• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作呪いの装備が外れない!

ガッシュアリクス・カトウ・ローゼンフット
「呪いの装備」を探す勇者の末裔(王族)の冒険者、22歳
ヨルン
「変化」のスキルで職業とともに性格まで変える冒険者、25歳

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき

あらすじ

【スキル至上国】に生まれたヨルンは「変化」という、自分の能力(スキル)を変えることができる珍しい力を持っている。 どんなスキルにもなれるものの、変化した能力は純粋なスキルと比べると圧倒的に弱いため、身分を偽って色んなパーティに潜り込み、他人の任務報酬をくすねる危ない橋を渡りながら生活していた。 ある日、いつものようにくすねた宝箱を確認すると、その中には女性ものの下着らしき衣装が。気づけばそれはヨルンの体に装備されてしまい、外すことができなくなってしまう! なんとそれは、かつて存在した勇者に想いを寄せていた聖女の装備品で、封印された魔王を解放してしまう力があるらしい。さらにそれを、勇者の末裔でありこの国の王子であるガシュアが求めていると知る。ヨルンが装備を外すには、「勇者の血を引くものと結ばれること」しかなくて…!?

作品情報

作品名
呪いの装備が外れない!
著者
日下部しま 
イラスト
ぼんこ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855298
4.3

(43)

(26)

萌々

(8)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
184
評価数
43
平均
4.3 / 5
神率
60.5%

レビュー投稿数7

呪いの解呪は大変

呪いの装備って、外れないんですよね。うっかり装備しちゃったら呪われた音楽なんか鳴っちゃったりして、解呪のための施設にえっちらおっちら足を運んだり…そんな、国民的王道RPGを思い出しちゃいました。

面白かったです!

自分から装備したわけじゃないのに、セクシーランジェリーが脱げなくなってしまった主人公ヨルンと、そのセクシーランジェリーを探していた勇者の末裔ガシュアとの、笑いあり濃厚行為ありの珍道中!
ヨルン視点だと最悪なスタートなこのふたり、ゆっくりと心を通わせていく過程がしっかり描かれていて読んでてニヤニヤとまりません。
圧倒的強者であるガシュアが、ヨルンに嫌われたくないと欲を我慢するとか可愛すぎました。はやく全ての解呪を終わらせて森でのんびり暮らしてほしい。
しあわせになってほしいふたりです!

番外編はガシュア視点。彼の生い立ちが描かれていました。彼の過去はつらいもので…旅に出て、ヨルンと出会い、彼の言葉に救われてたんだなぁと。よかったねぇ、出会えてよかったねえ!としみじみ思いました。王国滅ぼしてもいいとおもうよ。

本編も番外編も電子特典SSもすべておもしろかったです!ボリュームたっぷりでおなかいっぱい!大満足です!

12

“恋”を知っていく二人にキュン

誰にも手に負えない狂犬→デッカい忠犬になる攻めにめちゃくちゃに萌えた〜〜♡
攻めから絶対に逃げたい受けと、そんな受けを爆速で追い詰める攻めの【BL鬼ごっこ】をニヤニヤ堪能しました

猫被りの口八丁でなんとか切り抜けようとするヨルン(受)と、色々と脳筋すぎるガシュア(攻)の噛み合わない会話が楽しいですね!
濡れ場でも、あーだこーだ言いながら最後まで抵抗する“ノンケ受けの鑑”のようなヨルンに拍手喝采です◎
そんな二人が少しずつお互いの事を知って信頼し合い、対等な関係になっていく変化が堪りません!

