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aishiteruto iuki wa nai
原作未読。前CDにあたる「さよならを言う気はない」は聞きました。相変わらず質の高いCDに仕上がっていてほっとした。
天海の弟にあたる泰智が持ってきた依頼により、物語は動き出す。
前CDを経てようやく互いを「恋人」として見るようになった天海と陣内。陣内は天海とのこれからを本気で前向きに見据えているけど、天海は陣内との恋愛をどこか刹那的に考えている。
泰智の登場で、父親の一件がなければ天海は、弟思いの優しくて素敵なお兄さんでい続けるはずだったんだろうなと思った。
本当の家族なのに「家族ごっこ」と言い切ってしまうところで、極道で生きると決めた天海の意思の強さを痛感する。
それでも未だに亡霊のように自身に纏わり付く過去を捨てきれないでいて、そこが天海の弱さを作っているんだろうなという気がした。
我那覇は蛇のような男で、諏訪部さんの演技に鳥肌が立った。
天海が言った「ろくでもない人生」の中ではきっと、陣内が唯一の光だった。たったそれだけを後生大事にして生きてきた天海の心情を思うと、本当に胸が痛くなる。
濡れ場シーンは前作に比べると糖分多め。小野さんの男臭くて野獣っぽい喘ぎがたまりません。そこに悶えると同時に、物凄く切ないシーンでもあった。
天海はとても不安定な男だけど、陣内はそれを包み込めるくらい器がてかくて意思の強い人間なので、この先天海が陣内との関係に不安を感じたり苦しくなったりすることはあるかもしれないけど、きっと大丈夫だと思えた。
最後の天海の台詞がいいですね。フリートークがないぶん、凄く心地良い余韻を残してくれる。
最後の最後まで手を抜かない丁寧に作りになっていた。
ああもうああもうああもう!
『さよならを言う気はない』の続編ですが、やっぱり小野さんの天海が最高でした。
繊細にして凶暴な誘い受け(襲い受け)の天海。
なんでこんなにはまり役なんだ!!
「こら!俺に乗るんじゃない!」と陣内(森川さん)を慌てさせながら、襲ってる小野さんにクラクラしました。
「バカやろう。日本でイヴといえば恋人たちがはりきってセックスに励む日だ。今頃日本中のホテルが揺れてるぞ」
「これ、俺のもんだよな」「ああ、お前のものだ」
「だったらさっさとくれよ。俺のここにしっかりはめてくれ。陣内、はやく。お前のにむしゃぶりつきたくて、ここがうずいてしょうがねぇんだ。見えるだろ」
「そういう誘い方はやめろって言っただろ。抑えがきかなくなるんだよ。クソッ、いくぞ」
ここからの声にならない小野さんの喘ぎ声が、やらしくて男らしくて最高です。
陣内が、陣内が、天海にムシャムシャ食われまくってるー!(o≧∇≦)o
といっても濡れ場は多くありません。
特筆すべきは我那覇です。
原作では、主役を食ってしまうほどの存在感を見せた、ド変態の我那覇。
ド変態vsド淫乱(天海)、濡れ場はありませんが、会話だけでハブとマングースを堪能できました。
ああ、でもやっぱ、二枚組でがっつり聴きたかったなァ。
大好きでたまらない作品だからこそ、そう思う。
としか、もう、感想はございませぬ。
お話そのものが面白いので、気付いたら絡みシーン削って、ストーリー押し込む時間稼いでないか? って気がするけど、そんなこともが全然気にならないほど、
普通にしゃべっていても、我那覇が変態でエロい。
もうそれだけで、、お腹一杯になっちゃうので、陣内×天海の絡みシーンは省略でも別に問題ない。
最後の台詞が
○○○○
で、余韻を持って終わって
コレは、最後にフリトとかついてなくて正解
恋が叶ったあとの未来を想像できず、不安に怯えてしまう天海に感情移入。
好きな気持ちと信頼してるかどうかは別だし、陣内の正しさから逃げたくなるのもわかる。
そんな面倒臭い天海に体張って愛情を示した陣内は、わざと尻に敷かれてあげてるいい旦那だと思います。
年の功ともいえるかも?
森川さんのお芝居素敵でした。
ただ前作でも思ったけど…小野さんと天海のキャラクターが自分的には合っていない気がします。
声に好青年のイメージがあるせいかな?