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表題作神が恋する男

望月康孝,28歳,雑誌記者
観之島柊妃,21歳,島の現人神として育った能力者

その他の収録作品

  • カレは手段を選ばない
  • 百万の愛の言葉を君に
  • 神様の御里帰り
  • 神が恋する男
  • 神の遺伝子
  • あとがき

あらすじ

金になるならデマもヤラセもお手のものの雑誌記者・望月は観之島(みのしま)ヘ。
実はリゾート開発を目論む企業の依頼で、邪魔な住民を排除するため島の現人神(あらびとがみ)信仰を危険な力ルト宗教にでっちあげ中傷記事を書く予定だ。
だが神と名乗る人物・柊杞(ひいらぎ)に何故か望月は気に入られてしまう。
自分を神と疑わず、島から出たこともない超箱入り“神様”の美青年・柊杞の無垢な心に望月は惹かれていくが――!?

口八丁手八丁のチョイ悪ジャーナリスト×世間知らずな箱入り神様

イラストは「炎の蜃気楼」などでお馴染みの高嶋上総、完全描き下ろし!!

人気作『カレは手段を選ばない』と新作書き下ろし『神が恋する男』『神の遺伝子』の他、短編二作品を収録した完全版!!

作品情報

作品名
神が恋する男
著者
六堂葉月 
イラスト
高嶋上総 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
発売日
ISBN
9784861348242
3.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

髭ぜめが良い

“学歴・職歴ー不要”

ブックパス読み放題にて表紙に惹かれて読みました。私の読むフォントサイズで500頁強(大体200〜300P)で驚きました。既刊「彼は手段を選ばない」に書き下ろしを加えた新装版だそう。
小さい島で神様と崇められる美しい青年柊杞と、でっち上げ記事で大金を取ろうとしたジャーナリスト望月。柊杞が病気だと思っていた下半身を望月は見抜き、“処理”する。エスカレートする行為を島育ち純粋培養の柊杞は“衆道=身分の高い者の嗜み”だと勘違いし、望月はそれを訂正せず利用し続ける。
エロエロとはいかないまでもまぁまぁな頻度でHシーンがあり、この作品では髭責めが良かったです。それと勘違いの多い柊杞が、すぐいった時に望月に「早い」と揶揄されるのを、褒められていると勘違いして照れるのがめちゃめちゃ可愛かった。

頁数がかなりあるのですが、キャラの能力や世界観はそこまで奥深くないので完遂はキツかったです。
柊杞の幼馴染がかなりのウザキャラで中盤は飛ばし読みしましたが、終盤では柊杞のフォトグラフィックメモラー(見たものをそのまま完全に記憶できる)能力と遺伝子を狙われるのは面白かったし、こちらの方に比重が欲しかった。
望月にとって柊杞はそのまま紹介出来ない相手(俺様ではなく神様)だろうし、仕事で遅く帰っても日の出には起きて散歩に付き合わないといけないから睡眠2-3時間とか、今後大丈夫か…と思っちゃうので、もう少し落とし所を残して欲しかったです。あと挿絵は少ないです。

1

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