ノンデリだけど他人との関わり方を知らないだけで、良くも悪くも真っ直ぐすぎるガシュアが「恋」を知ったら溺愛一直線に「好き好き」アピールするのが尻尾ブンブンな大型犬みたいでとっても可愛く、
猫被りをやめた素のヨルンに惹かれていく様子が伝わってきて、ヨルンの「待て」を素直に聞く変化に萌え転がりました(◜ω◝)♡

そんなガシュアの真っ直ぐさに、心を開いていくヨルンにグッときます……
苦労性で自己肯定感が低すぎて自分の事を「使い捨て」なんて卑下していたから全方位溺愛彼氏が現れて本当に良かった;;

また、攻め視点の番外編が最高〜〜〜〜に萌える!
寡黙で強面の内側ではヨルンへの甘い想いで溢れていて萌え度半端ないし、本編で多く語られなかった“魔王討伐”の真の目的がわかって、より一層ガシュアが好きになりました(マリモリ…)

ガシュアの想いに反応して呪いの装備が一つずつ壊れていく仕掛けも素晴らしく、壊れる度に近づく二人の関係にキュン♡素敵なCPをご馳走様でした〜〜!

11

関係性がツボ

脳筋で寡黙な最強攻めが最初は無自覚に、自覚的になってからは露骨に受けに迫っていく過程が萌えハゲました。
もともと寡黙執着攻めが大好きなのですが、プラスで攻めの属性が最強に強くて体がデカイってのがツボでした。
そして受けはちゃんと男っぽくて、少しずる賢いところがあるのもツボ!あの手この手で攻めから逃げて、口が上手くて器用な感じもあるのに攻めから逃げられない不憫さ...この攻防が最高でした。欲を言うならもっと攻めの圧に怯えて逃げる受けとの攻防が見たかったです。笑
最後らへんに再登場した当て馬(?)ももうちょっと活躍して欲しかった...!攻めとは大分属性が違うのでこの絡みももっと見たかったです。純粋に総受けっぽいのが好きというのもありますが、攻めの嫉妬ターンがもう少し見たかったです。
最初登場したときはまさかな....?と思っていたけど、最後らへんで受けに惹かれていたことを知ってわくわくしました。笑
異世界もので装備が外れないっていう全体の設定もとても面白かったです!なかなかない設定だし、クスっと笑えつつ、ちゃんとキャラクターの生い立ちからこの性格や行動に至ったっていう描写もきちんと描いてくれているので読んでいてとても感情移入できました。この方の他の作品ももっと読みたいです...!

8

みんな読んでくれーー!!!

面白いーー!!!!!この2人の続きが読みたいー!!!!みんな読んでくれー!!!
読後すぐにそんな感想が浮かびました。
いやー個人的大ヒットです。今年1番萌えました笑

俺様傲慢で何処か浮世離れしてる攻めと何処か卑屈な地味平凡な受け……
いや、もう私の好みドンピシャでして。読んでてずっとキュンキュンしました。
ガタイがいい攻めがひょろっとしてる受けを組み敷く…作者さんのあとがきにもありますが、本当いいですよね、と読んでてしみじみ思いました。

スキルとか出てくる作品はあまり得意な方ではなかったのですが、今回はその設定がうまいこと使われていまして、こうしたゲーム系のファンタジー作品が苦手な人も読めるんじゃないかと思います。
何より話の展開がなるほどと、bl以外のストーリーラインも楽しめまして、大満足です!
2人の続きが読みたい!!!

本当におすすめです!

5

No Title

ファンタジー色のつよいお話が好きなので、表紙やタイトルにひかれてよみましたが、想像以上にたのしめました。

22歳で、「呪いの装備」を探す勇者の末裔(王族)の冒険者のガッシュアリクス・カトウ・ローゼンフットと、25歳で、「変化」のスキルで職業とともに性格まで変える冒険者、ヨルンがおりなすファンタジー作品です。

スキル至上国に生まれたヨルンは「変化」という、自分の能力(スキル)を変えることができる珍しい力を持っていましたが、弱いスキルのために、日々、苦労しながら生活していました。そんななか、ガッシュアとヨルンが出会うというストーリー展開でした。

読んでいくうちに、話の展開はよめますが、せつないシーンとコミカルなシーンもバランスがよくて、おもしろいと思いました。

4

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP