• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作オンリー・トーク

飯田 彰良
人気漫才コンビ「他人の不幸」のボケ担当
小峰 塔
漫才コンビ「駅徒歩5分」のボケ担当

その他の収録作品

  • あとがき(一穂ミチ先生/志村貴子先生)

あらすじ

超豪華タッグでおくる、先輩芸人×後輩芸人BL!!全てに低体温な若手お笑い芸人・小峰塔は、先輩芸人・飯田彰良の隠れ激烈ファン。推しに近づきたくて芸人になった小峰は生の飯田と言葉を交わしただけで舞い上がってしまうが、想いは胸に秘めたままで逆に塩対応気味。一方の飯田はなぜか自分に冷たい小峰に対して興味がわき始める―。

作品情報

作品名
オンリー・トーク
作画
志村貴子 
原作
一穂ミチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396786021
4.7

(155)

(126)

萌々

(25)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
23
得点
736
評価数
155
平均
4.7 / 5
神率
81.3%

レビュー投稿数23

お仕事漫画としても、かなり濃いです

一穂ミチ先生のイエスかノーか半分かシリーズが好きな方、間違いなく刺さると思います。私がまさにそれです。

先輩芸人の飯田さん一筋でポスターが隣同士なだけで大興奮な小峰くん、本当に健気可愛い。
貰った飴の包み紙や煙草を宝物にしたり認知されておりさらに褒めてもらえたことに命日なのかと動揺しまくる限界オタクそのもののマインドがだんだんと変化していく過程がわかりやすくくせになります。
そして飯田さん、うーん納得の実力と色気。でも彼の大人の男としての魅力がお笑い界では時に批判対象となる……それに負けじと舞台に立ち続ける姿がかっこよくて惚れ惚れします。

個人的にはただ萌える、というよりも胸が熱くなる感覚が強かったです。こんな作品とはなかなか出会えない!お仕事漫画としての話の作り込み具合がすごいんですよね。専門用語が並ぶわけではない、お笑いに詳しくない人間も楽しめるというのがまた……さすがとしか言いようがありません。最終話付近はずっとドキドキしながら読みました。
胸熱展開すぎて初読の際に濡れ場はなくても……と感じてしまいましたがキスも済ませたし視線なんかもう完全に恋してるそれだし、そりゃまあするだろ!ということで自分の中で落ち着きました。普通に萌えてしまうので。
ラブ一辺倒ではないどころかラブ<仕事だと思っていた作品で唐突にエロにページが割かれるとそうか……と身構えてしまうので、あっさりめの描写が良い効果を発揮している例では。

お笑いの世界に身を捧げる姿がまぶしく、思いの方向性が変わっていく過程が丁寧で、たくさんの人に読んでもらいたい作品です!
ふたりがこれからも仲良く、切磋琢磨しあえる関係でありますように!

11

憧れか興味か、それとも恋か

一穂先生の業界の話、やっぱ好きだわー

アナウンス業界をモチーフとした名作と名高いあの作品もそうだけど、今作のお笑いモチーフのもすごい。主人公2人のBLの進捗状況とは別に、彼らが身を置くお笑い業界の裏の世界が細やかに描写されています。
お笑いに対するコンビ間の情熱の温度差や、ネタ作りや賞レースへの向き合い方、シビアな実力の世界が垣間見えたりと、たくさんの人を明るく元気にさせるお笑いの世界の光と闇に触れることによって、飯田と小峰の恋や恋愛がものすごく際立っています。BLとして成立はしているものの、ヒューマンドラマとしても側面もあり、お笑い世界のドキュメンタリーを見ているような臨場感にどっぷりでした。

無愛想な後輩との距離感、大好きな推しとの距離感……近しくなっていく2人の間にある交錯した想いは、憧れか興味か、それとも恋か。
複雑で微妙な感情が渦巻く彼らの言動1つ1つから目が離せません。

