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シリアスなお話で、マフィアの恐いかんじとかしっかり表現してあるな、とかんじました。それだけに、タケルの非現実的な行動の数々が気になってしまいました。タケルの短慮な行動に最初はイライラし、途中からあきれてしまって、世界観台無しです。物語に入っていけません。
タケルの行動として気になったものをいくつかあげると
①大学受験に2度も失敗してウサ晴らしにNY(もっと危機感持とうよ。来年も失敗しちゃうよ。息抜きも必要だとは思うがNYまで旅行する余裕はないと思う)
②NYでひったくりを追いかける(普通に銃持っている人がいる国でそんなことしたら殺されちゃうかもよ)
③一度日本に帰って来たが、またレイとNYに行く(だから本当に来年も浪人しちゃうよ)
その他にも私的に気になる行動が多々ありました。②はその後、レイと運命的に会うきっかけになるし、③もタケルの本当の父親に会うことになるすごくいいシーンへと続いていくのですが、いいシーンに行くまでの段階でおかしいだろと思ってしまい、テンションが下がってしまって・・・
ギャグを織り交ぜた作品や明らかに非現実的な作品ならおかしいところがあっても流せるのですが、現実味があるかんじに作られた作品なので、気になって仕方ありませんでした。
私はタケルがどうしても気になってしまいダメでしたが、そこが気にならなければ、他のキャラは魅力的だし、ストーリーもいいです。この話をおもしろいと感じるかどうかはタケルを受け入れられるかどうかにかかっている気がします。
あともう1つ入っていた短編は、幼馴染の医者の話です。こちらは楽しく読めました。兎オトコ虎オトコのかんじが好きな人はきっと気に入るはずです。
さすが本間アキラ先生!
良かったです。
表題作は、マフィア×隠し子のお話でした。
少しぽややんな受けと、攻めの涙にズッキュンw
どっちも可愛かったw
ホントは神作品にしたい!
けど、萌え作品なのは、すこーしだけ、お互いが思いを寄せるきっかけみたいなのが薄かった気がして、いつの間に?みたいなかんじがしちゃいまいした。
でも、後の医者の話とかも可愛くて、総合的に萌えでした。
マフィアにスリーピースのスーツ…良い!!
泣いている姿も決まっております。
それ以上にカッコいいのは、レイの回想に出てきた、若かりしボス…!!w
たった1コマなのに、ボス!!w
描き下ろしペーパーは、マフィアの弱点w
笑いましたw
あれは、涙のうちに入らないのかな?w
もう1本は先生お得意?のお医者さん同士。
好きなコはイジメちゃうってお話。
一途なやつは、なんでこうも憎めないんでしょう。
幼なじみ、良いじゃない!!w
とりあえず最後まで読んで、ストーリーは凄く良いと思うんです。
ですが……「こんなに好きになったのに」←この台詞で冷めました。
え?いつそんなに好きになったの?って、思ってしまったやん。
だって二人が出会って、まだ3日も経ってないんじゃないのかい?
ウケ君がマフィアの攻めを「こんなに」好きになるまでが少々強引じゃねぇかい?
ご飯を食べない猟犬(主人にしか懐いていない)に、猟犬と同じようにご飯を食べない攻めをなぞらえて、無謀にもその檻に入ってご飯を与えようとするシーンがあるんです。
一歩間違えば命の危機。なぜそこまで出来る?
二人が出会って、まだ3日も経ってないんじゃないか?
だから、いつそんなに好きになったんだよ?って思ってしまうんだよー。
それだけが唯一、私が受け入れられないところです。
それが冒頭にあったもんだから、なんだかんだとローテンションまま読み終えました。
強引&都合の良い展開も、運命と呼んでしまえば済んでしまうことなんですが、私には駄目だったー。
私にはちょっと許せなかった部分もあるけど、ストーリーは凝ってるし、読み応えもある。
面白い作品です。
