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榎本先輩は天使なんかじゃない

enomoto senpai ha tenshi nanka ja nai

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表題作榎本先輩は天使なんかじゃない

榎本蓮
大学2年、事故で昏睡状態のはずが萩野の前に現れた自称“天使”
萩野颯真
大学1年、榎本の後輩

あらすじ

ふてぶてしい“大切な人”の親友×健気なワンコ後輩
――未来を諦めない光の救済BL。

ある日、大学生・萩野の前に、事故に遭ったはずの先輩・榎本が現れた。
榎本は、萩野が片想いしている人の親友であり、
その親友をかばった事故で昏睡状態のはずの男――。

榎本は悪びれる様子もなく萩野に告げる。
「49日までに親友の命を奪えば、俺は生き返れる」
とうてい受け入れられないその言葉に、萩野は戸惑い、抗う。

生霊のような存在でありながら、当然のように萩野のそばに居座る榎本は、
まるで生きているかのように、萩野との日々を妙に楽しんでいるようだった。

しかし、そんな彼がふてぶてしい態度の裏に
少しずつ見せはじめた“かわいげ”に、萩野の心は揺れていく。
そしてある日、萩野が寝ているときに、榎本はキスしてきて――。
――ふたりが駆け抜ける、最後の時間の行方は…?

作品情報

作品名
榎本先輩は天使なんかじゃない
著者
せつこうじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526829
3.7

(75)

(32)

萌々

(18)

(10)

中立

(7)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
23
得点
269
評価数
75
平均
3.7 / 5
神率
42.7%

レビュー投稿数23

先輩の想いが切なすぎる、、

ずっと好きだった颯真の前に現れる事故にあったはずだった榎本先輩。その理由がすごく胸が苦しくなりました。最後残された時間を颯真くんと一緒に過ごしたいけど、自分はもういなくなる覚悟をしていて颯真くんに笑って生きて欲しいから悪者の役を演じてるのが本当に切ない、、、。でもずっと好きだった気持ちが一緒にいることで大きくなってしまって欲が出る、目の前に大好きな人がいて生きたいもっと一緒にいたいって思わないわけないのに、、颯真くんのことが大切なんだという榎本先輩の想いの強さを感じました。颯真くんはそんな榎本先輩の考えを絶対受け入れないスタンスがすごくよかったです!絶対生きて欲しいって引っ張り上げてくれるような、、最後まで春名先輩も榎本先輩も絶対諦めない姿がかっこよかったしそういうところに榎本先輩は救われてるんだろうなと思いました。気持ちを隠さなくなった榎本先輩はめちゃくちゃ甘えたで好きがこぼれ落ちてて最高でした!!イチャラブもっとみたいです!!

0

切なさとコメディが同居する不思議な物語

タイトルからは終始せつない物語を想像していたのですが、実際は思わず笑ってしまうコメディ要素もあり、良い意味で予想を裏切られました。

昏睡状態の榎本先輩が、生き延びるために春名先輩の魂を奪うから颯馬に取り憑かせてほしいと頼むところから始まります。
「なんて残酷なんだ」と思いきや……そこに隠された真意は全く違っていて驚きました。

切なさと笑いのバランスが絶妙で、重くなりすぎず、それでいて心に残る読後感でした。
榎本先輩の「そばにいたい」という気持ちと後悔に押しつぶされそうな姿が胸を打つ一方で、ちょいちょい差し込まれるコメディが作品全体を明るくしてくれます。

そして最後に残るのは「春名先輩って一体何者?」という謎。正直ここが気になって仕方ありません。


えち展開:なし

0

天使も命?の危機に直面するのか?

余りにも表紙が良くて即買いました
そして読んでみたのですが、なるほど分からん状態で。。。
すごい自分の読解力の無さを痛感しレビューなど到底書けるレベルじゃないな、とひたすら色んな読者さんの見解を読んでは参考に、何度も読み返したりしてみてました

みんなすごい考察力とか読解力が高くて参考になりました

今の所自分的にこの作風とかから考えてもダークな方面ではなさそうかな?と思ったので、やっぱり「春名先輩は元から天使説」が1番収まりが良さそうなのかなと思います

でも、ここに行き着くとどうしても引っ掛かってしまうのが「天使も死ぬのか?」という疑問
天使パワーみたいなのはそもそもないのだろうか?
事故を回避したり出来ないのか?それこそ大事な友人を危険な目に遭わせるような天使っているのだろうか?
この天使のスペックがもっと分かり易かったら混乱などせずに読めたのではないかな?という所がいまひとつ自信を持てなかったので楽しみ切れなかったのだなと思いました

榎本先輩〝は〟天使じゃなかったけど?っていうのが作品タイトルにも込められてるのでしょうか?
どうだろう?
作者さんの解説があったらいいのにな、と読解力のない自分は思ったりしました
甘えた読者ですみません!

1つの作品をこんなに短期間で何度も読んで、色々考えたりしたのは初めての経験だったのでこれはこれで面白い体験となりました

2

深読みしすぎると混乱する感じ?

【注】ガッツリネタバレ




颯真……春名の後輩。高校入学して間もない頃に校内で迷ってたら榎本先輩と遭遇し案内してもらった事があり密かに憧れていたが、榎本先輩には嫌われていると思っていた。
榎本……颯真と出会い好感を抱いていたが、春名にばかり懐いている颯真を見て嫉妬心から素っ気ない態度になっていた。春名を庇い事故に遭い昏睡状態。自称『天使』として颯真の前に現れ「春名の命を奪えば生き返れる」などと言っていたが、要は恋の後悔から颯真に会いに行き傍に居たかっただけの生霊。
春名……本物の『天使』が人に混ざって生活してる。人の命をどうこうする力はない。なので、春名自身の生命力を榎本に分けていた為やつれていく。榎本に生きる強い意志を持って欲しくて取引を持ち掛ける。

榎本先輩が「春名の命を奪えば」の真意は、春名の生命力で昏睡状態でも生きながらえてるからかな。それが続けば春名の(分け与えられる)生命力が尽きる期限、もしくは自分の死までが49日だったのかも。
榎本先輩は颯真が春名を好きだと思ってたし、自身の恋に対する後悔もあり、最期に颯真に会いたかったし、2人の幸せを願っていたから、自分が悪者になる事で2人がくっつけば良いと思って「生き返る為に春名の命を奪う」と言い出した。
榎本先輩が生きる為に必要なのは「生きたい」という強い意思で、それは颯真との恋がキーポイント。気持ちが通じ合う事で無事ハピエン。
春名は榎本に生命力を与える必要がなくなったので普通に生活してます。

個人的には何の疑問もなくストーリーに入り込めました。
神評価に近い萌2『星4.5』

(榎本先輩の服が事故当時は学生服で、本来は白シャツだったのが天使(自称)の時は黒シャツなのは死後の世界に片足踏み入れてたからって思わせる描写も深い)

2

面白かった

ある程度行間を読む必要はあるけど設定が面白くて良かったです。絵も好みでした。感動系のはあまり読まないけど帯で気になった。

0

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