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なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 2

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表題作なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 2

森田寅次郎 22歳 酒屋の息子&受とは 幼馴染 高橋遼一 作曲家
柳瀬敦 22歳 シェフの息子&攻とは幼馴染 中川幹彦28歳 元作曲家

あらすじ

中川が世を拗ねてしまったのは多分に最初の妻と二番目の妻のせいだった。
その恐るべき最初の妻・馨からなんでも屋『ナンデモアリ』に依頼が舞い込む。
それは馨の詞に曲をつけること。
中川は、寅次郎たちにある男へその話を持って行かせる。
中川が音楽をあきらめる原因となった、中川を打ちのめすほどの才能を持った男・高橋。
どんな枠にもはまらないこの自由な男は、再会した中川を「一夜の恋人よ」と呼ぶのだった。


作品情報

作品名
なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 2
著者
菅野彰 
イラスト
麻生海 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403521164
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

中途半端な終わり

 小説版はここで終わりだったんですが、ちょっと中途半端で終わってしまいました。

 そもそもこの小説は「ドラマCDの原作として書かれた」というちょっとイレギュラーな話だったと確認して、ちょっと納得しました。

 物語は「なんでも屋なんでもアリ」を開業してからの3人の物語。
 とりあえず、レーベルがBLメインのところだったので、私のブクログはこのカテゴリで放り込んだけど、恋愛要素は特にない……? ないんじゃないかな……。私的にはないかな。

 いや、好きだのなんだの叫ぶ、強烈なキャラクターは出てきたんですが、「それは本当に私たちの思う色恋なのか……?」と疑ってしまうような、常識外れのキャラクターの叫びだったので、私的には“まだ”恋愛ものだと認識できていない……。
 しかし、ここからの先の話がないので、この”まだ”は一生昇華されずに”まだ”のままなんだな……と思うと、なかなかに読んだのを後悔させられますね。
 未完の作品ほど、罪な作品はないと思ってるんだ……

 でもまあ、この本は、コミック版もあるようなので、もしかしたらもしかするとこの”まだ”も解消されるのかもしれませんが、私は小説が好きなので、読まないかな……

 ちょっと変わった成り立ちの、変わった本の話でした。

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