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表題作ハルシュラ

ハルチカ
農家の青年
シュラ(阿修羅)
戦神

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

農家の青年・ハルチカは、兄の発掘調査を手伝う中で地中から古びた箱を掘り当てる。
その中から現れたのは、自らを“戦神・阿修羅”と名乗る謎の少年だった。
最初はただの家出少年だと思い、自宅へと連れ帰るハルチカ。
帰る場所がないという少年を「シュラ」と名付け、共に暮らすことに。
規格外の言動で周囲を騒がせるシュラに振り回されながらも、ハルチカの心は少しずつ、確実に、シュラに惹かれていく――。
心優しい青年と規格外の“戦神”が織りなす、ひとつ屋根の下の不思議な日々と恋の行方は…?
★初出時のカラーを完全収録!!

作品情報

作品名
ハルシュラ
著者
chocoanpan 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796417518
4.5

(2)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
2
平均
4.5 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

デビューコミックス、おめでとうございます!

1話まるっと試し読み出来、イラストがすごく好みだったのでそのまま読んでみました!
あとがきを読み今作が初の商業コミックスと知りました
おめでとうございます!!

先生ご自身がBLをお好きなのが分かる1冊でした
攻めはワンコとヘタレと世話焼きお人好しで人に好かれる太陽攻め
受けは多重人格設定にする事でツンデレ、強気に誘い受けと健気さなど萌え発生属性を盛り込んだKAWAIIの宝庫!!
この2人以外にも攻めの兄や受けの神様仲間(あれはお釈迦様?)に田舎の人々と多彩なキャラを登場させて楽しい雰囲気を創り上げてくれていました

キャラを楽しむ!
という点ではすごく楽しかったです
みんなに色んな魅力があってしかも絵が上手いので表情もたくさん見れてウキウキしました♪

ただ、ストーリーの進行が分かり難いと言うか読み難かったな・・・とは思いました
これは先生の作風のテンポに慣れていないという点もあったかな?とは思いますが、お話しが飛び飛びになってしまっているような感じがしてしまいストーリーでの魅力はあともうひと押し個人的には欲しかったです

シュラの幼少期や2人のお祭りデートなどの「エピソードとして」の単話は楽しめるし萌えもありました
だけど、それが1冊になった時の全体を繋ぐ流れとしてのまとまりがあんまり感じられなかったのが読み難さになっていたように感じました

だからなのか?濡れ場もあるのですが、少し唐突感があって・・・
濡れ場だけで見ればえっちな空気も感じられるし2人が好き同士なのも分かるけど、そこに向かっての盛り上がりの始まりって何だったっけ?とふと冷静になってしまうような所もあったりして・・・
ちょっと勿体なかった感じもしました

切り取って見ると好きな所はたくさんあります(*´▽`*)
だけど1冊として読むと流れに少し無理があるというかストーリー性が感じられ難かった、というのが惜しさとして残りました

ハルチカのお兄さんの素顔・・・すごい気になります!
あれはイケメンフラグだと信じてます(笑)
シュラの足裏の消えた文字の謎はそのままなのでしょうか?
あれどうなったのかな?を考え出すと結構出て来ます・・・
是非とも続編でその辺も回収して欲しいな!と思っています
そして先生の素敵なイラストでまた楽しい時間を過ごせたら嬉しいです☆

評価は萌と萌2を迷いましたが続編への期待値やデビューへの気持ちも込めての評価としました!!
でもキャラ萌えだけなら余裕で☆4.5以上です(≧▽≦)‼

0

発掘現場で掘り当てたのは、まさかの…

人好きのする農家青年×戦神(いくさがみ)・阿修羅(時々ショタ)のBL…!
もーーーすごく面白くて、何度も笑いながら読みました。

前半はコミカル、けれどいろいろなことが明らかになる後半にかけては、
心がきゅっとなる切なさもある物語です。

人外ファンタジー、神様の出てくるBLは今までにも
読んだことがありますが、今作はなんとその神が、阿修羅!

