表題作BorderLess 3

源治
伊崎

作品情報

作品名
BorderLess 3
著者
ヨネダコウ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
ニトロ攻鉄〈サークル〉
ジャンル
クローズZERO
発売日
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

殴る受けはアリ

 受けを殴る攻めは個人的にNGなんだけど、逆はありです。むしろ好物です。受けにボコボコにやられる攻めにはゾクゾクします。(相当変態はいってます)
 私の好きなヨネダ作品の強くて綺麗な受けの中でも、恐らく最強の受け、伊崎。攻めの源治はキスする前に殴られ、めげずにおさわりしようとしてさらに強烈な一撃を喰らってます。(とはいえそこで諦めるようなタマではないので最後まで突き進んじゃうのが源治の良さです)。
 そもそも二人の関係は、1巻冒頭にありましたが、伊崎が大勢の配下に命じて源治1人を袋だたきにするところから始まってます。どんなにやられても立ち上がって最後に自分のところへたどりつく源治。その瞬間、伊崎は恋におちてしまったんですね。本作で源治に抱かれて不本意ながら感じまくってウルウルしちゃう伊崎が描かれてますが、この潤んだ瞳、映画では壮絶なリンチシーンの最後に源治を見つめる伊崎のまなざしそのものです。ダブルで見比べると激しく萌えますよーん。
 
 武闘派であると同時に鈴蘭高校きっての頭脳派でもある伊崎。彼には多分全部見えちゃってる。周囲の思惑とか、自分の立ち位置とか。周到な計算抜きで衝動的に動くなんてこれまでの彼の人生にはありえなかったし、その計算高さこそ自らの武器だと知っている。でも同時にそれが自分の限界であることも。
 一方の源治は自他ともに認める天晴な馬鹿。計算なんかできないし初めからしたいとも思ってない。本能の赴くまま、つねに正面突破あるのみ。だからこそまともにぶつかられた伊崎の衝撃は大きかった。誰にも膝を折ったことのない彼が源治の求愛を受け入れざるをえなくなるほど。

 一旦源治を担ぐと決めてからの伊崎は本当にいちずです。同級生で力もほぼ互角な二人ですが暴走する源治を陰で支えるべく奔走する姿は保護者のようでもあります。本作で映画では当然存在するはずもない二人のエッチシーンを堪能させてもらいましたが、映画の伊崎もヨネダ版に負けず劣らずフェロモン炸裂のシーンがありました。中でもイチオシはゼロ2のラスト近く、源治をライバルとの屋上決戦に送り出すときの伊崎の「行って来い」。その表情には、そこまで愛する男を自分の拳で守りきった誇りと喜びが満ち溢れてました。直前の乱闘シーンで「天敵」戸梶に見せた一瞬の笑顔も鼻血もので、戸梶が秒殺されるのもやむなしって感じでした。やっぱ両方鑑賞してほしいなあ。

1

完結編

後書きによると、BorderLessの完結編ということになります。
今までなかなか進展のない二人でしたが、やっと甘さが見える二人になってよかった。
源治がですねぇ、この巻でも可愛かった。単純で。
それにひきかえ硬派で寡黙な伊崎が対照的で、どこまでもクールなんですね。男前だし、プライドも高いんだな。
こういう男を崩していくには、やはり源治の直情的でバカな面が必要なのかも。
前半と後半の二人の対照的な雰囲気がよかった。
もっとこの二人を見たい気がするので、3冊で終わってしまったのには寂しさを感じてしまう。

ゲストでnanaoさんが2ページ、源治と伊崎の漫画を描かれてます。こちらも可愛い。

0

Borderless踏み越えたのはどっち?

だいぶ前に手にしていたのにレビュってなかったのは、オリジナルを見ていなかったからなのです。
私はコレ読んでからオリジナル観たんで、萌えて萌えてヤバかった、、。むおって何回叫んだことか、、。
Ⅲで完結。もっと切ない展開になるのかな?と思ったら、ヨネダさんにしては、切なさ度低め。
ラストが甘っ!エロっ!キャー!大変~、奥さんっ\(゜ロ\)(/ロ゜)/お母さーん!
はっ、訳分からんテンションに。ちょっと取り乱す程のエロ甘でしたよ。ごちそうさま。

キスまでしたが、いつもの関係に戻ったかの様な二人。
源治は何も無かった様な素振りの伊崎にジレジレし、ちょっとした事に気持ちを抑えきれなくなり、直球でドーンッ。
クールな伊崎にはこのくらい馬鹿な子じゃないと!
へタレワンコの源治は可愛い!
源治に告られて「・・・そーゆうのはいらねえ・・・」の伊崎に鬼キュン!あくまでもクールな男やのう。
んで、怒涛のエロシーン。てか、ヨネダさんでこんなにエロ、珍しいかも。
うっかりいっちゃった伊崎に、、も、萌死んだ。
男らしい受!た、堪ら~ん。
受ける伊崎が、ももも、、色っぺぇ~わ。ヤバいわ。

巻頭ページが美しい。Ⅰでは伊崎目線なシーンがⅢでは源治目線で展開されます。
このシーン好き過ぎて、拡大コピーして部屋に貼りたいくらいよっ。

二人の一触即発なジレジレ感。
源治の方が感情的に見えますが、見つめる瞳は伊崎の方が切ない。
伊崎はクールな様でいて、いつも目線は源治を追っているのだ。牧瀬はそこに気付いちゃったんだね。
全篇通して、伊崎の切なげな瞳に心奪われる。
言葉は少ないが、その瞳は饒舌。

生ものだからでしょうか?若干タッチが違います。体ガッシリで絵でキャラがはっきりしてて、かなり絵が好き!!青年マンガッぽいタッチ。
ヨネダさんの萌魂、受け止めたぜ!
構成も、より映画的で、美しいシーンに見惚れる、、。
相変わらずラストもいい!
全篇通して、とにかく伊崎がかっこいいの~!!
おまけのラフ絵も素敵で見惚れた、、。

1

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