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原作は未読なので、比べてどうの~というのがわからない分楽しめたのかなと、ほかのかたがたの感想を読んで思いました。
お話は、高校時代には言葉を交わしたことのないクラスメイトと再会から始まるお話。
無難に大学を卒業し、無難に就職。結婚をするも長続きせず。
今は便利屋を細々とやている。そんな日常から、言葉を発しなかったクラスメイト。しかし強烈な印象をも持っていた相手。久しぶりに再会したらおそろしく雰囲気かわってて~な流れですね。
仕事と相手との生活をメインで描いたお話なので、ほのぼの系?と思ったんですが、個人的には、絵柄とキャラクターがすごく好きでした。
ユギさんの絵柄がすごく好きで、この二人で非BLというのがなにより切ないところだったり。
目覚めないと思っても二人がいつか・・と思ってしまうのは、脳内病んでる証拠でしょうか(笑
チワワの小さな頭を足でグリグリする行天が何気にツボ
それに振り回される攻・・・じゃなかった・・多田さんが何気にツボ
久しぶりに、ユギさんのガッツリBLな漫画が読みたいなぁ
原作とびっくりするくらい違和感のないコミカライズだと思います。
我らが腐女子リーダー(でも普段はせいぜい匂い系止まりの_月魚をどう判断するかは難しいところだけど)しをんさんと、BLマンガ界のストーリーテラーユギさんのコラボ。
こんな豪華でいいのかしら、こんなに幸せでいいのかしら。
東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田の元に転がり込んできた、かつての同級生行天。かつて誰とも口を聞かなかった行天は不思議な進化を遂げており……突拍子もない言動や行動に振り回される多田の元には、今日も少し変わった依頼がとぎれない。
多田はいい感じにおっさんだし、行天は妙に麗しいし、なんかもうにやにやが止まらないのですが。
作中の小ネタの回収率も素晴らしいです。
これから出てくるキャラクターや続きがなんとも楽しみなシリーズです。
やはり絵の力でしょうか、ユギさんのコミック版が一番色っぽい。
原作もコミックも完全に非BLではあるんですけど、多田のくたびれ加減や、行天の崩れた感じが、得も言われぬ、そこはかとない危ないエロスを醸し出していて絶妙です。
原作もおもしろかったけど、ユギさんの絵がより原作の魅力を増強した感じ。
それに引き替え映画版は、、、、。
配役がああなので、かなり期待して見に行ったのですが、BL的な雰囲気をあまりにもあからさまに拒もうとするあまり、かえってアンバランスに感じて、
せっかくのキャスティングがあまり活かされてなかったように感じました。
ただそこにいるだけで、別に何もなくてもエロい魅力が出せるはずの俳優さんなのに、そこまでエロさ封印しなくてもいいのにってちょっと残念だった。
なんて豪華なコラボなんでしょうか!
主役二人がどちらも好きなキャラクターだったので、
はまって何度か読み返した作品でした。
しかしこちらの作品、BLと言っていいのでしょうか?
におい系というジャンルと言ってもいいんじゃないかしら。
原作も好みだったし、ユギ先生大好きだし、懐も暖かかったので購入。
ヒューマンコメディとして面白くコミカライズされていると思いました。
原作からかけ離れて暴走することもなく、漫画と原作の距離感が丁度良かったです。
(暴走しているのはルルの化粧くらいでしょう)
山田ユギ先生の、人物の表現力があってこそ。
ビジュアルも立ち回りも主役級ではないキャラクターこそ生き生きと描かれていて、これがユギ先生の魅力だよなあと思いました。
「おひっこし?」が好きな人なら楽しめるかと思います。
端からBLと期待して読んでしまうとがっかりしてしまう危険性大です。
この作品は確かに、腐女子として名高い(?)しをんさん原作で、しかし非BL、なのに作画は山田ユギ先生、という、ちょっと微妙な位置にある作品です。
しかし、BLに発展させる妄想の余白は用意されいるので、この作品をBLと取ることは不可能ではないですし、勿論、非BLとしてエンタテイメントとして楽しめる内容でもあります。
私の提案としては、BLと非BLの中間地点にある作品として、楽しむのもありなんじゃないかと。腐女子という存在が大分明るみに出て、世間で色々いじってもらえるようになったので、これから、こういう中間地点的な作品がもっと増えると思うんですよね。BL、非BLという括りで捉えないことも、ひとつの括りなのかなと、思いました。
余談ですが、私はまほろのモデルになった都市の近所に住んでいるので、ユギ先生の漫画で、自分の知っている街の景色がそこここに描き込まれているのがすごく嬉しかったです。
同郷の漫画家さんが、地元を舞台に描いていらっしゃる作品は何点か知っているのですが、全く出身地が別の漫画家さんが自分のよく知る町を舞台に漫画を描いてらっしゃるっていうのが、すごく新鮮でした。