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表題作熱情と欲望のゆくえ(1)

桐谷沓吾・外科医・有森の2つ上
有森睦美・外科医

あらすじ

「先生の声が聞きたい。声が聞きたい・・・」
度重なるストーキング行為に悩む若き美貌の青年医師・有森の前に、突如現れた謎の天才外科医・桐谷。
通勤電車内で痴漢から助けられたのをきっかけに、有森はクールで近寄りがたい桐谷にだんだんと心を開き始めるが、実は桐谷には秘められた過去と思惑があった・・・。
愛と欲望が渦巻くスリル&サスペンスボーイズラブ!
出版社より

作品情報

作品名
熱情と欲望のゆくえ(1)
著者
祐也 
作画
祐也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
ボーイズDUOセレクション
発売日
ISBN
9784396700010
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

スリル&サスペンス

かたや、美貌で将来を嘱望されている若手の外科医・有森。
(ワケアリの過去あり)
かたや、天才と呼ばれるクールな外科医・桐谷。

過去の事件と現在の事件、近寄りがたいオーラをまとう桐谷の不思議な優しさ、事件に翻弄されながらも気丈に振舞いつつ、桐谷を頼りにするようになる有森、そして、桐谷の不思議な行動。

大病院が舞台のサスペンス仕立てで、展開は王道と言っていいと思います。
2巻完結なので、桐谷が今後どのような正体を現すのか気になるところで終わっています。

医療事故やストーカー被害、人事への介入など、ドロドロとしたエピソードがいっぱいな上に、抗うどころか幸せを感じてしまうような有森の桐谷への気持ちに、大丈夫なのか?と心配もしたくなりました。

有森はいい人を貫き、桐谷は闇を引きずっているような、いまだ謎の存在で、この白と黒の二人がどうすれば次巻でハッピーエンドになるのかを考えてしまいました。

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全体的に中途半端

絵はやっぱり少女マンガっぽいですが、描きなれているなぁという感じでした。

お話の展開は、医療ミスものサスペンスとしての展開。

が、どうしても気になるところが。
医療関係としての設定が甘すぎる・・・
大きな病院だという設定の割に、消化器外科も心臓外科も全部ひっくるめて「外科」だし、あれだけ人数がいるのにたかだか3年目の立場があんなに上なわけはない。
グループ病院としても大学病院としてもありえない設定になっています。
そこを軸にしたサスペンスなのにちゃんと取材していない感がちょっと・・・。
恋愛?を優先するのか、サスペンス部分を優先するのか、中途半端だったのがもったいない。

漫画というツールの使い方はさすがにお上手です。
携帯コミックだったということなので、ちゃんと担当さんと話を詰めたり、というのがなかったのかなぁ・・・

この1巻ではまだ謎の部分の回収がないので、どこに着地するのか次に期待したいと思います。

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