「おまえなんかクビだ!!」「いいから黙って守られてろ!!」

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表題作野蛮な守護者

榊瑛士
ボディーガード
秋津川沙月
20歳,何者かに命を狙われてるお坊ちゃん

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

秋津川家の若き当主・沙月に脅迫状が届いた。その警護を任されたのは、腕利きと評判の榊だったが、粗野で飄々とした態度は沙月の反感を買ってばかり。しかし、豪奢なパーティーの夜、二人きりで踊ることになったワルツは、沙月の心を騒がせて…!? 一方榊は、沙月の健気で凛とした純粋さに惹かれる欲に抵抗するが、震えながら縋る沙月の愛おしさに、ゆっくりと押し倒してしまう。何度も唇を重ね、頑なだった沙月の心も榊の指に溶かされて…。

作品情報

作品名
野蛮な守護者
著者
神奈木智 
イラスト
金ひかる 
媒体
小説
出版社
ワンツーマガジン社
レーベル
アルルノベルス
発売日
ISBN
9784862961594
3.5

(2)

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萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

良かったです!

私が神奈木智さんの小説を読むのはこれで二冊目。
前読んだ作品の題名は忘れたけど、
その時は正直微妙…と思った記憶があります。
しかし今回の新作を読んで評価が変わりました。

この「野蛮な守護者」は実に読みやすくて面白かった!

受けの、お坊ちゃんの、プライドは高いがまだ頼りないところのある性格、
攻めの、ヤクザ者のような態度だけど、実は優しくて男らしい性格、
どちらも大好きです。

二人の何気ない会話は、一見、悪口の応酬ともとれますが、
お互いに対する興味が垣間見えて、
読んでいて飽きませんでした。
これぞツンデレ、守られてしかるべき女王様受けといった感じでした。

命を狙われている話なので、全体的にはややシリアスめなトーン。
しかし、ワルツを踊るシーンではとても甘いムードが漂いうっとりします!
その場面では、普段は無精髭の攻めも、ちゃんと正装してきます。
ギャップがステキなのです☆

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