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表題作ダイヤモンド王の傲慢な求愛

ディラン・クラインハート,財団会長,大富豪
森内暁生,20歳,施設育ちの平凡なフリーター

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

顔も知らない亡き祖母のことを「私のお祖母様の命の恩人だった」と言われても…突如現れた金髪美形の言葉にとまどうばかりの暁生。世界的大富豪だという男・ディランのとんでもない恩返しとは?
(出版社より)

作品情報

作品名
ダイヤモンド王の傲慢な求愛
著者
六堂葉月 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592875710
2.5

(7)

(0)

萌々

(0)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
16
評価数
7
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

確かに傲慢ではあるけれど

続編が出るという事であらためて感想など。。。
六堂葉月先生大好きなんですよねぇ~そしてイラストが明神翼先生!
好きな人揃いで最高!って感じで読み進めると・・・
若干物足りない気がするかも知れません。            
かなり強引に受け様を拉致って来て、花嫁にしてしまう攻め様。
詳しくはあらすじを参考にして頂いて省きますが。
傲慢と名うってるだけあって傲慢ぶりがすさまじいです。
そして受け様が何を言っても会話になりません。
攻め様は己の義務に従って行動しているのですから
誰にも止められない、無自覚のSさんですよね。
そして受け様もなんやかんやと言いながら女装してますから
こちらも完全にMさん状態です。
二人の真剣な応酬は合戦は思わず笑いを誘いますね。
「裏社会の窓」なんて涙が出ました(笑)
二人の気持ちが通じ合ってからは傲慢さが嘘のように
甘々状態になるのも萌え要素ありです。
受け様の今後の苦労がしのばれるお話でした。

2

BL版世界名作劇場...

って設定らしいです、ハイ。
施設育ちの天涯孤独な暁生は、大富豪のダイヤモンド王である
ディランに拉致され、南アフリカの彼の邸宅で、彼の妻となるための
花嫁修業をさせられることに...

なぜ、男の暁生が花嫁なのかと言うと、単なるプロフィールの記載ミスで
女性表記になっていたから...というバカげたとこから話は始まり、
戸籍を女に変えるは、女装した格好で世界中の要人の集まる
パーティーでディランの婚約者としてお披露目するは、って
もうトンデモ中のトンデモストーリーで、開いた口が塞がらない...
いくらなんでも、恐ろしい程のスポットライトが当たるパーティー会場の
真ん中でダンスを踊れば、女装だってことぐらいすぐわかるでしょ!?
暁生の祖母がディランの祖母の命の恩人だってエピソードも
このトンデモストーリーの中では無駄にいい話でもったいないぐらい...

しかも、地雷踏みまくりでどうしようかと思いました。
ディランはエチの時に、特に暁生のことを女扱いするんですよね~
「女として脚をひらけ」とか「女としての扱いでいいんだな」とか
「女と同じ悦びを...」って、BL読んでるのになんで女扱いするのか!?
それに、暁生も「女でいい。女みたいにしていいから」って言ってるし!
「挿れてくれ...」この瞬間、暁生は女になった。
↑もうこの話の流れ意味不明!!ドン引き!!
この時点で読むの放棄しようか迷ったんですが、暁生の口調が
生意気なガキそのもので、女化してないのがせめてもの救いで、
最後まで読み切りました。

エチに関しては↑のシーン以外はなかなか萌えですww
ダイヤモンド王らしく1粒10億のダイヤの巨大原石を3個も、
ボトムの尻の部分だけをパックリ切り裂いたとこから挿入する。
さらに、それを力んで自力で出させて、ディラン自らの手で
受け止めるという、なんともイカれたプレイまで披露してくれる。
(お尻のパックリ具合を社会の窓に対抗して、
裏社会の窓と称してるとこにはウケましたww)

ラスト、お互いの本心を告白してからのディランのベタボレっぷりが
かわいくて、中立評価にしてみました♪
あと、明神さんのイラストもキレイだったので、おまけの中立です。
おまけで中立かい!?ってとこですが...
女扱いのくだりを飛ばし、このトンデモ設定を割り切って読めたら
意外と萌えるかもしれませんけどね...

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