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表題作 俎上の鯉は二度跳ねる

今ヶ瀬渉 → 遊佐浩二

大伴恭一 → 中村悠一

リバ有
その他キャラ
岡村たまき[斎藤千和]/ 野上美奈子[日笠陽子]/ 柳田常務[高岡瓶々]/ 恭一の父[金光宣明]

あらすじ

Tiara大人気の「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編が登場!
しかも二か月連続のリリース決定!
欲望を素直に感情をあらわにしぶつけ合う二人の想いが、時には抉るような言葉でつづられ心理描写を細かに描いた作品です。
(発売会社より)

妻と離婚した恭一。だが、今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされてゆく日々。ところげ、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…!?(ブックレットより転記)

作品情報

作品名
俎上の鯉は二度跳ねる(1)
著者
水城せとな 
媒体
CD
作品演出・監督
亀山俊樹
音楽
中川孝
脚本
原円音
オリジナル媒体
コミック
メーカー
ランティス
シリーズ
窮鼠はチーズの夢を見る
収録時間
74 分
枚数
1 枚
ふろく
なし
パッケージ発売日
JANコード
4540774509836
4.4

(51)

(34)

萌々

(10)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
228
評価数
51
平均
4.4 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数9

遊佐さんの演技に感服

すごく評価に迷ったけど、「そう何度もリピートする作品か?」(否、本編は辛すぎて私にはムリだ、、)という所と、笑えるシーンが前作のノリと比べてしまうとあと一歩だったということで、1点減らしました。

この一枚は遊佐さんの独壇場。凄いよ。
とんでもないヤツなのに、すごく可愛いんだ。そして気持ちが同調できてしまう。
私ははっきりいってすぐ泣いちゃう人物はあまり好きではないです。
でも原作でも不思議なくらい今ヶ瀬はイヤじゃなかった。
このCDでもぜんぜんイヤじゃなかった。むしろ彼のキツさ、恭一への思いの深さを思って、原作以上に気持ちが彼に向いてしまいました。

端から見てしまえば、ノンケをゲイの世界に引きずり込んだ挙句、辛くなったから逃げたことになるけれど、性癖ってそう易々変われるものじゃないことを、今ヶ瀬は身に染みて解っていたのだと思う。
いつ捨てられるか解からない関係なんて、キツイものでしかない。
よくぞ半年持ったというべきか。
泣きながらの恭一を抱いている今ヶ瀬が、切なくて切なくて。

そして最後の最後の、やっと今ヶ瀬に対する想いを認められた恭一にも。
この作品では割合中村さんは大人しい演技だったと思います。でも、最後にやられた。

彼らの関係って「今ヶ瀬を重い」と思わない恭一だからこそなんだと思うんですよ。
非常にキィとなるシーンがここにあると思います。


BGMは前作より格段に良くなっていると思いますし、煩さも減ったと思います。
これでもし『鼠、袋小路で考える』を入れてくれたりしたら、完璧だったんですけどね。『黒猫、あくびをする』だけでも、とことん笑えるのだが!!!
どうせなら恭一と今ヶ瀬の脳内思考を対にして入れてくれたら、、と心残りに思いました。

3

ゆ…遊佐さん…!!!

もう勘弁してくださいよー!!!
今ヶ瀬=遊佐さんでしかない!って改めて思いました!!

今ヶ瀬の妄想トラック、可愛いかった…。
結婚したら週一でも最低三時間は愛して欲しいとかw
あのテンションの高さが良かったなぁ。
シリアス気味の原作なので、こういう面が効いてくるというか。

そしてこのCDで最高なのがリバ!!!!!
もう、全然違和感ないんですよ。
今ヶ瀬が恭一に実はそっちも意識的に仕込んでいたっていうのが激ツボ!!w

恭一の携帯のロックが今ヶ瀬の誕生日で、
それにキレる今ヶ瀬、愛おしいな…。
だって、恭一がたまきのメールをそれで隠すなんて、
喜んでいいのか悪いのか、ですもん。
でもそこで今ヶ瀬は潮時だなんて言っちゃって…ぐああああ、しんどい!!

ここでもやはり恭一に感情移入は出来ず…。
なんで今ヶ瀬はそこまで夢中に!?という感想です。

あーんど、やはりたまきは……。
すみません。腐ってるもんで、「ごぁぁぁぁ!」になっちゃいました。
だから原作コミックスも今まで読み返せなかったんだな…。

なにはともあれ、遊佐さんが最高!!!!でした。


3

え、え、えー!?そうか「調教」の賜物か…。

最近のBLで何が嫌かって、やっぱり世間的にはよろしくない同性愛と自分の社会的地位の間で葛藤するキャラが少ないってことなんです、ワタクシ的には!

