ケモノな英国貴族×美人フリーライターが贈るドキドキ☆再会ラブロマンス!

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表題作英国貴族のふしだらな命令

シュヴァリエ、マスコミ嫌いの謎に包まれたモデル24
観月玲、映画・演劇専門のフリーライター24

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

フリーライターの玲は謎に包まれたシュヴァリエというモデルの独占取材で英国へ行くことに。実はそのモデルは昔に玲が裏切った恋人のラルフであるため戸惑いながらラルフの取材をする玲に強引で淫らな命令をされ…。
出版社より

作品情報

作品名
英国貴族のふしだらな命令
著者
羽鳥有紀 
イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
英国紳士の華麗なる日常
発売日
ISBN
9784044529031
3

(2)

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萌々

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(2)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

英国貴族のふしだらな命令レビュー。

要は、学生時代3年間もイチャイチャ付き合っていたが、執事に「彼を思うなら別れてくれ」と言われたりして庶民の自分なんかとの交際は後々彼の為にならないと判断した玲は「遊びだったんだ」と手酷く貴族(ラルフ)を振る。6年後に彼はモデルになっていて、記者になっていた玲の元に専属取材の仕事が来る。あれこれトラブルがあって、誤解が解けて、今でもお互い大好きなんだー、という王道。

好きで好きで大好きで、6年間、会わない間もずっと彼の事を想っていて誰とも付き合わないでいた玲。一途受好きには堪らん設定だ。過去を6年も引きずる一途さ、再会でグルグルと葛藤している姿が可愛くて、好きだって気持ちだけじゃ駄目なんだって頑張っている姿は読んでる側もシンクロしやすかったと思います。グルグル葛藤シーンはワリと納得いける感じに書かれていて読み易かった。

学生時代(6年前)、玲と別れた直後は玲似の相手とワンナイトラブをしては「お前じゃない」と空しさで突き放す荒れた生活をしていたそうだ。おーまーえー不器用で可愛い攻です。

再会したラルフと玲の言葉と態度は冷たくてギクシャクしているんですけど、後々あのやりとりはこういう意味だったのかと設定や理由付け描写が細かくて矛盾が少ない。
英国貴族が日本人の庶民とどう出会って、どう惹かれて、どう夢中になってしまったのか。設定は英国貴族でモデルと派手だけど、まとめ方が上手だったのでスラスラ読めた。
伏線の忍ばせ方がベタだったり巧みだったりメリハリがあります。このテの作品って王道ストーリーだと伏線(実はお前がずっと好きだったんだ!)みたいなのがバレバレで、なんで気付かないのって悶々とするのだけど、コレはこうだからあの時は気付かなかったが今は気付いたんだという説明が上手。納得出来る。だからこそ余韻が長い。

1

べったべたが読みたい方には

BLが読みたい… とぶつぶつうるさい私に友人が手ずから選んでくれた一冊。再会モノ、しかも復讐が絡むとあっちゃあ食いつくよね! しかも艶やかな黒髪にアイスブルーの瞳、世界中で噂される謎のカリスマモデルの正体が王室とも縁ある古式ゆかしい英国貴族ですよ。 何だか設定がゴチャゴチャしておなかいっぱいだが、それでこそBL…しかし設定だけ見たらハーレクインテイストだな。 内容はごくごくオーソドックスなBLで取り立てて言うべきことも見つからないくらいだが(オイ!)、当て馬アーティーの
立ち位置がオイシイ。パパラッチのラルフはとってつけたように主人公を
レイプしようとするが、どいつもこいつも主人公を狙っているって、
むしろ主人公が超絶美形でもなきゃ説明がつかねーよ!
濡れ場でやけに乳首に固執するので、ラルフによって開発済みなのかと
しょっぱい気分になったが学生時代の初々しい頃から乳首が弱いみたいで、まー世の中にはそういうひともいるのかなと。 でも、BLの受けにとって
乳首ってある種異様な性感帯だよな…。

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