電子特典付き
コミック
台湾の作家さんのデビュー作であり、コミカライズだそうです。
付き合っていたカレシにフラレてから、ついてないことだらけの子涼(ズーリャン)。
しまいには、縁結びを祀る廟へ行き、赤い糸を手に入れた直後、突然タヒんでしまう。
その後、幽霊となった子涼は、なにがなんでも生き返りたくて、そのためには心から愛してくれる人と出会わなければいけないと、神様から告げられて、、、
という冒頭。
日頃から中華系BLを読まれている方には、キャラクターの名前や文化など、スムーズにその世界観へ入り込むことができるお話だと感じました。
タイトルにもある通り、殺人鬼が登場するお話なので、ちょっぴりミステリー的な要素があるため、苦手な方はご注意を!(ほとんどの方が大丈夫だと思いますが、、)
けれど、本来であれば惹かれてはいけない相手にどうしようもなく惹かれてしまうだとか、恋の成就までにタイムリミットが発生する系のハラハラドキドキ系展開とかがお好きな方には、とてもオススメな一冊です。
(めちゃくちゃネタバレになってしまうのと、タイトルからもお分かりの通り、子涼と赤い糸で繋がっていたのが、まさかの殺人鬼であるパイテンスーだったというオチでした)
ちなみに一巻では、まだえちなど恋愛要素は薄めです。
が、
個人的に気になったのは、子涼を助けてくれたあの仮面の中の正体はいったい誰なのか。
本当に、月下老人の門神なのか??(なんだか違う気がするのに100点)
伏線いっぱいであることは間違いないので、早く回収して答え合わせがほしいです!!