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オンリー・トーク

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表題作オンリー・トーク

飯田 彰良
人気漫才コンビ「他人の不幸」のボケ担当
小峰 塔
漫才コンビ「駅徒歩5分」のボケ担当

その他の収録作品

  • あとがき(一穂ミチ先生/志村貴子先生)

あらすじ

超豪華タッグでおくる、先輩芸人×後輩芸人BL!!全てに低体温な若手お笑い芸人・小峰塔は、先輩芸人・飯田彰良の隠れ激烈ファン。推しに近づきたくて芸人になった小峰は生の飯田と言葉を交わしただけで舞い上がってしまうが、想いは胸に秘めたままで逆に塩対応気味。一方の飯田はなぜか自分に冷たい小峰に対して興味がわき始める―。

作品情報

作品名
オンリー・トーク
作画
志村貴子 
原作
一穂ミチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396786021

ちるちる評価ランキング

91

4.8

(115)

(97)

萌々

(15)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
20
得点
550
評価数
115
平均
4.8 / 5
神率
84.3%

レビュー投稿数20

超豪華タッグ作品

さすが一穂ミチ先生お笑いの解像度が高すぎる。
いそうなコンビ名!人物設定!舞台の緊張感!
読んでいて本当に彼らの実在する世界がみえます。

志村先生の絵もリアリティ寄りで、
BLBLしてない風体が心憎かったです。
飯田は男前売れっ子芸人、小峰は欲のない駆け出し芸人に見える。(10歳差?最高)
一穂ミチ世界を再現してるのがわかります。

最初から小峰が気になる飯田が可愛かった、
自分のファンと知ってからはグイグイいくのも大人の色気を感じました。
小峰くんがお笑いに本気になっていくのが清々しかったです。
会話のテンポが一穂ミチ先生のそれで、
読んでいてゾクゾクしました。
小説版でもよんでみたいなあ〜!

1

芸人BLイチおもしろかった

芸人BL、いくつか見ましたがどれも恋愛メインで(BLなので当たり前なのですが)漫才師の本業である漫才部分を避けがちな本格的なものはない印象でした。
しかしこの作品は、まずお笑いガチ勢の一穂ミチさんが原作なのでかなり深いところまで掘り下げており、すごかったです。舞台に立った瞬間の空気とか、笑いが起こる・起こらない・呑まれる・波に乗る、そんな演者の気持ちが絵柄から伝わってくる。
呑まれた(場の空気をものにできなかった)ときの「3分間の後悔処刑」という表現は言いえて妙だな…!となりました。

一穂さんが書かれた一般小説・芸人とOLの恋愛を描いた「パラソルでパラシュート」はなんか夢小説っぽくて私はハマらなかったのですが、今回の芸人同士BLとなると芸人の内側やお仕事感が見て取れて良かったです。
あと志村さんの絵柄も好きだ~。

あと青井鞠子さんというキャラも好きだ~~。

1

大傑作!!!

ランキング常連+レビュー大絶賛で気になっていたものの、「お笑い芸人もの」に馴染みがなくてスルーしていました……が!!

試し読みしてみたら……これは面白いやつだ!!ってすぐ分かりました。即購入!そして後悔!!
なんでもっと早く読まなかったの私ーーー!?これは大傑作!!

お笑い芸人の世界に入り込んだような臨場感に圧倒されます。空気、緊張感、舞台裏の熱気……全部リアル!!

そして小峰くん!!!中身と外見のギャップがすごい!試し読みの時点で「やべーやつ」感が伝わってくる(もちろん褒めてます)。ズレてる……ズレてるのよ……!!
しかもそのズレた感情がすべて飯田さんに向いてるのがまた怖い、いや最高!!!

一方で、その重すぎる感情を飯田さんが徐々に察知して?、少しずつ距離を詰めていく過程がたまらなくて……もう本当にヤバい。伏線も複数仕込まれていて、読み返すとハッとしますよ!!!

ストーリーが熱すぎて、先を読みたいのに読みたくない、終わってほしくない……!と心が揺れました。

あと言わせて、飯田さんかっこよすぎ問題!!特に序盤のタバコのシーン、あれなに!?すでに何度もリピート読みしてます!!

お笑い賞レースの展開と2人の関係の変化がリンクしていくのも熱くて……
厚みがあって、アツくて、最高の物語。

この2人、もっと追わせてください!!!お願いします!!!!

6

面白い!

まず、漫才が普通に面白く入ってきて流石だなってなった
声が聞こえるわけでもないのに、間を感じるような気がした
私は、駅徒歩5分結構好きよ

そして何よりお母さんのことが大きいよね
塔がK大出てるのも、落語やって漫才師になったことも
飯田に憧れて、飯田に恋することになったのも
お母さんの結果が違ってたら真逆になったかも
笑わせて、結局救っちゃったみたいに思えちゃったらもう、そのデカい感情がポジティブに転んだら、大好きしかないよね
そこに頭の良さは関係ないと思う

塔が祈りを捧げるところ良かったな
自分にできることがないときは祈るしかなくて、祈ることで間違ったこと言ったりしたりしないで済むんだよな…美しい場面だった

飯田は落ち込んだときに塔の純粋な好意が自分を助けることに期待していて会いに行くんだろか
随分早いうちから意味深な触れ方をして、好意があるのか、その質は?て探ってる

塔は塔で、一瞬も迷わず落語を始めたり、読み間違えようのない尊敬を示せてて可愛かった

何回も読んじゃう
青い嵐は好みじゃないけど、おめでとうだよな
どのコンビもそれぞれの信頼があるみたいで良かったな
ダブミンの騒動も猥褻じゃないし、強いて言えば人気があるために起きた事故みたいな風な内容で、作品を通して嫌な気持ちになる要素がほとんどなくて、面白かった

6

もっと読みたくなる2人

芸人BLの空気感がとても良かった!
甘さのなさそうな冒頭の2人なのに、徐々に2人が心を許していったり距離感を測ってる感じが伝わってきててソレがすごく良くて。
志村先生の独特の空気感と描写が漫画として本当にお上手だなぁと思いました。

受けの小峰が無表情で感情の起伏が少なく見えて、決して可愛くないのに、表に出ない彼の感情や飯田に対する目の煌めきが垣間見えてくることで、めちゃくちゃ可愛い。しかも飯田の一言で自然と笑ったのがすごく自然だし可愛かったなぁ~。
そういうのに触れて飯田の心の揺れ動きもよく分かって、2人が急接近したのは自然な流れだと感じました。

芸人の話としてもBLとしても面白かったです。そこはさすがの一穂先生で。
賞レースに絡んだ芸人さんたちの雰囲気や周りの反応。お笑いと仕事とプライベートと仲間と攻め受け2人のやり取りと…絶妙なバランスで構成されていたと思います。
もっと続編で2人の関係性の変化が見たくなる。小説でも読みたい。
もっともっと見たくなる2人です。続編希望!!!

5

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