離れても思い出すのはあの日のことばかりだ。

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表題作青春プレイバック

カメラマン・安本寛治。高校時代の同級生
リーマン・春野陽。高校時代の同級生

同時収録作品ワンダリンタワー / goes up in an elevator

同時収録作品ミイラ取りのミイラ / フルミイラ / 百歩先、となりの体温

夏目 弟を受の幼稚園に迎えに来る高校生
テツ先生 保育士 30歳

同時収録作品マイスターマイブラザー / その件についてはまた後ほど、

その他の収録作品

  • 知らない、きみ
  • カバー下:自筆解説+後書き

あらすじ

高校時代の同窓会の便りが届いた。
別に行きたいとも思わなかったが、幹事に気になる名前。
安本寛治…昔の男の名だ。
忘れた筈の土地、忘れた筈の名前、忘れた筈の恋心。
10年ぶりに帰った地元で再会を果たした陽と寛治。
閉ざされた旧校舎で、切ない青春時代の思い出が今、蘇る。

同級生同士の胸を締め付けられる恋を描いた表題作他、
リーマン・兄弟・幼稚園教論、4つのラブストーリーを綴った
嶋ニのセンチメンタル・グラフィティ!
出版社より

作品情報

作品名
青春プレイバック
著者
嶋二 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784904101209
3.5

(46)

(10)

萌々

(10)

(23)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
161
評価数
46
平均
3.5 / 5
神率
21.7%

レビュー投稿数20

やっぱり嶋二さんが好きだ。

『猫の恋』でヤラれてしまったので購入。
この作品も、同人誌も、嶋二さんの描く作品にはどうも心が揺り動かされます。
空気感というか雰囲気というか、なんかブワァっとクる瞬間があります。

『青春プレイバック』
東京でリーマンとして働く陽は、高校時代の同窓会で故郷に帰省する。
しかし、間に合わず同窓会には出席できなかったため、昔の恋人・寛治にも会えないかと思っていたが、
翌日寛治と再会してしまい――。
陽と寛治の二人で綴られる、昔の思い出と、現在の二人。
シンプルな話なんですが、話が進むにつれて陽の思いがどんどん溢れだしてくるのがいい。
別に寛治に会えなくてもいいと、過去に未練はないと思いながら
結局は寛治に会いたくて帰ってきちゃった陽。
自分から手を離したくせに…
10年前、ズカズカと自分の中に入ってくる寛治を、鬱陶しいと思う反面、愛しく思っていた。
そんな思いが二人で過ごした教室で蘇り、溢れかえります。
もー、鳥肌立ちました。
書き下ろしもいいです。エロ度アップしてます。
ツンツンしてるくせに、乙女で寛治が大好きな陽にほんと萌え萌え。

『ワンダリンタワ-』
同じ会社の武智が嫌いだった樋野。
しかし飲み会で出会った彼はいつもと全く態度が違って…
「外の顔と内の顔」を持つ武智のことがどんどん気になっていく樋野。
恋に落ちるのなんて結局一瞬なのさ!
樋野じゃなくても萌えてしまう、武智のギャップに悶えます。
書き下ろしでも武智のギャップが炸裂!!
幸せなのになんだか不憫に感じる樋野にも萌えますw
今後が気になる一作です。

『ミイラ取りのミイラ』シリーズ
園児のお兄さん(高校生)×保父さん。
このさわやか保父さんの裏の顔がすっごくすっごく魅力的。
スレてるわ腹黒いわとんでもないんですが、結局はお兄さんとの年の差に悩んだ結果だったりとか
恋に臆病だったりとか
そんな自分の弱い部分を隠すための虚勢だったわけで。
…まぁ腹黒いのとかアケスケとしてるのはもともとの性格のようですが。
結局お兄さんの熱い思いに押し切られて堕ちちゃうんですがw
恋人になってからは保父さんがすごく可愛いの~!
保父さんのさらに上を行く園児・ナオくんに嫉妬したり
やっぱり年上だな~と思わされる余裕とか。
保父さん萌え。その逆ギャップに萌え!!
もちろんワンコ器質のお兄さんにも萌えだけど。

『マイスターマイブラザー』
実の兄弟。再会モノ。
兄に追いつきたくて頑張ってきた弟と、弟に好かれたくて頑張ってきた兄。
なぜだか恋のような恋未満のような複雑な感情に襲われる二人。
この関係を壊してほしいようなほしくないような…

カバー裏には嶋二さんの萌えつぶやきがてんこ盛り!
これを見れば萌え倍増間違いなし!

