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あらすじ

「お前を愛した時から始まったこの悪夢の中では、苦痛でさえとてつもなく甘いんだ…」地獄で輝く、蜜の味。絶愛、耽美、当麻と征士。「言えよ、”感じました”だろ?」禁断の愛に墜ちてゆく、男と男のディープな絆。

作品情報

作品名
蜜の味
著者
四谷シモーヌ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
太田出版
レーベル
Ohta comics
発売日
ISBN
9784872331141
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

愛あるバッドエンド

電子書籍の読み放題サービスにあったので、懐かしく思い、再読。
もう20年以上前の作品になるのか。

作者の四谷シモーヌさんは、当事、政治家のO沢I郎さんや、とある宗教団体の人物とかで同人誌を作って、それがワイドショーに出てしまうなど、とにかく話題性のある作家さんだったと思う。(きっと今も現役ですね。)

私は、そういう話題性はともかく、内容がもの凄く濃くていっちゃってて、描きたいものを描いてるパワーがすごくて、好きだった。

特に、この「蜜の味」は強烈。愛を証明するために、本当に喰らい合って溶けあってしまうところまで描く。

当麻、とか、征二、とか、伸って名前は、当然あれなんですが、四谷シモーヌオリジナルの作品として成立しています。というか、この人の作品は、ネタはどうあれ、個性が強烈で、凄いです。

絵に関しては、当事から「うわ!」って言われるくらい、強烈だった。当事はみんなこういう絵を描いていた、とかではなく、昔から、かなり異端な絵。

結構、時代を超越して、惹かれる人は惹かれる作風だと思う。
気になったら、毛嫌いせず読んでみて。

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