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小説


前作・前々作と同じ作家さんとは思えないほど作風の違いを感じた。
ブルームーンノベルズでの「宮殿のような〜」がとても好みで作家買いしただけに、正直かなり戸惑った。
本作はハーレム設定で、乙女ゲームの文法をなぞっているのは分かるのだけれど、描写の多くがセクハラ寄りで、萌えやときめきよりもストレスの方が勝ってしまった。受けがそれをぼーっと受け入れてしまうおぼこさにもイライラするし、攻めたちは誰一人として魅力を感じられず、正直みんなキモいという印象しか残らなかった。ノリもどこか少年マンガ・青年マンガ的で、BLとしての色気や情緒が感じられない。
そもそも、美人で「姫」と呼ばれる存在でありながら、周囲から遠巻きにされて孤立しているという世界観自体にも理解ができず、物語に入り込めなかった。設定の都合を強く感じてしまう。男性が都合の良い「純朴そうな女の子像」を語る時のような気持ち悪さがあった。
世界観を受け入れられず、残り3割ほどを残して離脱。
セクハラ描写をギャグとして流せる人には向いているのかもしれないけれど、自分は最後まで付き合うのは厳しい一冊だった。
こちらのお話、タイトルから想像して、総愛されなのかな、そして、その中の誰かとくっつくのかしら✨と期待して読み始めました。
最初はぼっちの嫌われ主人公という境遇ですが、読み進めるうちに読者には、これ絶対みんな主人公のこと好きだよねっていうのをたのしみながら読むことができます。
学園ものなので、文化祭などのイベントごともあり、そこも美味しい。
語り口も軽やかで読みやすく、お約束の展開をニコニコしながら楽しみました。
そして、もちろんそこで終わらないのが、このお話。
あの人がそんなことを!という驚きや、え、ここに来てすれ違うの!?という驚きや切なさ、キュンが散りばめられていて、その度におおっ、そうきたか!となります。
楽しく読ませていただき、ありがとうございました。
天然な主人公のルイくんが可愛くて癒やされます!
自信が無くて寂しがり屋なルイくんが、アプローチを斜め読みしていく様子がとても可愛かったです。
魅力的な周りの登場人物も素敵でした!
某アリスがキャラクターのモチーフなだけあって不思議なほど主人公はモテモテのハーレム状態w
そしてどこまでも鈍感です!色んな意味で…
でもそれが魅力というか、ついつい突っ込みながら読んじゃう感じというか…w
他のキャラとくっつくifルート読んでみたいなぁ