先輩後輩の関係であり、強烈な飯田推しでもある小峰のぶっとんだ行動の数々が何よりも先に目立つのが、この作品の面白いところ。表の感情は塩だけど、脳内の感情はめちゃくちゃ激アツな男です。
漫才をするために漫才師になったというより、飯田を知りたくて漫才師になったとも言える小峰の漫才熱はかなりクセが強い。どこか抜け感のある変人じみた面白いキャラクターですが、飯田と距離が近くなったことをキッカケに漫才が大好きになっていく小峰の変化は見どころでしょう。
2人の関係に少しずつ変化が生まれる展開にヨッシャーでした!


恋愛感情が激しく揺れ動くとか、色恋事での派手なシーン展開はあまりなく、いつの間にか惹かれ合っている飯田と小峰の恋愛模様にドキドキしたりキュンときたり。漫才師としての仕事の延長線上に恋心が乗っかっていくナチュラルなアプローチに魅入られずにはいられませんでした。
周りの同業漫才師たちとの絡みもよく描かれていて、お笑い世界の勝者と敗者の対比といったサイドストーリーも切実な姿ながら楽しく読ませてもらいました。

物語は終わってしまいましたが、この先のストーリーがまだまだ続きそうな途上感ある雰囲気がいいですね。いつかは2人で同じ舞台に立ち、ライバルとして賞レースを競い合う日がくるのだろうかと、そんな未来を妄想する余韻も含めて素晴らしい読後感でした。

9

面白い!

まず、漫才が普通に面白く入ってきて流石だなってなった
声が聞こえるわけでもないのに、間を感じるような気がした
私は、駅徒歩5分結構好きよ

そして何よりお母さんのことが大きいよね
塔がK大出てるのも、落語やって漫才師になったことも
飯田に憧れて、飯田に恋することになったのも
お母さんの結果が違ってたら真逆になったかも
笑わせて、結局救っちゃったみたいに思えちゃったらもう、そのデカい感情がポジティブに転んだら、大好きしかないよね
そこに頭の良さは関係ないと思う

塔が祈りを捧げるところ良かったな
自分にできることがないときは祈るしかなくて、祈ることで間違ったこと言ったりしたりしないで済むんだよな…美しい場面だった

飯田は落ち込んだときに塔の純粋な好意が自分を助けることに期待していて会いに行くんだろか
随分早いうちから意味深な触れ方をして、好意があるのか、その質は?て探ってる

塔は塔で、一瞬も迷わず落語を始めたり、読み間違えようのない尊敬を示せてて可愛かった

何回も読んじゃう
青い嵐は好みじゃないけど、おめでとうだよな
どのコンビもそれぞれの信頼があるみたいで良かったな
ダブミンの騒動も猥褻じゃないし、強いて言えば人気があるために起きた事故みたいな風な内容で、作品を通して嫌な気持ちになる要素がほとんどなくて、面白かった

8

大傑作!!!

ランキング常連+レビュー大絶賛で気になっていたものの、「お笑い芸人もの」に馴染みがなくてスルーしていました……が!!

試し読みしてみたら……これは面白いやつだ!!ってすぐ分かりました。即購入!そして後悔!!
なんでもっと早く読まなかったの私ーーー!?これは大傑作!!

お笑い芸人の世界に入り込んだような臨場感に圧倒されます。空気、緊張感、舞台裏の熱気……全部リアル!!

そして小峰くん!!!中身と外見のギャップがすごい!試し読みの時点で「やべーやつ」感が伝わってくる(もちろん褒めてます)。ズレてる……ズレてるのよ……!!
しかもそのズレた感情がすべて飯田さんに向いてるのがまた怖い、いや最高!!!

一方で、その重すぎる感情を飯田さんが徐々に察知して?、少しずつ距離を詰めていく過程がたまらなくて……もう本当にヤバい。伏線も複数仕込まれていて、読み返すとハッとしますよ!!!

