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大学生編・オール書き下ろし!!
ジ～～～～～ン
このシリーズって、変な言い方だけど、
期待しないで読んでるのに、不意打ちで面白いんですよ(笑)・・・
２巻は同棲編です。
１巻では、同じ学校の筑波(化学教師)×湯沢(生徒)という関係でしたが、
湯沢も今じゃ大学生。まだあどけなさのあった１巻とは違い、すっかり大人の男です。
そんな湯沢は大学やらバイトやらで忙しい日々を送っています。
筑波先生はというと、こちらもしっかり教師の仕事があるので、二人はスレ違い。
でも、やることはしっかりやっているという……。
でも段々、筑波先生の方に「俺って都合のいい男なんだろうか？」って、
不安が出てきちゃうんですよ。
「こんな年上の自分なんかじゃなくても」みたいな。
「飽きたら捨てられるんじゃないだろうか……」みたいな(笑)
でも、湯沢は湯沢で「年上の自分より経済力のある男が現れたらどうしよう」って、
筑波先生をとられる心配をしているんです。
そこにはもちろん、当て馬の存在アリ！
筑波先生が働く学校の理事長です。
金もあるし、お洒落なお店もたくさん知ってる大人の男なのです。
健気で素直でひたむきな年下君 or 包容力や経済力の面で勝る年上
どっちもいいですよね～～～。正直。こんな二択、乙女の夢です！！！
筑波先生は一途なので、心変わりしませんでしたが、普通なら揺れますねぇ。
湯沢がいかに筑波先生を大事にしているか、
その点が読んでいて非常にグググッときます。
エロイだけではなく、良いお話です。
忠実に読むということ
おいしい作品なのではございますが、忠実に読もうとするとどこかで無理が見られるかなというものを感じなくはありません。
といっても、お互いに不器用な関係であるからこその「ほめ言葉」。
一読してジーンとくるけどあとから苦ーいものを味わされる。そんな作品がお好みならばどうぞ。
ちなみに、第一作の時からは水樹カナさんの絵の力量は上がっているのかとは推測いたしますが……
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