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表題作無口な恋の伝え方

レストランオーナー 畠山
ライバル店シェフ 山咲

あらすじ

冷静沈着でやり手の
レストランオーナー・畠山(はたけやま)。
その彼が恋する、美人でクールな
ライバル店のシェフ・山咲(やまさき)。
以前、押し倒した挙げ句に手酷くフラれて、
それでも諦めきれずに友人として1からスタート。
けれど送り迎えや食事の誘いのマメさに呆れられ、
さらには同僚のイケメン・シェフまで現れて──!? 
出版社より

作品情報

作品名
無口な恋の伝え方
著者
大和名瀬 
作画
大和名瀬 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
デキる男の育て方
発売日
ISBN
9784199603860
3.7

(36)

(13)

萌々

(7)

(11)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
130
評価数
36
平均
3.7 / 5
神率
36.1%

レビュー投稿数11

マメな男と無口な男の物語

『デキる男の育て方』のスピンオフです。本郷のレストランに勤める山咲と、やり手のレストランオーナーの畠山の、不器用なラブストーリーです。もちろん、和葉や本郷もちょくちょく登場して、バカップルを披露してます(笑)

このお話のポイントは、何と言っても畠山のギャップにあると思います。仕事はとてもデキる男なのに、山咲が絡むととたんに恋するダメ男になってしまいます。おまけに、とてもマメで猪突猛進です。しょっちゅう、和葉たちに豆だ豆だと揶揄されるほどで。でも、山咲に喜んでもらおうと、一生懸命で健気な様子にキュンキュンします。

一方の山咲は、女顔なのをからかわれないように料理一筋に生きてきた人生で、恋愛には奥手です。おまけに口数も少なくて。

だから、この二人の仲はなかなか進展しません。でも、少しずつ畠山に心を開いていく山咲が可愛いです。昔の二人のエピソードも、ホッコリします。
それにしても、畠山の忍耐力には頭が下がります。上半身裸の山咲と一緒に寝てるのに、何もしなかったんですから。畠山の深い愛情にあっぱれです。

2

いろんな意味で「そんなバカな」と思いました

この作品は、『デキる男の育て方』のスピンオフ作品です。

デキる~では、本当にやり手でなんでもできるすごい人に見えたんですが、(実際、無口~でも、仕事のできるしっかりした人なんでしょうが、)とにかく行動が、山咲(受)への愛がいき過ぎているが故に、アホになってます(笑)
キリっときめてるのに、山咲のために一生懸命やっている行動の数々が、笑いを誘います。
とはいえ、かっこいいところはしっかりかっこよくて、ばっちり萌えました。

しかしながら、この作品の最大の好きなところは、しっかり話が作られており、終盤のシリアスなストーリー展開で、ついうるっときてしまうところです。
畠山さんがマメなエピソードの数々が、後半、こんなところで伏線として活きてくるんだ!と舌を巻きました。
山咲を支えようとする畠山さんがすごくかっこよくて、本当に山咲が好きで、だからしてあげたいと思っているのに、上手くいかないのが切ないです。

すっかりBL脳になっている上、読解力の足りない私の頭では、初め、山咲の気持ちや、言ってることが少しわかりにくくて、どうしてこうなったと考えることもあったのですが、何回か読んでいるうちに、なんでそうなったのか、山咲の言いたい事とかがちゃんとわかり、「山咲ってそういう性格なんだな~」と思えました。

大和名瀬先生ですので、画面の美しさはいうことなしです。
女性的な山咲のビジュアルも、私にはとてもツボでした。畠山さんも、年上だし、なんだかんだいってかっこいいし、好みの攻でした。

4

一途なストーカー攻めが最高です

『デキる男の育て方』のスピンオフシリーズです。
単体でも読めますが、そっちを読んでおいた方がより楽しめるんじゃないかなと思います。

このシリーズの何がいいって、とにかく攻めがイイ。
スーツをぴしっと着こなした仕事のできる実業家で、見た目もカッコイイ。なのに、とことんアホなんです。片想いしてる相手に尽くして尽くしてストーカーして、その涙ぐましい一途さが笑えるやら可哀想やら可愛いやらで。周囲にどんな目で見られようが猪突猛進。本人はかなり抑制してるつもりなのがまた笑えるんですよね。
対する受けのほうは、ツンツンはしてますが心優しい性格です。頑固なんですよねー。気持ちがちょっとずつ揺り動かされていくのにニヤニヤさせられました。

