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表題作恋の雫

成沢亘 大学生
麻耶 大学生

同時収録作品きみの声が届く距離

ツカサ
宮川

同時収録作品抱きしめたい

高瀬 高校生
練馬奏良 高校生

同時収録作品シェイク

宮守 サラリーマン
菊水 カフェのウェイター

その他の収録作品

  • よせて かえす言葉

あらすじ

「俺だけが、好きなんて くやしい。」
大学で知り合った成沢と肌を重ねるようになった麻耶。 
カラダの関係が自分だけ深く、熱くなってしまうことに焦燥を感じた麻耶は──…?好きだからうまくいかない。 
恋に悩む青年たちの、甘くて苦しい青春ラブストーリー。

作品情報

作品名
恋の雫
著者
香坂あきほ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784862522351
3

(26)

(2)

萌々

(3)

(15)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
72
評価数
26
平均
3 / 5
神率
7.7%

レビュー投稿数15

指の第一関節がグニャリ

初・香坂あきほさん。
私にとっても香坂さんにとっても「初」のコミックス。
こちらのドラマCDをおすすめして頂いて、それならば原作も読んでみよう!と思い購入致しました♪

線が細く繊細そうで、表紙画も綺麗で期待値が上がります。
中も表紙を裏切る事無く期待通り。可愛らしく私は好きです。
そして何と言っても、私の勝手な予想ですが香坂さん。
手を描くの、お好きなのかしら…? とても意識して描かれているように感じるのです。
時折必要以上に大きく見える事もありますが、手フェチ傾向のある私としては、この第一関節がギュッと曲がり気味に描かれている事に興奮。
とても好きな手です。漫画で「好きな手」というのには初めて出会ったかも。

◆『恋の雫』
大学の友達同士。気付けば体を重ねる仲になっていた成沢と麻耶。
麻耶視点で話は展開していきますが、自分ばかりが成沢を好きなんじゃないかと気持ちがモヤモヤしています。
態度的には、明らかに成沢の方が素直だと思うのですが、麻耶はそうは受け取らない。
此方の作品は全2話。話の展開が速めで、麻耶の納得も「悩んでいた割にはそんな簡単?」と思う物のそこまで気にならず。
それは多分、「とっくに両想いなんだから、変に考えなくていいのに」と思える位、成沢の気持ちが素直に伝わって来たからかなと思います。
どこででも麻耶に触りたがる成沢だけれど、優しい気持ちが溢れている子。
弟が2人もいる面倒見のいいお兄ちゃんだから、麻耶と二人でいる時は甘えたになるのかなぁと、描き下ろしを読んでほんわかしました。

◆『きみの声が届く距離』
マンションの部屋が上下の住人。年上の宮川と、年下で宮川にちょっかいをかけるツカサ。
ツカサは宮川に会いたくて、わざとベランダから物を落として届けさせます。
そうでもしなくちゃ会いに来てくれない。そんな気持ちからそういう行動に出るのですが、宮川にしたら、もっと真っ向から来いよ、とも思う訳で。
子供かよ、なんてツカサに対して思いつつ、じりじりとした気持ちがうずうずする。
その理由はたった一つで…と進んでいきます。
相手の気持ちを考えると真正面からいけないツカサが可愛く、それに少し苛つく宮川に対しても、好かれてる余裕?惚れられたモン勝ち?な雰囲気を持ちつつ結局焦る姿にふふふと笑みが零れました。

◆『抱きしめたい』
目で追って居た自分とアイツ。気付けば仲良くなっていた高校生の高瀬と練馬。
一緒に居る事で徐々に抑えが利かなくなる高瀬の焦りと、その焦りのせいで少し態度が可笑しくなる高瀬に微妙な気持ちになる練馬がとにかく可愛い!
体育の授業中にモメて怪我をする練馬を見つけ、ダッシュで助けにいっちゃう高瀬にきゅん。
そして、高瀬の態度の変化にモヤモヤしてる内に授業に集中出来なくなっていた自分が情けない、なんて言っちゃう練馬にもきゅん。
体育館倉庫で致しちゃう二人の若さに一瞬こちらが焦るも(笑)、ノリとイキオイで楽しめました。

