小説

  • 修学旅行で仲良くないグループに入りました 2
  • 修学旅行で仲良くないグループに入りました 2
ちるちる評価ランキング
17

修学旅行で仲良くないグループに入りました 2

shuugaku ryokou de nakayokunai group ni hairimashita

  • 電子書籍【PR】

あらすじ

純粋で平凡な高校生・日置は、修学旅行で仲良くなったモテ男子・渡会と付き合っている。順調に交際中の2人だったが、進級と共にクラスは別々に。さらに、渡会の元カノ・珠々が現れ事態は急展開! 恋の試練に初めて直面し困惑する日置だけど、渡会の頭の中は常に日置でいっぱいで…!?「絶対幸せにするね」「俺なしじゃ生きていけなくなってほしい」渡会の重たい愛が募る中、日々は風のように過ぎて――迫る受験、訪れる卒業…高校生活の煌めきを詰め込んだ青春BL物語! その後を描いた甘々番外編も収録♡

作品情報

作品名
修学旅行で仲良くないグループに入りました 2
著者
隠木鶉 
イラスト
510 
媒体
小説
出版社
スターツ出版
レーベル
BeLuck文庫
発売日
電子発売日

ちるちる評価ランキング

17

4.4

(5)

(4)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
21
評価数
5
平均
4.4 / 5
神率
80%

レビュー投稿数2

恋人になった二人!

続編、そしてドラマ化のお知らせが入ってきてとても喜びました!!発売おめでとうございます(*^^*)

前作で恋人同士になった日置と渡会のその後が読める今作。前作でのレビューも見返してみて、私が1番気になっていた文章の単調さ、いい回しの繰り返し表現での読みにくさですが、今作は気になる所はあまりなく自然な文章になっていて読みやすかったです!かなり気をつけて書かれたんじゃないかな?と思います。

さて気になるストーリーですが、相変わらず渡会の日置に対する重ーい愛情(日置にしてあげたい、愛したい)が彼の言動からもギュンギュン伝わってきてドキドキするシーンがたくさんありました!
特にそれぞれの家でのシーン!前作ではキス止まりだった彼らですが、やはり健全な高校生!その先も意識しだしていて…渡会が『そういう雰囲気』にさせるのが上手いですね笑
耳元で囁いたり、キスマークをつけて来たり…二人の口から「えっち」という言葉を聞くだけでにやけちゃいました!

そして今作初登場の渡会の彼女!!
渡会を忘れるために今の【彼女】に会わせてよ!というかなり自分勝手なお願いをしてくる子でどうなるのかとハラハラしましたが、渡会の毅然とした態度と日置の渡会に対する思いがしっかり語られるシーンがあってめちゃくちゃスカッとしました!!

3年生になって進路を意識するようになった彼らですが、ここでも渡会の日置への重い♡気持ちが!!将来の夢…を語るシーンで日置の夢の中に普通に渡会が一緒にいるのも渡会の嬉しい気持ちが伝わるし、その夢に向かって渡会が考えた行動力!!たまりませんね!

卒業までは少し急ぎ足にも感じましたが、1巻の二人の思い出も思い起こされてとても素敵なラストでした!

0

前よりももっと2人のことが好きになりました

続編を願っていた作品の1つだったので、2巻発売と聞いてガッツポーズ!
恋模様から恋愛模様へと景色が移ろい、2倍にも3倍にも楽しさが増した続編でした。

今巻で高校3年生に進級したのが、1巻のときとは違う変化です。あ、あとクラスメイトから"恋人"という関係性になったのもそれまでと違うところですね。渡会の執着や独占欲が大盛り増し増しになり、甘い時間も大幅に増えました。
ただ。
甘い時間もあればちょっと不穏な出来事も起きたりと、いいところばかりではありません。渡会とヨリを戻したい元カノ(当然カワイイ)が登場し、今カレVS元カノの対決が……なんていう見どころも。
諦めの悪い元カノの登場は、2人を心をザワつかせますが、そんな彼女に日置はどう対峙していくのか。渡会への想いの強さが試される一幕にもなっています。

普段渡会の執着に押されて大人しめな日置がどう出るのかは気になるところですし、渡会への本気を元カノにどう伝えるか、分かってもらえるか、日置の彼氏力の成長が見える一面は注目です。
渡会とはまた違うベクトルで恋人に執着する日置の想いは穏やかだけど力強く、日置なりの言葉で元カノに誠心誠意向き合う姿が胸アツでした。

そんなワンシーンもあってか、相愛感が増したこの2巻は色んな意味でスペシャルでした。
元カノとのことはもちろん、卒業後の進路もそう。特に、日置と共に生きるための進路を決めた渡会の怒涛の受験生モードは必見です。
この独占欲塊男はどこまでも日置のことが中心で、執着心からくるモチベーションはすごいものがありますね。日置が渡会の生きる理由そのものになっていることが確実視されたいま、渡会がどんな風に大人になっていくのか楽しみやら怖いやらで、2人の未来の姿絵が気になって仕方なかったです。

2人にとって学業や恋愛にと大忙しな1年でしたが、友人たちとのたわいもない日常についても充実した日々を送っていて、男子高校生たちのワチャワチャなやりとりを含んだアオハルの空気感もこの作品の旨み成分の1つでした。
もちろん、恋人同士の旨みがナンバーワンで間違いですが、恋人といるときの顔や、友人たちと一緒にいるときの顔など、色んな角度から楽しめる丁寧なストーリーが沁みる一冊でした。

2人の交際関係にもグッと重みが増しましたし、この2人ならこの先どんなことがあっても大丈夫でしょう^ ^
唯一の心配は、渡会の日置への執着心がどこまでいくのかってところくらいかな。渡会の独占欲は行き過ぎてもはやギャグみたいになってるけど、まぁ…嫌われない程度にほどほどに(笑)
続編と聞いてから気になっていたハジメテのシーンも見届けられて、満足でいっぱいな読後感でした。

続編、とっても良かったです。2人のことがより好きになりました♪

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP