小峰の無表情は、病気の母の前で感情を押し殺してきたから。
推しの飯田に近づきたいがために芸人になった小峰。最初は情熱もなかった。

出番が終わってジャージ姿の小峰が、これから本番の飯田をじっと見つめている姿が印象的だった。
熱量少なめだった小峰がだんだん本気になって、飯田や青嵐とかと切磋琢磨していく様子がイイです。
周囲がゴシップで騒ごうと、飯田を信じるブレない小峰。
飯田も小峰を見てきて、お互い惹かれ合う様子も自然だった。
飯田に認められて、変わっていく小峰がとても良かった。お互い刺激し合って成長していく姿がイイ。破顔する小峰、最高。

電子限定マンガ、メガネの話も愛が溢れていて、好き。
読み直すごとに、愛おしくなる作品でした。

1

超豪華タッグ作品

さすが一穂ミチ先生お笑いの解像度が高すぎる。
いそうなコンビ名!人物設定!舞台の緊張感!
読んでいて本当に彼らの実在する世界がみえます。

志村先生の絵もリアリティ寄りで、
BLBLしてない風体が心憎かったです。
飯田は男前売れっ子芸人、小峰は欲のない駆け出し芸人に見える。(10歳差?最高)
一穂ミチ世界を再現してるのがわかります。

最初から小峰が気になる飯田が可愛かった、
自分のファンと知ってからはグイグイいくのも大人の色気を感じました。
小峰くんがお笑いに本気になっていくのが清々しかったです。
会話のテンポが一穂ミチ先生のそれで、
読んでいてゾクゾクしました。
小説版でもよんでみたいなあ〜!

2

芸人BLイチおもしろかった

芸人BL、いくつか見ましたがどれも恋愛メインで(BLなので当たり前なのですが)漫才師の本業である漫才部分を避けがちな本格的なものはない印象でした。
しかしこの作品は、まずお笑いガチ勢の一穂ミチさんが原作なのでかなり深いところまで掘り下げており、すごかったです。舞台に立った瞬間の空気とか、笑いが起こる・起こらない・呑まれる・波に乗る、そんな演者の気持ちが絵柄から伝わってくる。
呑まれた(場の空気をものにできなかった)ときの「3分間の後悔処刑」という表現は言いえて妙だな…!となりました。

一穂さんが書かれた一般小説・芸人とOLの恋愛を描いた「パラソルでパラシュート」はなんか夢小説っぽくて私はハマらなかったのですが、今回の芸人同士BLとなると芸人の内側やお仕事感が見て取れて良かったです。
あと志村さんの絵柄も好きだ~。

あと青井鞠子さんというキャラも好きだ~~。

1

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