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時代物が好きでよく読むんですが、これはとっても萌え禿げる作品でした(*´ω`*)
まず設定が面白くて、ハラハラドキドキしながらイッキ見。で、物語を知ったうえでゆっくり2周目。事件を追うタイプのハラハラ感あるBLは初めて読みましたが、面白いですね。
最初は、攻め⇒受けへのイメージ最悪な始まりだったけど、会う回数を重ねるほどに絆されてきて、溺愛な感じになってく、そんで、事件も紐解かれていく、というのが非常にテンポ良くて完全に心掴まれちゃいましたけど、やはり純潔で何も知らない、みたいな巡査がえっちになっていくのは最高ですねェェェ↑↑(大声)ていうか、コイツも他と同じで多数に流されてる小心者…こっちの業界に考えが及ばない馬鹿…みたいな、受けに対する評価最低、なところから挽回されてくのもはや爽快。
私がこれは特筆すべきだ!!と思ったのは作中の言葉選びです。文章がとても美しくて、2周目は登場人物のセリフを一文一文じっくり読みました。清助の言葉選びが雅で色っぽくていいんですよホント。
「清助だ お前を抱いた男の名は」おい、オシャレすぎんだろう。かっこよすぎて脳内でエコーかかったよね。永遠に刻みたいくらいにかっこいいセリフけっこうあります。それを味わうのもまた一興。
そしてこの物語では、登場人物たちの“職業”に対する価値観の変化も描かれていると思います。星次郎は大変素直で、清助と関わって、“売り”という職業を知っていきます。知っていきながら、汚らわしいものと排除はせずに、こんな生き方をする世界があるんだと、今までどこか見下していたことに気づいて反省するんですね。大変素直でかわいいですねかわいいでs((殴
それから、物語終盤になって、警官たちの働く姿や、星次郎は自身の安全より犯人捕縛を優先したのかと、清助が考える場面があります。これまで清助は、売りで生きることに矜持があって、この業界は厳しく後ろ暗くても誇りある職業だと感じていたと思います。しかし、警官たちが座敷牢に押し入った時の唖然とした様子、力尽きた星次郎を背負う先輩の「これが俺たちの仕事なので」を聞いて何も言えないでいる姿、一体この時清助はどんなことを考えたのか。今まで外の世界を知らないで、警官を“犬”呼ばわりだった。だけど、必死に命を削って悪人を捕らえようとする“警官”という存在を目の当たりにし、その責任感や、売り以外にもこの世には誇り高い職業がある、というのを知ったのではないだろうか、と、私は思った。(感想)
いや〜なんだか、この場面で、あまり前面に出ないで立っている清助と土井さんを見てたら、発する言葉こそ少ないが、本人たちは逡巡してるのかなと、考えさせられてしまいました。言い方変だけどすごくステキな描写だなって、思います。
そんなこんなで、設定も人物描写も素晴らしい上質作品だという結論に至りました。
何回でも読みたい。何度でも味わい深い。噛めば噛むほど萌え散らかしそう。
是非人に推したい一作です。
