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表題作僕はお兄ちゃん。

須藤 鉄斗/遊馬
双子の兄弟、高校生
須藤 直
長男、高校生

同時収録作品イン・ザ・スープ

(攻め受け未定)市川 宗輔
大学1年生
(攻め受け未定)亘
高校生

その他の収録作品

  • 僕とお兄ちゃん。
  • 僕と先輩。
  • さいごに
  • カバー裏:おまけ漫画

あらすじ

須藤家長男・直には双子の弟たちがいる。硬派な鉄斗と紳士な遊馬は直の期待をはるかに超えて成長した自慢の弟たちだ。超ブラコンで直にべったりのふたりだけど、校内の二大モテキングとして日々女の子たちのハートを独占中。それにひきかえ、直は恋愛のれの字もなくて…。でも、そんな直にも恋の嵐の予感が…!? 元気いっぱいな男の子たちが繰り広げる青春ラブコメディ?
出版社より

作品情報

作品名
僕はお兄ちゃん。
著者
金井桂 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813051688
3

(42)

(2)

萌々

(6)

(28)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
123
評価数
42
平均
3 / 5
神率
4.8%

レビュー投稿数17

大変ライトな仕上がり

後から出た作品は読んでいたのに、こちらは未読だったので大変遅ればせながら読んでみました。

作画が!今と全然違う!!
初単行本なのであれですが、ここから大分努力されて、今の美しい作画にたどり着いたんだなあと感動しました。

ストーリー的には表題作は「あれ?」という感じでした。
1個上のお兄ちゃんと双子の弟と、お兄ちゃんの親友。
片方の弟がもっと食らいついてくるかと思いきや、結構あっさり。
しかも番外編で予想通りの展開に。
個人的に親友と弟のビジュアルの方が好きだったので、そっちメインで読みたかったです。
主人公と選ばれし弟は、見た目が好みではなかった上に、お兄ちゃんがあっけらかんとしていたので、もだもだするような場面もなく、シリアスに転びそうな要素もあったけれど、サクッと軽い感じで読めてしまいました。

同時収録の方がおすすめです。
金持ちボンボンくんが自立しようと肉体労働に励んで行き倒れていたところを救うDKの話なのですが、オカン気質なDKとボンボンくんがお互いの寂しさを共有できる辺り、表題作よりしんみりじんわりと読み応えがありました。

0

せっかく愛情溢れる双子なんだから‼︎等しく愛してよ、お兄ちゃん‼︎

イケメンで女子にモテモテ。文武両道。スパダリ予備軍スーパー高校生の双子の兄弟が夢中なのは、
可愛い「お兄ちゃん」。小柄で華奢、学校中の女子たちからも「姫よ〜!」と騒がれる直。
三人はいつも一緒。イチャコラ、ベタベタ♡
BL的展開としては、禁断の近親相姦⁈ しかも3P‼︎ を否が応でも期待‼︎ 期待してしまうのだ‼︎
ところが、我々の期待を裏切る、これはこれでBL的王道展開‼︎

まず 双子とお兄ちゃんは、実の兄弟では無い。
幼ない頃、両親を事故で亡くした直を引き取って育てた双子の父。
直も事故に遭っていたので、記憶は曖昧だったのだが、双子は直が家に来た頃のことをしっかり覚えていた。そして、直に真実を告げずにずっと。これまで過ごして来たのだ。
これまで「僕はお兄ちゃん」として、双子に等しく愛情を注いできたつもりの直だったが、
小さなきっかけがあって。直は、幼ない頃から双子の兄、鉄斗への特別な気持ちに気付いていた。
けれど、その気持ちに蓋をして、「お兄ちゃん」として振る舞うことを「苦しかったよね。」と、これまた鉄斗に気持ちがあることを知りつつ、側で見守って来た 双子の弟、遊馬。
遊馬もまたお兄ちゃんである 直を愛していたのに。ただ、優しく直の幸せを見守っていたなんて。
そして、直に告白するクラスメイト、朔。遊馬とこの友人の朔が男前過ぎて…。
この当て馬にもならない良い男達は、フラれた者同士でくっ付きそうです。そういうわけで一応、無理矢理全員めでたし!なんですがー、その都合の良さに むむぅ〜と思ってもしまう。
この食い足りなさには、呆気なさを感じてしまう。
同じ顔で、同じくらい良い男なんだよ⁈ 等しく愛してよ、お兄ちゃん‼︎
双子と等しく、義理の息子を愛している彼等のお父さんの可愛らしさはいい♡

