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表題作なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 1

森田寅次郎 22歳 酒屋の息子&受とは 幼馴染 高橋遼一 作曲家
柳瀬敦 22歳 シェフの息子&攻とは幼馴染 中川幹彦28歳 元作曲家

あらすじ

父の代までは、常連で賑わった下町のリストランテ。
だが店主兼シェフが次男の敦に代わってから、いつしか客足は遠のき、店には閑古鳥が鳴く始末。
幼なじみの寅次郎に夜、賄いのナポリタンを食わせる以外は、客といえば日々高額のワインを開けランチとディナーを食べて行く謎のスーツの男だけ。
店の財政は火の車、借金の取り立てもシャレですまなくなる。
だがなぜか、その謎の男中川が借金を返済すると言い出し…。

作品情報

作品名
なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 1
著者
菅野彰 
イラスト
麻生海 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403521157
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

動き出すのはこれから

 まだBLにはなっていない話。

 敦は父の死と共に、父が作ったリストランテを引き継いだけれど、お客さんがすっかり減り、閑古鳥が鳴いているありさまだった。
 潰れる直前のその店に、昼夜のコースを食べにくるちょっと変わった男。
 高額のワインを頼み、年間で三千万を使う男――
 けれど、一言も男と一言も会話をしたことはない。

 店の財政はどんどん悪くなっていき、いよいよ店を閉めようかという気持ちが、敦の中に湧いてきた。
 しかし、たった一人の客である男を無視できなくて――

 という話でした。
 下町のリストランテの料理のうまくないシェフのお話で。
 そこに集まってきたのは、料理のできないシェフ、元四番バッター、ピアニストのなりそこないの3人。
 今回の話は、それぞれがそれぞれの挫折を話して、ではこの3人で何かを始めよう! というところまでで終わっています。

 タイトルに「1」って書いてあるので、動き出すのはこれからなので、評価はそこからかな? という感じでした。
 楽しみに続きを読みます。

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