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石田彰さん出演作品では、『銀の鎮魂歌』以来、イイ!と思いました。
あと、苦手な小杉さんがぜんぜん苦にならなかったです。低すぎない。いつもこのぐらいの声ならいいのになー。
ドラマCDとしては脚本の作り方が異質だと思います。
モノローグでの説明がやたら多いのだ。
それが苦手だという方でも、この作品なら大丈夫だと思う。
ていうか、この作品でモノローグの良さに目覚めるんじゃないかなと思う。
そのぐらいモノローグの多用が生きてる作品だったので。
ストーリーは、地味ながらしっかりしてます。
親に捨てられてトゲだらけの喋り方しかできなかった少年が、懐の深い大人に出会ってじわじわと癒されていく。じわじわなのにテンポよく感じるのは、ストーリー運びが上手いからだ。
あとモノローグだらけの濡れ場のエロさが異常。
石田さんの声で、すぼまりがうんたらかんたらとか、いちいち説明されるからもうもう恥ずかしくて死にそうになりました。
「エロい…エロい…エロい…」とひたすら呟いてたのは耐えがたさを耐えしのぶため。萌えて叫びそうな自分をおさえるため。道路を歩きながら呟いてる私は変人まっしぐらです。
モノローグの隙間に挟みこまれる喘ぎ声もいいなぁ。
もう二度とこんな作品は作られないんだろうな。
同じ原作でも、いま作ればまったく違う脚本になると思う。
聴く価値アリまくりです。
いろんな形を模索してたんであろう昔の作品、当たると新鮮で異常に面白い。(ハズレもありますがw)