大和名瀬さん特有の、丁寧な絵とか、ギャグ絵になったときの可愛さも、鉄板で好き。
あと随所にあるユーモアも好き。
『デキる男~』のカップルも、脇でストーリーを面白くする一助になってくれてました。

2

いや~。いいですね!こういうの!

レストランオーナー・畠山慎一×ライバル店シェフ・山咲希です。←実は昔なじみ。

「デキる男の育て方」のスピンオフですが・・・ぶっちゃけ私は「デキる男の育て方」はCDのみで原作は未読の上、何故かこの作品の2巻はレビューしているというわけのわからない事をしているんですが、1巻のレビューをさせてもらいます(爆)

作者様曰く、「変質的ストーカー攻め」×「ツンツン受け」から「一途攻め」×「ツンデレ受け」くらいになったではないでしょうか?と書いてありましたが、
山咲にデレの部分がほんのちょっとしかありませんでしたので、「ツンツンデレ受け」くらいですかねぇ??
畠山は「一途攻め」と思いますが(笑)←ホントに一途すぎるでしょう(^^ゞ
読んでる限りでは「畠山頑張れ~」って思いますが、実際にいたら間違いなくストーカーで通報されることでしょう・・・。

「デキる男の育て方」の2巻は半分ほど、畠山×山咲らしいので、是非とも読んでみたいと思います(*≧艸≦)
そして、できたらこの作品・・・


C D 化 し て 欲 し い で す (`・д・´)キリッ


もしCD化したら、小西さんが低音ヴォイスで一途攻めをやってくれるだろうし、立花さんが美しくツンツンデレを演じてくれる事でしょう((´∀`*))

2

マメ男×ツンデレ

基本ショタ設定の多い大和名瀬さんの作品は鬼門になっているんですが、
この作品も例に漏れずショタ寄りで女体化しつつも、男のプライドを
持って頑なに攻を拒否する姿が健気でかわいかったですww
大和名瀬さんの作品の中ではトップクラスに好きなお話です★

スーツをビシッと決めた男がマメ男になって、せっせせっせと受に
尽くしてるのがかわいいんですよねぇ~
笑顔を見てはデレ~っとなり、余計なムシがつこうものなら嫉妬に狂い、
恋は盲目の言葉通り周りが見えないぐらいのバカさ加減がなんともww
無性に湧き上がる欲望をガマンするストイックなところは格好いいし、
いい男が惜しげもなく『好きだ』と連発しながらも
ことごとくフラれ逃げられる...
一見情けない男に見えて、その実、忍耐力のある優しい男なんです。

一方、受の山咲の方は見事なツンデレっぷりで、潔くスパスパ畠山の
アプローチをかわしてくれるよ、かわいそうなぐらいにね...
つらい時も畠山に頼ることは卑怯だと思い込み、
自分の中にため込んで結局バクハツする。
ずっと甘えたかったのにプライドが邪魔してそれを許さなかった。
恐らく、彼はこれからより一層畠山に甘やかされて、
ツンツン度がアップすることんでしょうww

でも、城橋の設定は意外だったなぁ~
いかにも当て馬っぽい登場のさせ方しときながら、
どうやら畠山狙いか!?って疑惑まで浮上しつつ、
結局ただのいい人で終わってるし~!
本郷×和葉カップルはシリアスな雰囲気の中で
ちゃっかりお笑いパートでいい仕事してくれてます♪

今のところ、畠山は紛れもなく山咲に愛情を持っていますが、
山咲の方はまだ愛というには少し足りないんですね。
それをはっきり本人に言うところなんて男前だ!
おかげで、仲が進展しないことにウズウズしながらも
キュンキュンしっぱなし!
手を出せず抱きしめることでガマンする畠山が切ない~!
まぁ、2人の間にある温度差はこれからゆっくり縮まっていくでしょう♪

描きおろしはとにかく甘々で、ギャグもありつつ
とってもかわいらしいお話でした★

3

号泣必須の名作!

