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薄墨で、書けばどの血も灰の色

usuzumi de kakeba donochi mo hai no iro

  • 電子単行本
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表題作薄墨で、書けばどの血も灰の色

金原進
ヤクザ
市川喜一
ヤクザ

あらすじ

龍人(アルファ)、耕人(ベータ)、そして龍人の番となるべく生まれた花人(オメガ)。三つの性が存在する世界で、美しい花人の両親のもとに生まれながら耕人の容姿を持つ市川喜一は、「外道」と蔑まれていた。
ある日、彼の両親は目の前で無慈悲な龍人に奪われ、その人生は一変する。
絶望の中、同じ境遇を持つ兄貴分・野崎聡美と出会った喜一は、花人たちの安住の地を取り戻すことを決意した。
失った仲間たちの姿を龍と花の刺青で全身に彫った二人が、滋賀の小河で夢を追い求める。
しかし、龍人による非情な「花人狩り」が、彼らの築き上げた絆とささやかな希望を打ち砕く。
抗えない運命に翻弄され、全てを失った喜一。中年になり愛人ヤクザと言われた彼が、最後にたどり着く場所とは。
関西弁で織りなす新感覚オリジナルオメガバース。おじ受け、青年受、リバ。

作品情報

作品名
薄墨で、書けばどの血も灰の色
著者
春森夢花 
イラスト
まめ 
媒体
小説
出版社
七彩社
レーベル
Alt-Blue Novels
電子発売日
5

(4)

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萌々

(0)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
20
評価数
4
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

ここのレーベルさん本当に色々ありがとうございます!

王道とはかけ離れた作品を世に出してくれるここのレーベルが最近本当に大好きで…。

今作も本当にめちゃくちゃ好みなお話で読んでて楽しかった!ところどころ文章の硬さが気になりましたが、読みづらい程ではなかったかな。


表紙の2人、まさかのカプではなく、全編通して愛だの恋だのもほぼ皆無でした。
BLをお求めの方には決してオススメは出来ません。

令和のこの時代に…と思うと違和感も多いかもしれませんが、本当にΩ・β・αと同じ人間でも能力の差が明確にあるのだとしたらこんな世界になっていても不思議ではないな。って思います。

この世界ではβとΩの能力差はあまり大きくないように感じましたが、αだけは飛び抜けた能力を有してます。
異能といってもいいくらいだけど、他のオメガバでも威圧?みたいなのをαが使うシーンとかがあるのでそこまで突飛な設定でもないのかな。

あまりにも力の差があり過ぎる世界で、弱者ではあるけども決して膝をつこうとしない。脅かされる事に決して負けないと、もがき続けた2人の青年の話です。


正直、終わりだけは好きになれない。
救いがあるように感じる人が多いと思うんだけど、私にとったらこれが一番救いがなかった。
でも結局このての終わりが、エンドマークのその後の世界をあれこれ考えて結果すごく印象の強い一冊になってるんですよね、私の中で。

でも本当、ぜひ2作目が読みたい!
と強く思わせる作家さんでした。

繰り返しになりますが…

レーベルさん!
本当に素敵な作品を世に出してくれてありがとうございます

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