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表題作純情えれきてる

国分寺清照 :アブナイ人らしい二年生。
桜島ミナト :ひとり言王の寮生。一年生。

その他の収録作品

  • 【表題作含む連作短編集】
  • 頭の痛いナルシス
  • 磁力の運命
  • エキセントリック・ハート
  • 戦慄のHide and Seek
  • 電撃ハート・アタック
  • 純情戦隊エレキテルン

あらすじ

一緒に世界制服にむけて手を組まないか?』
旧校舎で迷っていたミナトに声をかけてきたのは、
アレでナニな言動で有名な国分寺センパイ。
彼と目があっただけで恐怖にかられ、
動機、息切れ、目眩に襲われるミナトは、
その感情を恋だと思い込んでいた。
だが一方の国分寺もまた、
無自覚に自分に信号を送っている
ミナトから目が離せなくなっていたのだ――。
間違いから始まる電波系ボーイズ・ラブコメ!!
【出版社より】

99年刊行作品の文庫化。
カバーは新規描き下ろし。

作品情報

作品名
純情えれきてる
著者
藍川さとる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Wings文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784403501111
2.6

(5)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
11
評価数
5
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

さらりと核心

緻密な作風と認識されがちな藍川さんですが、
そう言う先入観でこの作品に対峙したらかなり
戸惑われる事かと。
この作品を読む際に要求されるのは『空気を
読む』技術ですから。

この空気の造り方は、真似しようと思っても中々
出来ないでしょう。そう言う巧みさがさり気なく
織り込まれた佳品です。

2

藍川流電波系?

さらっと読んでしまえばつまらない漫画に感じるのではないだろうかと思います。藍川さとるさんの中では異色の作品です。

ポイントは「恋愛」とか「好き」ってどういうことなのか、ということに関してのひとつの考えとか感覚ということかな、と思います。
あくまで個人の感覚だと思っていただければ幸いですが、私はとても共感しました。
表面的にはとにかく電波でめためたな部分だらけですが、冒頭の言葉とか作中のクールな友人の話からこういうことか、と思ったときは妙に感動しました。実は「萌」というより、「すごい」とか「好き」という評価を付けたほうが正確かしら…。

藍川さとるさんは非BLの人なので、それをふまえて読まれるといいかもしれません。当然のように同性を対象に恋愛をするBLに対して作者がわたわたしている部分があります。描けっていわれて頑張ったのね、というのが後書きに書かれております。

2

なんか寒かった

面白くなかったです。
全体的にノリについていけなくて、読むのが苦痛でした。
コメディなのにちっとも笑えないし。
致命的に私には合わないノリなんだよなァ…と思いました。

攻めが電波で、世界征服をたくらんでて、学校で恐れられている。
受けはめちゃくちゃ可愛くて、攻めを見たときに怖くてドキドキしたんだけど、「これは恋のドキドキだ!」って勘違い(?)して突っ走っていく。
有名なつり橋理論をネタにしてるんですが、それを説明するかのようなポエムがちょくちょく挟みこまれてるのも、ナンダカナァって感じでした。
なんか寒いぞ、みたいな。

つまり私にはとことん合わなかったということです。
スイマセン。

0

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