「デキる男の育て方」の脇カプです。
そして、↑に書いた作品も2巻なんですよね。
両方とも1巻しか持ってません。

一度は読んで欲しいですね
ブックオフなどの古本屋でもいいのです
読んでみて下さい
エチなシーンはそんなにありません。
本番のシーンなどは激しくないのです。(描写が)
この受けの子は過去がとても可哀そうなんですが
それでも強く生きています。
ちょっとティエリアに外見が似ている…。(ガンダム00)

2巻読みたいよ~o(;△;)o
BL読んで泣くなんて…。
最近多すぎるよ!
前は胸キュン作品が多かったのに、いまは感動ものが多いですよ~
私の眼はすでに腫れそうな勢いで目が真っ赤ですよ!
どうしてくれる!

そして、大和名瀬さんの作品をどんどん好きになっていく。

初めて読んだのは「ちんつぶ~ちんこのつぶやき~」だったww
比べてはいけないね。

3

思いこみの罠

今回は「デキる男の育て方」サブカップル編としてシェフ・山咲とライバル店のオーナー・畠山のお話。
「デキる~」では変態的にしつこかった畠山に対して、鉄壁のガードでそれを撃退していた山咲。
そんな関係は「友達から始める」という約束で少しだけ変化したが、相変わらず山咲は鬼のように厳しい。
けども互いに想いを寄せ合っているのは確かであって・・・畠山は口を開けば求愛の言葉を連呼しているウザ男だが、タイトル通り言葉足らずなツンツンツンな山咲のデレをみるところに、このお話の醍醐味はある。
それは山咲の真摯で真面目な生き様そのものとも言える、本当に不器用な恋。
正直若くもない2人なのに、初々しくてキラキラしているところがとても新鮮だった!
まあ生殺し状態の畠山にはお気の毒な話だが、それもまた良し(笑)

しかしそう言いながら、なぜこの作品が「中立」評価なのかということなんだけども・・・。
実は「デキる~」を読んでいる時から、私は山咲の事を女性だと思いこんでおり、その先入観が未だに抜けないというのが一番の理由だった。
山咲も悩んでいただけあり、確かに女性のような容姿を完璧に描ききっている名瀬たんなのだが、私の目には本当に女性にしか映らなかったという・・・。
それくらい山咲が女性であってもなんら不思議はない流れだったし、そうかと言って薄っぺらい胸板を見せられてもいまいちピンとこない。
そのため「これは男性なんだから、ボーイズラブなんだから」・・・と自分に暗示をかけながら読み進めるしかないわけで。
お陰で未だに「山咲は男、山咲は男」と呪文のように唱えながらでないと、このお話が読めないという状態・・・(;´Д`)
この違和感でどうしても気持ちが散漫になってしまい、感情移入度も半減してしまった。

大和名瀬という人は、他とは一線を画すと言って良いくらい、漫画家としてはハイレベルな位置にいるんだと思う。
漫画をよく知る人間に言わせると、絵にも話にもブレがないんだそうだ。
そこに萌えがあるかどうかは別として(笑)、ひとつの作品としてのまとまりが非常に良く、それはきっと緻密に計算された部分と、天性のセンスが相俟っているはずで・・・とにかく何を言いたいのかというと、要するに大和名瀬は漫画が巧いということだ。
だから作品としての優劣で言えば、本作はまず違いなく「萌え」以上であり、名瀬ファンも初めて読まれる方も、ぜひ手にとってほしい!と言える1冊。
ただ個人的に残念だった、というだけの評価なので、その辺り誤解の無きよう・・・・・・。
ちなみに続編では山咲が噴死してしまいそうになるくらいのデレっぷりを発動しているので、2冊目はきっとお楽しみな内容になっているはず。
乞うご期待!

5

切ない

『デキる男の育て方』にも登場していた山咲、そして山咲が本郷の店に来る前にいたライバル店のレストランオーナー・畠山の話。
『デキる男の育て方』がギャグなら、この『無口な恋の伝え方』はシリアスです。
山咲はデキる男~の頃から気になってたのでこうして山咲の話が読めてよかったです!

