この溺愛は運命よりも甘美

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異世界でイケメン騎士団長さんに優しく見守られながらケーキ屋さんやってます

isekai de ikemen kisidanntyousan ni yasasiku mimamorarenagara cake yasan yattemasu

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表題作異世界でイケメン騎士団長さんに優しく見守られながらケーキ屋さんやってます

ランハート・シェーベリー
ランジュルス王国騎士団長、公爵家当主、30歳
ヒジリ・ミサカ(美坂 聖)
大学生→異世界でケーキ屋店主

その他の収録作品

  • 番外編1 王妃さまの秘密の講習
  • 番外編2 十年後の約束と神の贈りもの

あらすじ

事故に遭い、森の中で目覚めたヒジリ。どうやら異世界に転移してしまったらしい。公爵家の執事に助けられたヒジリは、特技を生かし、ケーキ屋さんを営むことに。突然始まった異世界での暮らしに戸惑うヒジリは、王国騎士団長であるランハートを紹介される。生活のことも、お店のことも困っているといつも優しく支えてくれるランハートに次第にヒジリは心惹かれていく。しかし、とある事件をきっかけにランハートのとんでもない一面が明らかになって――!? スパダリ騎士団長の××な素顔に絆される、Webで大人気の極甘溺愛BL!

作品情報

作品名
異世界でイケメン騎士団長さんに優しく見守られながらケーキ屋さんやってます
著者
波木真帆 
イラスト
星名あんじ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784434367854

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2.1

(7)

(1)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
1
得点
10
評価数
7
平均
2.1 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数1

ど天然受け&唐突な展開に共感できるかがカギ…かもしれない

読んでいて思わず「はっ!?」と声の出た、終盤のびっくり展開( °ω° )

正直なところ、「中立」か「趣味じゃない」かで評価に迷ったのですが、、

序盤、異世界転移した直後の場面まではほのぼの楽しめたこと、
甘やかに、ひたすら一途に受けを愛する攻め・ランバートは
嫌いではなかったこと(萌えるかというと...ちょっと違うかもしれない)、

そして脇キャラ・公爵家執事のグレイグが良い味を出してくれていたな、
という点でこちらの評価となりました;

自分の萌えポイントにはあまり”合わなかった” 、”響かなかった”かなあと
思いますが、”溺愛スパダリ攻め”や”子どものように純真無垢な受け”が
お好きな方、ほのぼの可愛い雰囲気の作風がお好きな方には、
全く違った評価になるかと思います。


事故に遭い、そのまま異世界トリップ(転生ではなく、転移)
した大学生・ヒジリ(受)。
そこで待っていたのは、代々「運命の人」と結ばれ、
一途にその相手のみを愛すという公爵家の当主・ランバート(攻)で…

自分がランバートの”運命の相手”だとは知らされぬまま、
異世界の地で大切に愛され、甘やかされる日々が始まるー

ざっくり、そんなお話です。


ヒジリ視点・ランバート視点・そして公爵家執事のグレイグ視点に加え
一部、攻めの従兄弟である国王視点が入りお話が進んでいきます

受け攻め交互に視点が入れ替わるスタイル、
決して嫌いではないのですが。。

ヒジリ視点だけでも、ランバートがヒジリにベタ惚れで
そのせいで様子がおかしくなっていることがよく分かります。
あえてほぼ同じシーンを攻め視点で繰り返す必要はあったのかな...と
ちらりと思ってしまいました。

また、ネガティブな引っかかり要素としては…

一番共感し応援したい存在である受け・ヒジリの言動が、
ど天然すぎてまるで子どものように見えてしまうこと。
あざとい女子的要素を感じてしまった部分もありました;

執事グレイグに「甘えてみると良い」と言われたからといって、
靴を履かせたり、抱っこして運んでもらうよう頼んだり。
まだランハートと知り合ったばかりの頃から、
ナチュラルに「あーん」をしていたり。

これらがどうしても「可愛い」とは思えず、
途中で脱落しそうになりました(◞‸◟)

また途中何度か出てくる、唐突&都合の良い展開にも
頭に「??」が浮かび…

ヒジリを覆った伯爵家令息が厳罰に処されるのは
当然のことかなと思うのですが、
ランハートが従兄弟である国王に訴えるだけで、
そんなにあっさり爵位剥奪できちゃうものなのか?

また最大に「えーっ!!」となったのが、
終盤の神様出現→10年後の妊娠予告→ヒジリ、国王の”娘”となる
という展開。

こちら、一応作中で神から事情が説明されてはいるのです。

元々は国王の娘として転生するはずが、神の手違いにより
”転移”してきてしまったヒジリ。

で、それを知った国王がヒジリを”娘”として正式に認め、
すんなりヒジリを”家族(=娘)”として受け入れてる…
王妃も、王の息子三人もにっこにこ、可愛い娘ができた〜と
喜んでる…


いや、いやいやいや、違和感あるよーーー!!!
娘として転生するはずだったとはいえ、今現在は男の身なのに
「娘」になる意味とは!?

で、ヒジリもヒジリであっという間にその状況に馴染んで
「お父さま」「お母さま」なんて呼んでいるし。。

この終盤の展開、個人的にはもう
ひっちゃかめっちゃかでついてゆけず、でした、、

あと…番外編の王妃からの閨指導、
二人きりとはいえ、仮にも王妃ともあろう人が
「彼(ランバート)のモノを咥えたことはあるのかしら?」

って。。言うのかなあ。。もう少し品よくあって欲しい。。


つらつらここまで書いてしまいましたが、
辛口感想ですみません;

納得いかず首を傾げたくなる点多々、で
今回はこのような評価となりました。

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