電子書籍限定版
小説
獣人ものは苦手だけど、
受けが蟹というあまりの斬新さと
チャロが可愛い!可愛い!!
と楽しそうな声が多くて読んでみることにしました。
確かに可愛い!健気で一生懸命で、
人間同士のセックスに純真に憧れてるのも
蟹ゆえに話が通じない、ズレが生じるところも可愛い。
人間の世界のことを知らなくて、
話が通じないのは蟹だから仕方ないんですけど
ずっとその調子なので読んでて疲れちゃいました。
四六時中一緒にいて、振り回されてるのに
絆され受け入れるリュウはすごいですね。
物語運びや、蟹同士で喋る時は「カ」「ニ」だけカタカナだったり
ちょっとした遊びが盛り込まれてるところはすごくて、
面白いところもいっぱい、これがデビュー作!すごい!なんですが、
キャラにハマりきれず……可愛いしすごいことは確かです。
天真爛漫無知無垢の許容の範囲がせまい私の趣味の問題でした。
結末も…26歳差ってことですよね?
ドラマティックだけど、別人格みも強いしモヤモヤするところです。
お話としては、面白くて、
カニバ的要素や想いにはぎゅっと来て、
カニ要素をしっかり入れながら、
まとめあげたのはすこいんですけど、
乗り切れず…一緒に盛り上がれなくて無念。
笠井先生追っかけで購入。どんなとんちき話や?と読んでみたところ、なんとまあ強烈設定。先生、カニお好きなんですかね…?あれこれありすぎて平均すると萌という評価にしました。普通なお話はもう飽きたわ、どんなお話でも持ってこいや♪という方にオススメです。
生まれ育った川で時折やってくるカップルの営み♡を見ているカニのチャロ。いいなあ、自分も・・・と憧れていたある日、姿形を変えることができると思って、とあるものを口にし・・と続きます。(おいおい)
攻め受け以外の登場人物は
市村、竹田(攻め勤務先の仲間)ぐらいかな。
++あれこれ
ざーめん 苦手なんですよ。
いきなりすいません。なんだけど、ほんと苦手で。それをいただくと、あーら不思議ご立派可愛い人間になっちゃう!という設定なんです。
ということで 受けはほんとに蟹ちゃんです。5センチの蟹。いたいけというか可愛いというかまっすぐというか、なんとも。
蟹なんで、蟹の生態?そのままでして、指がはさみになってたり、腕を切り離したり。
いや、健気なんですよ、それにほら、蟹の寿命っていうものはそのままで、わあ・・・ってなっちゃうし。はあ。
それをまるっと丸めて全部受け止められる攻めさんは、どんだけすごいのよ。
彼も大概酷い人生というか幼少期でして、ほんとにこんなことする人いるんですかねえ・・・?と思うやら、実際の虐待のニュース聞いてたら、ああいいるのか・・とも思ったり。
途中しんどくなって、でも最後に救済されて、アップダウンの激しい一冊でした。
間違いなく絶対忘れない一冊です。
サワガニBLとは?って思いつつ、まわりからおすすめされて読みました。
読めて本当に良かったです!
チャロが純粋で可愛い!
人間になりたいある理由が後で明らかになるのですが、切ないです。
サワガニ語の表現の仕方が面白くて、私はスルッと入り込めました!
チャロを持ち帰るぶっきらぼうだけど優しい龍治の過去もね、切ないです。
見かねて拾っただけから恋になるお話
面白くて一気に読みました。
市村も好き!
人間と蟹の寿命のあたりから
涙涙でしたけど、本当に良かったです(泣)
個人的に刃物が苦手なので、少しドキドキしながら読みました(笑)
いやはや、発売前からSNSで話題になっていたサワガニBL。
cpは、風俗店店長である人間×サワガニ。
シザー〇ンズ的な設定かしら、、、
と、タイトルから勝手に推測しつつ、帯にア〇カンとか書いてあるし、、、と。
いったいこの作品はコメディ?? それともシリアス??
と、大いなる疑問を抱きつつ読み進めていくと、、、
まさかの、主人公でサワガニのチャロにとって、
アオ〇ンが、愛の言葉で。
しかも、身体は人間でも中身? サワガニなので精〇の代わりに蟹ミソでちゃったり?!!
思った以上に、受けがカニすぎて横転しつつ、、
結果、、
僅か220ページ弱に、上記両方の要素とサワガニ要素と、今、流行りのアノ(読んでみてのお楽しみ)要素まで取り入れた、なんとも濃ゆい涙なしでは読めない展開でした。
というか、サワガニのチャロがカニ時代から健気というか、真っ直ぐ過ぎるというか、、
笠井先生のイラストイメージまんまで。(当たり前のことを言ってしまってすみません、、切腹)
また、攻めである人間の龍治もいい味出してますよね。
だんだんとチャロに適応していって、やがてチャロなしでは生きていけなくなるほど、愛し抜く姿だとか。
チャロが手を失くしてからの描写が、切なくもあり、愛おしさがひしひしと伝わってきて泣けました。
献身的愛……でした。
とくにあの、終盤のまだ若かった頃の龍治とチャロが幼なじみにふたりで会いに行こうと出かけたあのときの、アオ〇ンエピソードまでには、すっかり龍治の印象が変化していて、
うっかり外で読んでいたまりあげはは、涙を隠すために必死に眼瞼に力を入れまくり堪えていたのも、今では良き思い出です。
冒頭は、多少強引すぎる感は否めませんでしたが、まあたしかにあの始まりじゃないと、カニと人間とのLoveは始まらないよなあ、、、
と読了後に逡巡しつつ。
そして、チャロの行く末とラストの再会と、二十年後に発見された遺したもの。
設定を活かした作品とは、こういうものなのだ!
と、ハッとさせられた一冊でした。
ちなみに、この作品を読んでいる最中、例のうるさい宣伝トラックを見かけて、チャロを思い出したのはまりあげはだけではないでしょう笑!
これからも歌は違えど、あのようなトラックを見たら、反射的にチャロを思い出しそうです♪笑笑
あと、吹き出しありきのサワガニが描かれていた帯もよかったです。
こんなに号泣するなんて聞いてないんですけど!?!?
人間の姿にはなったけど中身はサワガニ、このまま二人で仲良く暮らしました~なんて無いとは思ってたけど…涙
ど天然のチャロに振り回されるリュウ、面白いなあと思いながら読んでたけど、二人の過去が明かされ、チャロが決断するあたりからは泣きながら読んでた( ; ; )
ネタバレなしで読んでほしいから詳しくは書かないけど…まさにおとぎ話だった。
いしだ先生、痛くて切なくて美しいお話をありがとうございました。
(人型だけどそこそこ人外、誰のかもわからない精◯を飲むシーンとかもあるので苦手な方は注意です)