まず畠山さんマメすぎます(笑)
わざわざ山咲を家まで送っていったり電話したり…w
こんなに山咲を大事に想って大好きなのになんで山咲はその気持ちに答えてあげないのかなとずっと思って読んでました。
でも山咲にもプライドがあって。自分の料理の腕でなく体を欲した畠山に対する想いとか、山咲にも色々考えるとこがあったんだなと。
こんな難しい山咲に最後まで執着できるのは世界中で畠山ただ1人だと思います(笑)
山咲が体調悪くなったときはほんとに畠山がマメな男でよかったと思いましたw
山咲が泣いて「私の側にいてください…」と畠山を抱きしめたとき、こちらも泣きそうになりました。

2人のエチはまだありません!
まだ続いているらしく、2巻ではラブラブな2人が見れることと思いますw
描き下ろしで寝て夢を見ているらしい山咲が畠山の指や耳を甘噛みしてるのが可愛かった…(*´Д`)
早く彼のデレが見たいですw美人でツンデレっていいですよね…

話も絵も文句なしの神評価です♪

4

泣かせます。

こちらは、『デキる男の育て方』の番外編(スピンオフ作品)になります。
レストランオーナー・畠山×ライバル店シェフ・山咲のお話。
『デキる男の育て方』の2巻が、半分くらいがこのカップルのお話だったので、
「どうなるのかな~。」と、興味津々でしたが、
意外とシリアス多めな展開でびっくりしました。

踏まれても踏まれても立ち上がってくる畠山は、
もうほとんどゾンビ並みのしつこさなのですが(笑)
本当に山咲のことが大好きで、大切に思っているんだなぁ…というのが、
一つ一つのエピソードから、伝わってきて、ホロリとしてしまいました。
彼は、『デキる男の育て方』では、変態ストーカー攻めっぽかったですが、
包容力一途攻めに昇格させてあげていいと思います。

お互い不器用ながらも、少しずつ理解しあっていく過程や
お互いの存在が支えになっている様子が、非常に丁寧に描かれています。
ところどころギャグを織り交ぜているあたりも、
大和先生らしく、上手いなぁ…と思いました。

ようやく想いが通じ合った二人、ラブな続編を是非読みたいです!

5

続きがとても楽しみな作品

「デキる男の育て方」のスピンオフ作品だそうですが。
「デキる~」を未読の私でも充分楽しめて、萌えました。

儚げな容姿とは裏腹に、自分に厳しくプロ意識が高い男前な美人(山咲)の魅力に、
畠山共々ノックアウトされてしまいました。
ツンツンの山咲が後半にちらりと見せた「デレ」は最強です。

そんな山咲をどこまでもどこまでも追いかける畠山。
彼の一途で大きな愛情には脱帽(笑)

プライドが邪魔をして素直になれなかった山咲が、ようやく畠山と向かい合ったところで、今回は終っていますが。まだまだ続きがあるそうで。今後、二人の関係がどう変化するのか。山咲はデレるのか!?色々と、続きが気になります。

3

外伝ですが、こっちの方が好きかも

「デキる男の育て方」の外伝です。「デキる男~」は田舎から出てきた男の子と野菜ばっかりが印象に残っているんですが、確かにいたなぁツンツン美人なシェフが。

で、そのシェフ山咲に、振られても振られても迫っていく畠山さんのお話ですが、私は「デキる~」よりこっちの方が好みみたいです。

畠山さんの健気ともいえる片思い。実はきっとまんざらでもない山咲。大和氏の作品ですから、ずーっとシリアスに緊張したままではなく、ときどき可愛いキャラも交えながら、それでも大人の恋愛になっています。続きがあるそうなので、ツンデレではなくツンツンの山咲がどう変わっていくんだろうかと今から楽しみです。

で、山咲の後ろ頭がキュート!チャーミング!セクシー!襟足の出し方といい、耳がのぞいているところといい、こんなに後ろ頭が気になったキャラもいません

1

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