花嫁最愛

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表題作甘い蜜の束縛

大学院講師・武満秋良 
高校生・碓井瑞葉 18歳

同時収録作品甘いみじゅの束縛

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

事故で記憶を失った瑞葉は、夫である秋良の深すぎる愛情を受け、甘い新婚生活を送っていた。そんなある日、父の命令でフランス人の会社会長・ユーリを接待するために振袖を着た瑞葉は、彼に愛を囁かれる。秋良には言えず秘密にしていた瑞葉は、再び訪れたパーティ会場で思いがけない姿を目撃する。
「他の男を誘惑するお転婆な妻には、罰を与えなくてはいけないね」浮気を疑われた瑞葉は、穏やかに微笑む秋良に連れられ、皮肉にも初夜を迎えたスイートルームで、淫らなお仕置きをされてしまい――!?
(出版社より)

作品情報

作品名
甘い蜜の束縛
著者
弓月あや 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
シリーズ
甘い蜜の褥
発売日
ISBN
9784773099782
3

(6)

(2)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
16
評価数
6
平均
3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

ヤンデレにいさま読み納め

甘い蜜シリーズ3作め。

記憶が戻らないまま、秋良に愛され静かに日々を送っていた瑞葉にささやかな事件が起きます。
父の友人に頼み込まれて振袖姿でパーティーに出席したこと。
フランス人のユーリはその可憐な姿に一目で心を奪われ熱心に言い寄りますが、瑞葉は「自分には運命の人がいる」とキッパリとお断り。
何となく秋良に告げることができないまま、華やかに着飾って再度パーティーに出席したところ、正装姿の秋良と出くわしてしまい、お仕置きが始まりますが、そこは2人が初夜を迎えた豪華なスイートルーム。
瑞葉の体はもう秋良にいさまによって開発されてますから、全身これ性感帯ww
乳首だけでイッたり、挿入だけでイッたり。

秋良との熱い夜が脳裏に焼き付いてしまった瑞葉は、授業どころではなくコソコソと早退します。
その帰り道に偶然ユーリと出会い、彼の悲しい半生を聞き同情しつつも、やはり秋良とは離れられないと丁重に謝った時、誰かに頭を殴られて誘拐されてしまいました。
瑞葉を攫ったのは、パーティーでユーリに罵声を浴びせて瑞葉に叱り付けられた男。
何とか隙を見付けて車から飛び降りましたが、その衝撃で気を失いました。
無事保護された瑞葉は状況が全く掴めず、誘拐された事実もわかりません。
記憶を失っていたことすらわからない瑞葉に、涙を流して喜ぶ秋良にいさま。

瑞葉は記憶を取り戻した代わりにその数ヶ月の記憶を失ったので、ユーリのことも覚えていません。
淋しげに帰国したユーリに多少胸は痛むけれど、秋良にいさまの嫉妬がもの凄い。
ユーリはなかなかしつこいので、その後も部屋いっぱいにカトレアの花を贈ってきたりしましたが、一晩飾られただけで、急きょカトレアアレルギーになった秋良に捨てられてしまいましたwww

タイトルの『束縛』というのは秋良の瑞葉に対する束縛だと思っていましたが、結婚式での誓いの言葉『死が二人を分かつまで』の甘い永遠の束縛のことだったんですねー。

シリアスで重くて暗い雰囲気の1・2作に比べると、本作品はただただ甘い。

これでしれっと真顔でトンチキなことをのたまう秋良にいさまとお別れかと思うと少し淋しいです。
どうかどうか、2人の未来が穏やかで幸せなものでありますように…

3

秋良の嫉妬が面白い

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①甘い蜜の褥 姉の身代わりとして花嫁になる
②甘い蜜の記憶 瑞葉が事故に遭い、二年間の記憶を失う。
③甘い蜜の束縛 姉も結婚、瑞葉は秋良に浮気を疑われる出来事が起きる

連作を一気に読みました。
行き違いやすれ違いで、瑞葉が焼きもちを焼かれて束縛される。

瑞葉は年連が増すごとに美貌に磨きがかかっていく。
秋良の焼きもち焼きは、ますますエスカレートしていくのは年齢差があるのと、愛が深すぎる反動だから、仕方無いかも。
面白かった。

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