戦の神だし、なんとなくこわーーーいイメージがありますが...

こちらの阿修羅(多重人格で時々ショタ)は
なんとも言えぬ可愛らしさのある、憎めないツンデレっ子でした〜

ちなみに、タイトルの『ハルシュラ』は攻め・ハルチカと
受け:シュラの名前を合わせたもの。
ニコイチになった二人にぴったりのタイトルです(*´艸`)

研究者の兄に連れられて赴いた発掘先で、
不思議な箱を発見したハルチカ(攻め)。
蓋を開けてみると、中から出てきたのは6本の手を持つ人!?
(これがシュラ・受け)で、ハルチカ達に襲いかかってきてー

となかなかに衝撃的な登場シーンから始まるお話です。

地の底から阿修羅が蘇ったのだ!と
研究者魂に火がつき喜ぶ兄、そんな兄を「とうとう壊れたか…」と
見つめるハルチカ。

家に連れ帰ったシュラは、急にちっちゃくなったり(プリティシュラ=”プリシュラ”)
怒り狂う戦神シュラになったり…

”三つの顔を持つ”と言われる阿修羅神。

その名のとおり(?)、ひとりのシュラの中に3人の人格があり、
コロコロと切り替わるシュラへの対応にてんやわんやし
振り回されるハルチカが可哀想ながらも、おおいに笑ってしまう〜!

ハルチカをびっくりさせようとベッド下に潜り込んだシュラが
つい眠りこけてしまい、その上でハルチカがオ◯ニーして…

のくだり、鉄板とも言えますが、
攻めのオ◯ニーがバレる展開はちょっと珍しいかも?

そのまま「教えてあげる」といった流れになるのも鉄板だけど、
ハルチカのハルチカを見て恐れ慄き、「こんぼう…!」と呟く
プリシュラには吹き出しましたꉂ(๑˃▽˂๑)

中盤〜後半にかけては、ハルチカといちゃこらしている
別人格・”プリシュラ”に嫉妬してしまうシュラの心の葛藤と、
そもそもなぜ、シュラはあんな場所のあんな箱から飛び出してきたのか?
という謎の解明がメインになります。

この謎を解くカギとなる”昔のシュラ”の記憶が、
切なかった。。
いつも蓮池から下界の人間家族の姿を眺めていたシュラ。

ひとりぼっちのシュラには、楽しそうに仲良く過ごす家族の姿が
眩しく見えて…

ひとり川で水浴びをし、
”(一人でも)へっちゃらへっちゃら”
”もっと強くならなくちゃね”と自分に言い聞かせるけれど、

”オレのこと見て…誰か見つけて…”と手を止めて呟く後ろ姿が
本当に寂しそうで、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりました。( ; ; )

甘えん坊の”プリシュラ”は、幼い頃に閉じ込めた
シュラ自身だったんだね...

そんなシュラが、太陽のように明るく優しい青年・ハルチカに出会い、
見つめてもらえる喜びと愛を知って”家族”になる。

二人のやりとりにはクスッと笑ってしまうし
全体的にコミカルテイストなお話だけれど、

もう一人ではなくなり嬉しそうに微笑むシュラの姿に、
じーんとする感動のストーリーでもありました。


発掘現場で掘り当てたのは、まさかの”戦の神”阿修羅でしたー

という、驚きの人外現代ファンタジー、
とても楽しく、心に残る一冊でした☺︎

あっ、最後に一つ。
カミサマ(蓮の神?なんの神様なんだろう)が驚いていた
ハルチカ兄の素顔、知りたいー…!

最後の最後に出てくるのかな!? とドキドキしていましが、
結局出てきませんでしたね。残念…!

兄×カミサマのストーリーも期待しています〜( ̄∀ ̄)


★修正:白抜き(ライトセーバー系、結構白いです;)電子シーモア

2

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