特典付き
先生の画のタッチが、男子高校生の若々しさとか初々しさとか危うさとかを表現するのにとてもマッチしていたなと思いました。
受けの颯和は見た目可愛いのに喧嘩が強くて一匹狼。でも実は心から望んでいる状態ではなくて寂しさは抱えていた。
攻めの匡士朗は明るくて頼りがいがあって人を惹きつけるタイプだけれど、本人は他人にさして興味を抱けない。
キャラクターの設定がわかりやすくて、それをストーリーの中でさりげなくわからせてくれるから、お話に集中できて良かったです。
颯和の救済と同時に、匡士朗も颯和と出会えた事で日常に彩りが出たんだろうな、というのが凄く伝わる笑顔が素敵でした。
えちシーンはラストに。この2人は心の繋がりメインで描かれていたので、これくらいがちょうどよいバランスでした。
心の〜なんて言っておきながら個人的萌えポイントは『体格差』なんですけどね♪
はじめましての作家様です。
デビュー作でしょうか?王道爽やか青春BLでした!
颯和くんのツンとデレのバランスも良かったです
特に行ってほしくない時に服掴むとことか
後ろから抱きつくとことか、匡士郎はたまらないと思います!
ただね〜颯和が幼い頃に目の色が違うとかイジメはないんじゃないかと、ハーフってだけで憧れの象徴だよ〜青い瞳のハーフの子なんてめったにいないから、もてたのでは?お肌は陶器のようにスベスベ真っ白そうだし
イジメてたやつは嫉妬なの?少なくとも女の子は目の色が違うと言いながら、その美しさに好意を寄せていたと思うのですよ
個人的な意見として
遠巻きにされてたのもあったかも綺麗すぎて近寄りがたくて
そして高校生になって誰にも心を開かなくなってしまった颯和くんですが、イケメン先輩匡士郎に興味を持たれます
いやあれば一目惚れか?とにかく先輩の溺愛っぷりが良かったです
文化祭の時のお約束颯和くんの女装とか見たかった
Kissシーンはあったけど、Hシーンはどうかな?この2人ピュアピュアだしな〜って思ったけど
ありました少なめだけど、お互いの気持ちを確かめられて良かったね
これからどんどん美しくなってゆくであろう颯和くんをいつまでも眺めていたいです
父母も美形だったし
そして沼る匡士郎さん!大学入る頃は心配で仕方ないだろうなぁと思ったりするのでした
エロス度★
おやおやおやおや。人気者の先輩と一匹狼の後輩・・・正反対の2人が紡ぐ青春の恋模様がピュアさMAXで素晴らしい。
匡士郎を映す颯和の瞳の美しさが印象的で、最初は匡士郎を嫌いと突き放していた颯和が徐々に心を開きクーデレっぷりや笑顔・泣き顔・照れ顔などを見せるようになるのが尊い。
一匹狼であった颯和が抱える寂しさに気づき、その不器用さから放っておけない世話焼きの匡士郎でしたが、独占欲や特別な想いが芽生えていくのがたまらなく、颯和の中でも匡士郎が大事な存在になっていくのがグッときました。
表紙のおめめぱっちりな美少年に惹かれて。
本作が初コミックスとのこと。
印象としては王道ど真ん中の青春BLといったところでしょうか。
高校生の颯和は母親譲りの青い目が原因で友達ができず、
幼い頃からひとりぼっち。
中学生になるとその鋭い目つきが災いして絡まれるようにもなり、
高校生になっても喧嘩に明け暮れる日々。
そんなある日、上級生で人気者の匡士郎から声をかけられます。
傷だらけの颯和を避けるでもなく、コンプレックスだった青い瞳を
「青く澄んでて、 キラキラしてる」と褒めてきて…。
以来、学校内ですれ違ったとき、昼休み、と
事あるごとに声をかけてくるようになる匡士郎。
最初は声をかけられてもスルーだったり、
無愛想な返事しかしなかった颯和でしたが、
自宅の晩御飯に誘われたのをきっかけに
少しずつ心を許してゆくようになります。
小柄に似合わず喧嘩が強くて、他人に懐かない猫みたいだった颯和が
おいしいものを食べているときの夢中な表情だったり、レアな笑顔など、
匡士郎の前でだけ特別な素顔を見せるようになってゆく過程に
キュンとしてしまいます。
また、校内でも憧れの的で恋愛経験豊富そうに見える匡士郎が
意外にも恋愛初心者で颯和相手だとぎこちなくなってしまったり、
不器用になってしまうギャップにも初々しくて微笑ましかったです。
もちろん颯和も恋愛は匡士郎が初めてなのですが、
いざ恋人同士になると自ら後ろの準備をしてくれていたり(男前)、
予想外に積極的で組み伏せられたときの色気にドキっとさせられちゃいました。
タイトルの末尾の「青」とは、主人公颯和の瞳の色のこと。
人とは違う瞳の色のことで、幼き頃から他者との交流に心閉ざし、一匹狼に。
すると今度は、その一匹狼ゆえに喧嘩を挑まれるようになり、その日も不良に絡まれ喧嘩をしたあとで、同じ高校のセンパイである匡士郎に声をかけられて、、、
という冒頭。
世話好きな匡士郎と一緒にいることで、寂しかった過去の自分が補完されていくのですが、その少しずつ一緒の時間を過ごしていくなかで育っていった尊い感情に、すれ違いまでも含めて、これぞアオハルの醍醐味!!
と、天を仰いだまりあげは。
また、キャラクターひとりひとりの目力に秘めた感情からの訴求力が強く、生々しい感情が読み手側に流れ込んでくる場面が多かったようにも感じました。
ちなみに個人的にはイケメンコミュ強な匡士郎の、颯和へのお世話焼き度がめちゃ高く、女子よりも颯和を優先してキスしちゃうくらい好きすぎる、その愛の重さが好き…///! と、なりました。
ということで、
まさに今の時期にピッタリな(タイトルに「春」とありますが)、花火大会の場面もあったりシュワっと甘酸っぱい、受け救済展開のBL。
ぜひ未読の方は、この夏読んでみてはいかがでしょうか。