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幼馴染で大学講師をしている秀暁を追って同じ大学に入学した唯里。
そこから「秀暁の世話をする」という名目で秀暁の部屋を頻繁に訪れる唯里。
秀暁のことが好き、という強い思いはあるものの、秀暁の迷惑にはなりたくない、嫌われたくないと葛藤しながら秀暁の傍にいる。
傍にいられるのに、好きすぎて苦しい。
健気に秀暁を思う唯里の片思いの苦しさに切なくなります。
一方秀暁も唯里のことが好きなのですが、秀暁のことばかり優先し、自分のことを省みない唯里のことが心配で、
また秀暁が触ると震えてしまうことなども気にして、
お互い一歩距離をおきながら歩み寄っているようなカンジです。
それでもお互い好きなのですから結ばれるのはわりと早い段階なんですが。
結ばれた後の二人は対照的。
秀暁は唯里が好きで好きで独占したくてたまらない。
一方唯里は恋人になった今でもすべては秀暁で、何よりも秀暁を優先している。
「秀暁と一緒にいたい」ということが第一で、そのために大学院にも残ります。
自分にとって秀暁と一緒にいるということが一番だと信じているから。
それでも今後の進路には迷いがあって…
個人的には好きな相手のために自分の進路を決めてしまうのはいかがなものかと思うのですが、
本人がそれ以上のことはないと言い切るのだからしようがないのかもしれませんね。
でも大学院に行くまではいいけど、結局その後どうするつもりなんだろう…
きっと大学に残って秀暁の傍で仕事をするのかなぁと思うのですが、
そこまで都合よくいくものなんでしょうか?
ソコは作品の中で答えを出してほしかったなー
なんだか悶々としたものが心の中に残ってしまいました。
一方の秀暁も、結局は唯里がいないとダメで、唯里が自分から離れていこうとしても(今後進路などで)
きっと秀暁のほうが離さないんじゃないでしょうか。
寂しくて唯里に会いたくてたまらなくなっている秀暁は新鮮で、思わずキュンとしてしまいました。
小冊子は秀暁の嫉妬の話。
なんだかんだで幸せそうに過ごしている二人。エッチも短いけれどありです。
大人な二人の静かなしっとりとしたお話でした。
ただ、ピンナップの絵を見る限りもっと及川兄弟が掻き回してくれるのかと思っていたので残念。
ちょっと盛り上がりに欠けた感じはあります。
ラストの温泉旅行もぜひ見てみたかったなー
あ、唯里の友人・麻耶は「恋の雫」の主人公なんですよね。
未読なんで読んでみようと思います。
同時収録はカフェ?店員とそんな彼を口説く客。
まさか二人がそんな関係だったとは気付かなかったので、途中でちょっと驚きました。
しかし、表題作の二人とかぶりすぎなんですよね(笑)
作品が変わっていることに途中まで気付きませんでした(笑)
幼馴染みを追って大学に入り、同居生活になったものの、なかなか発展しない二人の関係。
それぞれがお互いを好きなのに、好きすぎて何もできなかったり、大人だから踏みとどまったり。
一歩ずつ進む関係に私としては好感が持てました。
前に進むことに臆病になっているのはどちらだったんでしょう?っていうお話ですよね。
片や何かにつけふるえるような初心な年下の幼馴染みが大人になるのを待とうとし、片や好きな気持ちは隠さないものの嫌われて一緒にいられる時間を短くしたくないのでひたすら我慢し・・・
犬も食わない感じのアマアマな関係なので、このまま放っておいてもまとまるところにまとまるのでしょうが、脇役の皆さんが活躍してくれて、ただひたすら二人でグルグルではなくなったので、お話に深みが出たと思います。
番外編小冊子【ふるえつもれ愛の花】は糸を引きそうなほど甘い二人のお話。「俺の好きなやつに一番も二番もないんだよ 好きなのはお前だけなんだから」気障だ!
うーん、なんだろう。
なんかちょっと物足りなさを感じてしまいました。
唯里は一回りほども年の離れた幼馴染みの秀暁が好きで。
彼を追って大学に入学するほど。
唯里の世界はいつでも秀暁中心で。
その気持ちが伝えていいものかどうか。
わからないままに唯里は家事全般をやったりして。
やがて、唯里が自分の気持ちを吐露することで関係は進展していくことになるんだけども。
うーん、やっぱり何かが物足りない。
大きな事件もないし静かなわりと淡々とした恋の物語ではあるんだけども。
それでも、もう少しせつなくなったりキュンとくる部分があってもよかったかなぁと。
両想いになってからの秀暁の感じはわりと好きです。
好きな子は誰にも触れさせたくないぞー!みたいな。
でも、この人、肝心の言葉はなかなか口にしてくれないんですが。
最終的に私が気になったのはそんな2人ではなく、及川兄弟でした(ぇ)
なんか弟の方が意味深な発言をしていたように感じたのですが、兄弟はデキてたりするんでしょうか?
脇役スキーとしては超気になるところです。
「シェイク」
個人的にはこっちの方がなんか好きだったかも。
「恋の雫」の方にも同タイトルのお話があるところを見ると、これ以前のお話があるってことでしょうか?
何も知らずにこれ読んじゃいましたが。
前のコミックスでも、結構きれいで丁寧な絵の作者さんだなぁと思っていたのですが、
ただ、相変わらず、他の作者さんと見分けがつかない私、、、、
読んでいて、
「あらっ?これって、あの作品の続編?
じゃあ、前のを探して、、、
えーーーっと、、、
これじゃない、、、
えっ、こっち…?」
みたいな、、、
この表題作の主人公、唯里くん、
私的にちょっとダメでした。
ただただ傍にいられればいいからって、そんな理由で、大学も、大学院もって、
残念っていうか、ココまでする乙女って、むしろ、ちょっとキモい。
そして、唯里の親は、そんな理由で学校いってるとはつゆ知らず、学費出したりしてる訳でしょう、、、
いや、フィクションだし、
主人公的には、立派な動機付けだし、
って、わかってはいても、「オイオイ」ってつっこみたくなる私、、、
感想としては、積極的に「しゅみじゃない」って撥ねつけるほどのものはないけど、ちょっと微妙かな……って感じで。
絵は、今時の作者さんらしく、すっきりお上手です。
初回版小冊子の合体ポーズとか、すごくリアルでちゃんとしている。
香坂あきほ先生の絵柄が大好きで、購入しましたがうーんと唸ってしまう結果に。
きゅんきゅんしたり顔が緩んだりすることがなく、一定の感情で読み終えてしまいました。面白い!と思う漫画・小説を読むといろいろな感情が出てくるんですがそれがないwww
話の設定はわかりやすいし、切なさは読者側にも伝わりますが、読んでてちょっと疲れてしまいました。
人それぞれ好みが違うので、読んでみて中立ではないかもしれませんが、私の評価として★3以上つけることは難しい…かな。