◆『シェイク』
カフェの店員と突如常連となった黒スーツの男。美人店員・菊水と、目を惹く宮守。
偶然コンビニで会い話しかけられ、そして食事に誘われる。
一度店内で握られた手に怪しさを感じつつも、何となく自分への好意に気付きつつあった菊水は邪険にはしません。
「自分のことを好きなのか」と問うと真っ向から認めるストレートさ。そして触れてくる手の熱さ。
これだけで翻弄されていく菊水の方が、実は熱に浮かされている!?と思えてドキドキ。
部屋に誘われて、でも最後までは無理で途中でやめて、そんな宮守は自身の手をペロリ。
菊水、これは心臓止まりそうになります(笑)
いいです、宮守みたいにストレートな男!見ていてときめくし気持ちがいい♪


展開が速かったりは有りますが、読み切りの頁数を考えると気になりません。
画が綺麗だし、オトし方も上手だなぁと思います。初コミックスとして考えると尚更目を惹くなぁと。

画も綺麗だし、何せ指の第一関節の曲げ具合が相当好みだという発見♡
それだけで自分の中での評価がグンと上がりました♪

0

“これから”を期待させる4つの恋物語

まさに表題となっている
「恋の雫」というタイトルがピッタリ合う4つの恋物語。
雫はどんどん膨らんで、
海のように大きく深い愛に成長していくはず!
どの話もそんな“これから”を期待させる
甘酸っぱいストーリーです。

短編集なのでそれぞれの物語が短く
どうしてもライトに感じてしまいますが、
それでもどのカップルも“未来”を感じることができて
読み終わった後にほんわかした気持ちになれました。

スッキリとした絵で読みやすいですし、
エッチシーンもキレイに描かれているので、
BL漫画の入門としてはオススメ。

「恋の雫」「抱きしめたい」「シェイク」が収録された
CDドラマも発売されています。
キャストもかなり豪華ですので、
ぜひそちらも聴いてみて下さい!



2

受けがかわいい

最初絵にほれてみてみました。

受けがすごくヵわいくて、
せつなぃ感じもありました。



絵は全体的におとなっぽぃんですが
つぃ読んでるとキャーっってさけびたくなリマスw

1

恋の雫レビュー。

香坂あきほさんの初コミックス。
絵柄が好みです。たまに崩れるけど基本的にあきほさんの描く少年の体っつーか細いラインが滅法好みなんだ。絵は今風の、売れセンな絵柄なので今後が凄く楽しみ。
ただ、無難な設定なので記憶に残り難いのが残念。折角綺麗な絵を描くんだからもっとパンチ効かせたキャラを…!Hまでの流れが早いのでサラッとして尚且つピュアなBLが読みたい方には合うかなと思います。

表題作は大学生同士のお話。
なんとなーく一緒に居る、Hの関係もある、微妙な関係。
お互い好きなんだけど、麻耶の方が成沢に対して好きの度合いが大きいと思って悶々。
「俺だけが、好きなんて くやしい。」
相手にも同じだけ自分の事好きになって欲しいって思っているけど巧く伝えられないツンデレさん。
ほんわかな日常がメインです。

手の大きさの違和感さえ気にしなけりゃ凄く楽しかった。
ドラマCDも発売しております。近藤さんの声…!良いなぁ、良いなぁ。声優陣豪華だよ。神谷さんも居るよ。

0

結構お気に入り

表題作の麻耶ちゃんがかわいかった。
とっても分かりやすいツンデレでしたw
成沢は俺様って感じではなかったかなー
なんかかわいい麻耶ちゃんが見たくてからかってるだけ~みたいな。
普段はヘラヘラしててちゃらけてるけど
自分の気持ちは素直に表現してて
そういうとこに麻耶ちゃんは惹かれたのかなーと。

確かに既に二人がそういう関係になってて
どんなきっかけで好きになっていったのかとか
もっとあって欲しかった。

というかこの二人の話もっと見たいって
思っちゃうくらい個人的にはツボでした。

自分がまだこっちの世界に踏み出したばかりの頃に
読んだってのもあるのかなー?
単純でありきたりかもだけど
すごく読みやすくて良かったです。

0

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