ストーリーが熱すぎて、先を読みたいのに読みたくない、終わってほしくない……!と心が揺れました。

あと言わせて、飯田さんかっこよすぎ問題!!特に序盤のタバコのシーン、あれなに!?すでに何度もリピート読みしてます!!

お笑い賞レースの展開と2人の関係の変化がリンクしていくのも熱くて……
厚みがあって、アツくて、最高の物語。

この2人、もっと追わせてください!!!お願いします!!!!

8

心揺さぶるシーンがあった

一穂ミチ先生のマンガ?コミカライズなの?違うわ、マンガ用に書き下ろしやん。
ん?!志村貴子先生やん!
内容は?漫才師の芸人BLとな?
気になるわ〜読みたい!
めちゃ豪華な企画。

早速読みました。
メガネのローテンション漫才師「駅徒歩5分」小峰はあまり感情を出さないし言葉にもしないからわかりにくい奴と周りに思われてる。
でもね、先輩売れっ子漫才師「他人の不幸」飯田に対しては強火オタ過ぎて笑える。
タバコの吸い殻持ち帰ろうとしたり、ポスターが自分達コンビと隣り合わせで貼られていたら嬉し過ぎて固まっちゃったり。

本人の心の中では好き過ぎて大騒ぎなんだけど、表面上は無口なので、感じ悪い子みたいになってるの。

飯田に対してこれほど関心持っちゃってる理由、リアクションが薄い理由が全部母親なんよ。
病気がちな母親が入院する度にギャン泣きで両親を困られていたけど、お父さんに「泣いてばかりいたらお母さんの病気がよくならないよ」と言われてから感情を出さないようになって、お母さんを喜ばせる為に勉強をしていい成績、いい進学先を目指すようになったんだって。
そんな時、免疫力を上げるには笑う事がいいと看護師さんに薦められて「他人の不幸」のお笑い動画で爆笑しながら笑い泣きするお母さんを見てショック。勉強していい学校いっていい点数を取るより、母を笑顔にさせる漫才、芸人「他人の不幸」に嫉妬と憧れとごちゃ混ぜの感情が自分を芸人の道に進ませた。

憧れの先輩と若手の自分、芸人世界の嫉妬や仲間意識や足の引っ張り合い。一巻完結ですがとても読み応えがある内容です。
M-1みたいなショーレースが作中でありみんなが頂点を目指すドラマもリアル。

飯田は飯田で顔が整った芸人は面白くないと逆ルッキズムで苦しんだ時代があったりすんの。
作中の絵が明らかに男前には描かれてないように私は感じてしまったので、もうちょい誰が見てもかっこいい見た目にして欲しかったかもしれない。
むしろ、小峰の方が見た目カッコいいと私は感じながら読んでました。(私の好みがメガネキャラだからなのか?)

人と関わる事で自信が付いたり、出演のキッカケを掴めたり、たった一言で舞台上で焦ってしまって本領発揮出来なかったり、逆にノリノリで大受けしたり。

何でも1人では完結しないし、受け止め方とタイミングも大事だと思わされた。
手慣れた先輩芸人に見える飯田だけど、遊びじゃないから今までこんな事してないよと誠実に小峰に伝えるとこ好感持てました。ただ、めちゃ余裕あるじゃんヨォ、それなりに経験あるんだろなと思う態度でした。まぁ、売れっ子芸人だもんな。小峰はヒヨコみたいなもんだろな。ぴよぴよ付いてくる。

心躍ったシーンは、154ページからの流れ。
ドラマのクライマックスに畳み掛けるような展開で胸アツだしドキドキしっぱなしでした。

あとがきを読むと一穂先生と志村先生の対談キッカケで生まれた作品みたいですね。
やっぱり、人と人との出会いは新たなキッカケが生まれるタイミングなんだな。
そんでこの作品を私が手に取った出会いにも感謝。
みんな読んで欲しい。

電子で購入
あからさまなシーンはないので、修正はなし

6

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP