ボタンを押すと即立ち読みできます!
これまで何冊か乙里さんの作品を続けて読んできましたが、絵柄やキャラが可愛いわりにH度は割と高い作品が多いですね。
この短編集も可愛い幼馴染や先輩と後輩リーマン同士、元高校の先輩後輩が再会するお話等、ほのぼのと甘々な雰囲気の作品が多かったです。
ただ中には私の苦手な要素が入った作品が2つほどありました(不倫ネタと浮気?が感じられる三角関係要素がある作品でした)。
よく似たお話展開なので、強く印象に残る作品はありませんでしたが、気軽に読むには読みやすいかと思います。
表題作は、爽やかにやりまくる高校生の、ちょっと切ないラブ。青かんあり。
最初に載っているシューフィッターさんとの話(つま先から灯ると)みたいな前向き爽やかラブでも、
義兄弟との出口無しドロドロ話(ブルーホール)でも、
どのお話も破綻無く、絵も丁寧にいっぱい描き込んであるし、
エロも、ガッツリとさかっているし、
BLの必要条件は、十分満たされている。
でも、何か萌えない。
単に、私の好みが、キッチリきれいに背景まで書き込んであるような作品よりは、省略の効いた、余白を活かしたような作品だと言う、そういう好みの問題なんだろうけどね。
それにしても、この作者さん、凄いいっぱい丁寧にきれいに書き込んでいて,えらいね。
絵の雰囲気と、中身のエロさのギャップがいいですね~!
さまざまなカップリングのお話が7作品入った作品集です。
友人に薦められて、かる~い気持ちで読み始めたら
思った以上にエロくてびっくり!
でも、そのミスマッチ感が面白かったです。
お気に入りは『hand in hand』
加藤のようなさわやか系リーマン攻めが好きなんですw
あるアクシデントがキッカケで加藤に惹かれるようになった朝井の
初々しい態度も可愛いし
それ以上に、やる事なす事スマートな加藤の不意打ちキスとかかなり萌えましたw
表題作の『僕らの明日には愛がある』も
忘れかけてた甘酸っぱい恋愛模様がくすぐったくてよかったです。
途中にはさまれている4コマも面白かった~。
『エロエロなのは苦手』って人でも
この作品なら、騙されて読んでみるのもいいかも?w
受けがシューフィッター!
跪いて靴を選んでくれる店員さんに、ムラムラしちゃう新入社員が攻め。
ま、“ピアス”なのでエッチまでの展開は、マッハですがw
設定も展開もオチも、すごくよかったですv
エッチも、シューフィッターぽかった。満足v
ほか、短編が入ってるのですが
どれも中身がしっかりあるので、もう少し長いお話が読んでみたいなぁと思います。
絵も、すごくきれいだし。
幼馴染の二人。二人は身体の関係をもち、ラブラブ・・・しかし、すぐ傍に転校・引越しが待っていて・・・というお話。
最後のほうに、二人が付き合い始めた話も収録されてるんですが、その演出がちょっとにくいなとww
先に持ってきて、『あれ?この二人どこかで・・・』と思わせてくれる感じが。
引越しが決まって言い出せない受っていうのはありきたりなんですが、実は、受のほうが女の子の経験もあって~という上位なのも設定てきには面白い。
なんつぅか・・・こんな若人な時代が私にもほしかったなとしみじみ思いました。
他短編いくつか。
靴屋の話と、兄弟の話が妙にお気に入りです。
エロ度も可愛さも満点の一冊。