2

銀土ファンです!

銀土ファンにとって神のような存在の嶋二様!
表紙に載ったカップルはもっとも気に入ったの!
新刊はまだ買ってないですけど、後で買う予定です!
嶋二様頑張って!

1

短編集

発売してすぐに買ってたはずなのに
未だに放置してたってどーゆーことよ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
てなわけで、嶋二先生の短編集。
最近のものよりは、サラっとした印象な作品が多かったようにお思います。
濃くないというかなんというか。
短編→その後~な作品の並びも憎い。
というか、うまいなと思うのです。
一度終わらせてその後でまくる。これはこれは。
個人的に、その後~のお話がどれも好きでした。

>>ワンダリンタワー
会社のいけ好かない奴。
内と外と、性格を使い分けていると噂されているが・・はたして今はどちらだろうか・・・・
酔いつぶれた相手を介抱し、触れた唇。
はてさて火は付くかwというところですな。
普段クールで、むかつくやつが、実は甘えん坊で可愛いとか・・・
萌えましたL(´▽`L )♪

>>ミイラ取りのミイラ
保育園の先生と、園児のお兄さん
年下攻w年の差w動物園デートもろもろ~なイベントが可愛い作品

>>マイスター・マイブラザー
その愛が、性的なものなのか、家族的なものなのかは別として
依存し合う兄弟。モエ
お互いに、お互いを意識して、お互いの理想の自分でいようとしていた姿にキュンときました。それが決して異質のものだとしても

>>青春プレイバック
やけぼっくりw
けっして嫌いで離れたわけじゃない。久しぶりの再開
それから~なお話ですな。
その後~のラブラブっぷりがすごく好きv
攻の名前を呼ぶ受・・・(*´∀`*)カワイイジャナイカw
そのあと攻を蹴り上げる姿が男らしいv

2

嶋二さんも意外とケンカップル率高し?

その昔(?)密林さんで試し読み出来たので
開いてみたらリーマンだー!と一気にテンション上がった嶋二さんです。
コミックス全部持ってるのにレビューしていなかった事に気付き
なんでやねん!とセルフツッコミなワタクシでございます。

やだもう!世の酔っ払いリーマンが(若人でもオヤジでもいいよ)
こんな風に恋に落ちるきっかけを作ればいいのに!!
でも妄想なのはよくわかっています…。
普通は同僚・上司・部下に酔い潰れられたら迷惑極まりない。わかる。
そこはスルーで、やっぱり酔うとその人の本性も垣間見れるし
苦手だと思ってた人でも、一気に距離が縮まる気がします。
アルコールパワーも時にはコミュニケーションに必要ですよ!
(晩酌してる言い訳じゃないです。念の為)

『フルミイラ』でのモノローグ、
「愛しいと思い始めたらもう 真っ逆さま」と
「愛しさ一回りして 憎らしい」に激きゅん!!
すっかり惚れてんなぁ…。年下に迫られる保育士、いいわ…。

個人的な意見で申し訳ないんですが
嶋二さんて、銀土よりオリジナルがより魅力を発揮しているような…。
もちろん銀土のコミックス分は持っていますけど。
でも、距離を置きたい気持ちがあるのに、
意に反してどんどん惹かれてもう戻れないという心情は
共通する部分があるかも知れません。
嶋二さんの最大の魅力かと。

やば、嶋二さん祭りを開催したくなってきました。こんな時間に。
明日も仕事だってば…(泣)

2

青春プレイバック!

青春プレイバック!青春プレイバック!青春プレイバック!
嶋二先生、初読みでした。
青春プレイバックの二人のお話だけだったら、神作品にしていましたね~。
それくらい、苦くて甘酸っぱい作品でした。
二人とも、ちょっとぐらいは期待していたんだと思います。
運命的な再会を!
高校時代、陽に大した思いではなくとも寛治との出来事は心に残るものだった。
その後の二人のお話もギュワーってなるくらい萌えました(*^^*)
新婚生活(о´∀`о)いやー一緒に住むべきでしょ!
もう、陽さんは寛治さんがいないと生きていけないと思います(笑)

兄弟のお話も好きです。
兄弟以上恋人未満てな感じの、その後の二人雰囲気がとても良いです。

他の二作品は可愛いけど、グダグダなストーリーな感じがしました(^^;
表紙裏のあとがきもふむふむと言う感じで面白かったです。
やっぱり、作者さんのあとがきって大事ですよね。
作者さんの頭の中覗かないと見えない所が見えません。
(↑日本語変?(笑)

2

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