表題作 負け犬のなんでも屋

高橋遼一 → 池田秀一

中川幹彦 → 関俊彦

その他キャラ
柳瀬敦[森久保祥太郎]/ 森田寅次郎[岩田光央]

あらすじ

「リストランテ柳瀬」を改装もせずにそのまま使って「なんでも屋ナンデモアリ」を始めた三人。負け犬三人組の明日はどっちだ?! 今回は中川の視点で送るBLヒューマン・コメディ第二弾。

作品情報

作品名
負け犬のなんでも屋
原作
菅野彰 
作画
麻生海 
媒体
CD
作品演出・監督
渡会一仁
音楽
尾形真一郎
脚本
菅野彰
原画・イラスト
麻生海
オリジナル媒体
コミック
メーカー
角川書店〈CD〉
収録時間
101 分
枚数
2 枚
発売日
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

声も仕様も超豪華!

CD「負け犬の食卓」の続きですが、前作を聞いていなくてもそう支障はありません。コミック「負け犬のなんでも屋」の内容そのままです。

CD2枚組の豪華な声優陣に加え、書き下ろしSS、描き下ろしコミック、声優さんのコメントつきの贅沢な仕様です。CDジャケットだけでなくCD盤も描き下ろしイラストでした。これで当時3200円(税抜き)はお買い得としか言いようがありません。

最初は中川の声は関さんでは低すぎるのでは、と思ったのですが、あとの二人(柳瀬と森田)がちょっと高めなので、4人の会話を聞いているとちょうど良いバランスだと気がつきました。
中川(関さん)を凌駕する高橋(池田さん)の声、どんなんだろうと思って聞いたところ…渋くて素敵なのに、高橋だから面白い。見事です!
その他にも、早口言葉をする三人(うち一人は見事な噛みっぷり)が面白くて爆笑しましたし、他にも笑いどころ満載でした。

コミック「負け犬のなんでも屋」を気に入った方は必聴です!コミックではどたばたした印象でしたが、CDは音の分、もう少し落ち着いた感じはしています。でもコミックの雰囲気そのままです。

コミックも小説も読んだことのない方も、面白いのでお勧めです。でもBL的ラブはあんまり期待してはいけません。あとエロは皆無です(笑)。


書き下ろしショートストーリー「愛を知るひと。」
コミック「負け犬のなんでも屋」のその後です。愛を失うのが怖い中川は、自由奔放な高橋に「約束」が欲しいと言い出せず…。
小説もそうですが、なんとなく詩的な、哲学的な書きぶりです。頭で難しいことを考えず、身体ごとどどーんとぶつかって行けばいいのに、なかなかじれったい話でした。

描き下ろしコミック「何でも屋の日々」
ドンジャラする柳瀬と森田、ステテコ姿で酒のむ高橋、熱中してピアノを弾く中川を見て、訪れた客が帰ってしまい、経営はダメだろうなぁという内容でした。やけにスネ毛押しに笑いました。

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