世界は僕らのために(2)

詰め込み過ぎのような気もしますが

２５０ページ超えるボリュームたっぷりな1冊になっています。
シリーズ2冊目でコミックスではこれが完結編のようです（洋輔ｘレイのカップルについては小説が出ているようですが）。
前巻ではどのカップルもＨの絡みがなかったのですが、今回は描写は控えめですがベッドシーンが何回かあります。
4組もカップルが登場するのでそれぞれのカップルについて詳しく描写するのは難しいと思うのですが、今回は洋輔ｘレイの出番がほとんどないのが残念でした。
フォリカとキチェルについてもちょっと中途半端な感じで終わっている気がするし、少し詰め込み過ぎたかなという印象が拭えませんでした。
グレンとシファについては前後編でラストにお話が収録されているのですが、この2人がどうして惹かれあうようになったかについては私はいま一つよく分からないところがありました。
シファの過去については同情誘われるんですけどね…。
残るはメインカップルのアスリーｘ椿のカップルなんですが、このカップルは頑張ったかな。
しかし、椿の留学の理由が…なんか「そんなので留学する？」って理由でした…。
キラキラ乙女なほのぼのとした明るい作品なので、読みやすいと思います。