雀影
本屋で山本は、難しい本を立ち読みしてる雲雀と出会います。
ヒバリが去った後、山本が、本屋の婆さんにヒバリの素性を尋ねると、教えられた先は遊郭で、、、
髪も化粧も何もせず、だだ着物だけが花魁風
その座り姿が色っぽい
事後の襦袢だけを肩にかけて、膝を立てて体育座りしている姿も、意図して色っぽくしているわけでもないのに、非常にエロいです。
和物好きなんですが、まず表紙が目を引きました。
こういう、ちょっとレトロで和服好きなんです。
遊郭が設定というのも好き。あの独特の切なさがあるんですが、このお話でもその切なさが一杯です。
山本が遊郭を見上げている横顔とか、事が終わった二人のひとコマにそういう切なさを感じさせるヨネダさんは、いつもそうなんですが、とても上手いと思う。
いつものヨネダさんの雲雀と比べるとツンはかなり少なめです。
お話としてはこの一冊できちんと完結しています。
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