これはそういうワタクシにはうってつけのドラマCDでございました。
原作未読です。
で、腐友からのプレゼントです。
最初はよくありがちな押しかけゲイ女房と、フラフラ流されてしまうノンケの物語かと思っていたら、ゲイ女房は期限付きで離れようとする、そして失ってからわかる愛に打ちひしがれるノンケ、うわっ、わかっちゃいるけどヤラれるんだな、こういうの…。

最初は年下の攻×年上の流され侍受でエッチも進行していくわけですが、
圧巻はその立場が逆になるリバシーンですね。
え、なんだこれ?変に萌えるぞこのリバシーン!
そうか、受身の立場を味あわせることで攻めさせるとw 計算づくだったわけですね。
このリバがありえないぐらい自然で、気負いがない――んで、異様にエロい(笑)。

もう一つはBLには珍しいヘテロセックスシーンですね。
いやー、ワタクシはたまきが大好きです。かわいくてかわいくてしょうがない!…って、あれ?たまきって女の子だろ、BLドラマで女の子に惚れてどうする!?と自己ツッコミしたくなったが、なぜか一番共感できるキャラです。
☆三つにしたのは、この続編でどうスライドしていくか、見届けたいから。
続編がなんだかなぁーってパターン、よくありがちですから。

3

文句なく神です

数あるBLの中で一番好きな作品です。
この作品、色んな角度から味わい、味わうたびに見方も変わっていくわけですが、そのたび強くなるのは、

恭一が好きだ…!!

という気持ち。
すごい私のタイプだ。
最初に結婚したのが元嫁タイプの女じゃなくてたまきだったら、きっと彼はいい夫になったしいいパパになったと思うんだ。元嫁はキャラとしてはかなり好きなんだけど、恭一とは合わなかったなと思うし。
恭一は流され侍だけど、根本的には誠実だと思う。そして、今ヶ瀬も言ってたけど、本当に優しい。今ヶ瀬はさ、大学の頃はただカッコいいだけで恭一を好きだったんだろうけど、再会して深く付き合うようになって、彼のこの底流にある優しさにメロメロになったんだろうなと思います。
恭一の優しさはリアルだし、なにより柔軟なのだ。
柔軟さのないストレートな優しさを持つ男が好まれるBL界であったりもするけど(リバーシブルだけど、ポジション的には攻めだと思う)、彼の優しさにはリアリティがある。情がある。
それに比べると今ヶ瀬の愛情は独りよがりだし柔軟さに欠けるんだよね。
ただ今ヶ瀬は頭がいいので、そんな自分自身を十二分に自覚してて、計算して柔軟さを演出することならできるのだ。
できるんだけど、それは理性の部分でやってることだから、日々の暮らしのなかで少しずつ磨り減っていってしまう。
たまきのメールの件はきっかけに過ぎないというの、まさにその通りだと思った。
唐突のように見える別れだけど、それ以前の穏やかな半同棲生活のなかで、すでに今ヶ瀬はギリギリまですり減ってたんだよなぁと。
今ヶ瀬の必死さ、なんでこんなに可愛くて愛しいんだろ。
水城せとなさんのキャラづくり、上手すぎるよ。

あと、CD化に当たって一番気になってたのはたまきの声なんですが、可愛くて良かったです。
申し訳ないけど『窮鼠~』の唯一にして最強の不満が、当て馬の女性の声がオバチャンにしか聴こえなかった部分だったもんで、たまきが可愛かったことがホントに嬉しかったw
さらに言うと私、この作品を読めば読むほど(聴けば聴くほど)たまきが好きになってきちゃった。
目の前で惚れた男が弱ったところを見せて泣いてたら、そりゃあつけこむさ。
好きだからといってたまきを応援するわけじゃないんだけど。ふつうに「チッ、邪魔なんだよ、たまきよぅ」と思っちゃうわけなんだけど。
だって、やっぱ私、腐女子ですからw

2に続く。

3

ようやく聴けました(ノД`)・゜・。
やっぱり心臓に悪いよ。第一声から胸がキューキューいっちゃったよ。
お話は、甘い同棲生活から別れまでを描いたところですね。
思い入れのある作品ってやっぱりどうしても思い入れがあるわけで。
アニメだとかCDだとかになると、どうしてもイメージが違う!
ってなっちゃったりするんだけど、今回は素直に聞けました。
凄いね。凄いよ。
原作で先を知っていてもドキドキしてしまうこの気持ちがやるせない。
カップルな二人。
自分の気持ちが「好き」なのかはっきり言葉にできない恭一。
でも、今の自分を普通じゃないとわかっていながらも、今ヶ瀬といる自分が心地よいと感じ、今ヶ瀬を可愛いと思う。
今ヶ瀬と同じくらい愛せてやれるのか。そんな葛藤が見えたのがすごく良かった。聴き終わったいま、コミックスが読み返したくてしょうがない衝動まんまんであります。
ですけど、その甘い空間もあっというま。
今ヶ瀬もこうしてみると、突然のわかれ話~に見えるな~とちょっとかんじました。やっぱり画に見えない部分がそうさせてるのかな~と。
間のもっていきかたにもう少し工夫があってもよかったかも。
や、不満というわけではなく・・・・

離れてから、ようやく自分の気持ちに気づく恭一。
このシーン凄く好きだった。
泣きのシーン。
ん~。。
というわけで、次回に続き。です。
やっぱり1・2そろってから聴いたのは正解ですね。
もやもやしてショーがない

2

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