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麻雀のルールは知らなくても大丈夫な作品だと思います。
絵師さん買いです。
いおかさんも好きな作家さんなので、テーマは麻雀だけどもしかしたら気に入るかもしれないと思い、読んでみました。
デビゅー程なくして大人気作品を生んだ漫画家陸人と、まだ若くして麻雀の代打ちとなった真木。
スランプに陥ってなんとかそこから脱出しようと新しいテーマに挑んだ陸人が出会った漫画のモデルにするにはぴったりの真木。
取材の依頼に全く相手にしてくれない真木と粘り強く頑張る陸人のやり取りは中々進展しないようで少しずつ2人の距離が変化していくのが感じ取れました。
ゆっくり進むお話が好きな人には合っているかも。
文章で書かれることはないのですが、純粋で時々突拍子もない行動を取る陸人は真木の目にもきっと可愛く映っているんだろうなと思います。
麻雀BLって珍しいなーと思って読みましたが、残念ながら、麻雀と漫画(漫画家)という要素がうまいこと融合して萌えが生まれた…感じはしませんでした。麻雀や代打ちの話は面白かったものの、一方のBL設定は少々唐突だったような。二人ともゲイじゃないのにするっと肉体関係に発展しちゃうところに私は違和感を覚えました。
後半はヤクザも絡む展開でもっとハードボイルド、あるいはアンダーグラウンドな雰囲気かと思いきや、全体的に静かで落ち着いた作品でした。
麻雀を打つ描写は有りますが、緊迫感のあるシーンの連続…ではないので麻雀を知らなくても問題なく読めると思います。
自分は麻雀知らないし興味も知識も無いので、果たして麻雀BLが理解出来るだろうかーとちょっと不安持ちつつ読んだんですが、大丈夫でした。
麻雀初心者の漫画家視点から書かれているので、麻雀を知らなくても話に入り込めます。
主人公はアニメ化された程の人気作を描いた若手漫画家陸人[受]、けれどその漫画連載終了以来スランプに陥っていて今度は大人向の漫画が描きたいと思い立ち、編集のアドバイスもあって選んだ素材が麻雀漫画。
その取材の為に雀荘を訪れていた陸人は有名な代打ち、真木[攻]の噂を聞き彼を取材しようと邪険にされてもひたすら食い下がります。
その甲斐あって最初はけんもほろろだった真木も会話を交わしてくれる様になり、取材の質問に対して身体を触らせろと条件を出します。
それはおそらく陸人の取材を敬遠する為だったんだろうけど、妙な所で天然な陸人はそれを受け入れるのですな、そして陸人は義父に言われて代打ちした麻雀で相手を自殺させてしまった過去話を聞く事になります。
最初はセクハラ程度のお触りが、次第にエスカレートしていきそして陸人は編集から彼がヤクザの息子で、将来は組の代打ちになるという話を聞かされる。
陸人というのは漫画馬鹿で根が素直なんだけど妙に天然で希に思い切った事を平気でしてしまう面がある。
その面が出て、彼は無謀にも真木の義父である組長に組の代打ちを直談判に向かうのですよ。
最後はちょっとご都合主義っぽくもあったけど終わり良ければって感じで。
漫画家の一本木 陸人。処女作がヒットしすぎたために、次の作品になかなか手をだせずにいた。
担任していた人に後押しされて、取り掛かるのは麻雀がらみの作品。
代打ちの真木荘介に感心をもち、協力を依頼するが、なかなか合意してもらえない。
1つの質問にお触りって条件。質問が多く、身体を弄られる。
身体は正直だった。
真木の噂が!
ヤクザの息子
組専属の代打ちになる。
そんな噂に踊らされる。
陸人は真木の義理の父親のいる組事務所に行き、真木を自由にしてと、お願いする。
ヤクザ相手にお願いが通るわけもなく、麻雀で勝負することになる。
真木の提案で真木も麻雀することになる。
真木がいたから勝てた!
真木の事が・・・
麻雀の作品は世に送り出された。
完全なるイラスト買いでした。
麻雀の代打ち×マンガ家。
この組み合わせはなかなか新鮮だった。
この本を読むまで代打ちなんて人がいることはまったく知らなかったし。
そういう意味ではとても興味深かったんだけどこれといって萌えなかったのはメイン二人が別に好みじゃなかったせいでしょうか。
攻の真木さんは若干テンションの低い俺様で、若くてイケメン。
なんだよーどうせ麻雀関係者ならオッサンがよかった。セクハラおやじーでいいよというのは私の個人的趣味すぎるのでごめんなさい。
一方の陸人も芯が強くておとなしめのよい子でした。奥手でドーテー、でも美形。
うんファンタジーですよ。
いい子なんだけど好みじゃないんだよな。ううむ。
予想外に静かなお話でした。