同時収録は、家庭の温かさに飢えていた亘と、宗輔が出逢い、新しい繋がりを見つけていくショートストーリー。「イン・ザ・スープ」。新たな家族の在り方を示唆していて、二人とも愛情には飢えているけれど、荒んではいないので、ジワリと温かい雰囲気でいい。

4

三兄弟がべったりくっつくと暑苦しく見えるぞ(笑)

2009年刊。
金井さんの初コミックになるのかな?
十年経てば今と絵柄の変化は出て当然だけど、話の中のちょこまかしたコミカル寄りなキャラ描写は当時から健在だったのね…

絵に関しては一コマ一コマ丁寧に描かれていると思うが、キャラクターのオーバーリアクションと相まって三兄弟がべったりくっつくと暑苦しく見えてしまう(笑)
双子の弟・鉄斗と遊馬のブラコン描写がくどい一方で、お兄ちゃん・直が子供っぽく見えるばかりだ。
表紙やあらすじの雰囲気から何となくわかっちゃいたけれど、やっぱり兄弟ものならば、兄としての包容力を期待していただけに物足りない。

エッチ度は無いに等しいので、ベッドシーンや絡みを期待している人には肩透かしになってしまうだろうが、逆に濃厚なラブシーンが駄目だって人には読み易いのでは?
直と鉄斗・遊馬の双子とは血がつながっておらず禁忌度はぐんと低くなる。

でも、直が双子のどちらとくっつくかってのは既に表紙でネタばれしてますがな…(´・ω・)
余談だが自分は、遊馬と直兄ちゃんの親友・朔が並んでいるほうがビジュアル的に好みだ。


同時収録の『インザスープ』は行き倒れで拾われた宗輔と、亡き母に代わり家事をこなす高校生・亘の心の交流で、ラブシーンの無い短い話ながらも、自分はこちらのほうが好きだな。
宗輔が年下の亘に見せる無邪気な一面と、ふと涙を見せた亘をそっと抱きしめてあげる場面にほっこりする。

0

あれ?3Pじゃない?

母親亡き後、一生懸命頑張るお兄ちゃんと、双子の弟たちのお話です。

双子と兄の3人とくれば、勝手に3Pだと想像してました(汗)
でもこれは、兄が、双子のうちの一人を選んじゃいます。
どちらの弟もお兄ちゃんが大好きだったから、残された方の気持ちを考えると切ないですね。
まぁ、その後のお話で、失恋した方が、恋に堕ちそうな感じだったのが救われるんだけど。

背が低くて可愛いお兄ちゃんと、お兄ちゃんを溺愛してる双子たちの、何気ない日常のイチャイチャに萌えます。血の繋がらないお父さんも、長男ラブで見ていて気持ちイイです。

このお兄ちゃん、サッサと弟と付き合ってることをお父さんに話して、結構男らしくて驚きます。
だけど、二人のイチャイチャが全然なかったのが残念です。
双子の弟と先輩のお話も、もう少し読みたかったです。

4

近親モノ


デジタル描かれてる漫画ですけど、ごちゃごちゃしすぎで読み辛い。
なんか、勢いだけはあります。
絵も安定してない……。

3Pで終わるのかと思ったら、どっちか選ぶんですね。
双子で一人だけ選ばれるなんて、やるせないし残酷な感じもしますよ。
遊馬は弟で鉄斗は恋人としての好きなんてね……。
遊馬は諦めないらしいけど、直が選んだのは鉄斗だし
双子で一つ屋根の下で暮らしてるのにって思ってたけど描き下ろしの遊馬と先輩の話に萌えました。

0

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